3流では困りますが、決して1流である必要はない、ブロガーズフェスティバルで話したことの文字起こしと加筆

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2013年10月20日に開催されたブロガーズフェスティバルでお話をしてきました。そもそもこのブログ自体、ほぼ告知と食べ物の話題で占められていて、代表的なブログ(ウェブサイト?)は2ヶ月も更新出来ていないという体たらくっぷりな状態で人前に立って話して良いものかという懸念もあったのですが、開き直って40分間話してまいりました。

ブロガーズフェスティバル

今回、テスト的に丸腰でフリートークをしてみたんですが、いやー、聞いて頂いた人は実感したと思いますがグダグダでしたね。

まぁ、何で手ぶらで行ったかというと、そもそも資料を作るのが面倒臭かった おそらく他の登壇者の方々が立派なスライドやプレゼン資料を作ってくるだろうと思ったのと、フェスティバルの名の通り「お祭り」なので、一人ぐらい適当なのが居ても良いだろうと自己判断したからです(ふ、普段はカッチリしたの作るんだぜ…)。

ですので会場にパソコンすら持ち込まず、しかもマイク無しの生声で喋ってきました。で、あの会場、飲食禁止なので40分間水なしマイク無しで話すって結構なチャレンジだなぁと思ったのですが、まぁお祭りなのでね←

ただ、セッションが終わってみてやはり自分自身でも言い忘れていることや、上手に伝えきれていない点を多々感じたので、覚えている範囲で話した内容の文字起こしと、追加説明をしていきたいと思います(結構、加筆修正してる感じです)。とは言っても急いで書いてるので誤字脱字乱文なのは生暖かい目で見守っていただきたく。

オープニング

昨日まで長野の戸隠に行っていました。今日話すネタも決まっていなかったので、日本有数の霊峰でもある戸隠でお祈りしたら「人前で話して喜ばれるたった3つの秘訣」とかが神様からお告げで降りてくると思っていましたが、まったく降りてこなかったので今日は自分の中に持っているお話をします。

ちなみに今回のセッションではブログのネタ探しや集客、アフィリエイト等を使った収益化、書籍関連と3つの内容がプログラムには書かれていましたが、そもそもみなさん何が聞きたいですか?手を上げてみてください。多い順に話していきたいと思います。

(見た感じブログ→収益化→書籍のような配分)

ではブログの話を最初にしていきましょう。ちなみに今日、僕が話す内容はこれが唯一の正解というわけではありません。僕の話した内容を一つのヒントとして、みなさんの中で噛み砕いて、自分自身に置き換えて利用方法を考えてみてください。

ブログ関連の話

何の話をしましょうかねぇ・・・。やっぱりブログを書いていて欲しいものって言ったらアクセス(ページビュー)数ですかね。では、最初に記事タイトルの話をします。

実は僕は、「◯◯をするために必要なたった一つのこと」や「魔法のような3つのテクニック」、7つ、11個、素数、素数…というのがあまり好きではありません。だから僕の書く記事のタイトルは書いてある内容そのままの場合がほとんどです。このようなテクニックや型も確かに使いこなせればアクセスアップに有効な手段なのですが、このやり方だけに固執してしまい、内容が追いついていない人も散見されます。

冗談のようですが「アクセスを劇的に増やすための7つのステップ」なんて記事タイトルなのに、内容的に6つしか入っていないとかってあるんですよ。それ、5と6って無理に分けたんじゃね?って感じです。

このように記事タイトルだけで読者を呼んできても、読んだ後にがっかり感を与えてしまうわけです。僕はブログで一番大切なものは見た目の数値ではなく、ファンを作ることだと思っています。言い換えると、あなたのブログを楽しみにしてくれるコミュニティを形成するということです。訪問者があなたの記事を読んで満足してくれれば、もう一度読みに来てくれる可能性があります。「いやー、面白かった」「役に立った」「この情報があってホント助かった」という感謝のレベルまで達していれば再訪の可能性はさらに高まります。でも逆に満足に達していなかったらどうなるでしょう?表面的なアクセスは増えるかもしれませんが、信用を生んでファンになってくれるでしょうか。

では訪問者が喜ぶ内容とはなんでしょうか。端的に言えばその人にとって価値の高い情報です。その価値ある情報はどこにあるか。それはみなさんの中にあります。好きなこと、得意なこと、それをわかりやすく明確に伝えることが重要です。ネタはあなたの中にしっかりと眠っています。それに気づき呼び起こしてください。サッカーが心底好きなのであれば、戦術論や子供への教え方などを書き綴ってもいいでしょう。キャンプが好きなのであればお薦めのキャンプ場情報やダッチオーブンの使い方を伝えてあげれば良いのです。読者が欲しいであろう情報を「察して」、適切な内容を提供する。これを続けることで確実にファンは増えていきます。

ネタに困っているというブロガーの話を聞いていると外から情報を得て、それを加工して投稿しているという人が多いです。何かを体験しに行って、それを情報として書くのであれば一度自分の内部で血肉になっているので良いかと思いますが、例えばYahoo!ニュース等で仕入れた情報を自分の解釈を加えて投稿するという人も多いです。これは価値を生んでいるでしょうか。生み出す価値の大きさが小さければ、他で読んだことのあるような内容であれば読者はファンになってはくれません。

価値の絶対量を増やすのは記事の量かもしれないですし、質かもしれません。アクセスが伸びない、ファンが増えないというのであれば、提供している「価値」がどこにあるかという点を考えてみると良いでしょう。

アクセス数の大小はブログを続けるモチベーションにも繋がるのでたしかに重要です。でも一件の感謝コメント、感想メールを頂くことだってとても大きなモチベーションになります。あなたの中にある情報を提供することでモニターの先の誰かが感謝する。このような関係を大切にしてみてはいかがでしょう。

あ、それと、それでもアクセスが集まらず、ファンが少ないなぁと感じたら、内容がニッチすぎるのかもしれません。その場合はまた別の得意なジャンルで始めるか、近隣のジャンルを付け加えて情報を増やしていくのも有りだと思います。例えばセパタクローの記事ばかり書いていてアクセスが集まらないのであれば、サッカーのことも書いてみたりしてね。

(ここから懇親会で話した関連する内容)

僕はテクニックが嫌いなのではなくて、そのテクニックを使いこなすだけの基礎体力も合わせて鍛えましょうと言っているだけなんですよ。例えば野球で、ピッチャーのフォームの癖を見抜くテクニックを得たとしても、基礎体力を鍛えていなければいざ盗塁しようと走りだしても足が遅いので余裕でアウトになります。下手したらアキレス腱を切ります。だから、基礎体力も合わせて鍛えましょうと言っているんです。確かにテクニックは即効性があるので、効果が見てわかりやすいです。でも基礎体力がついていれば、テクニックの効果は何倍にもなるんです。

(ここまで)

ブログを通じてあなたに対する信用を積み上げコミュニティをしっかりと作りましょう。というわけで、収益化の話に繋ぎます。

収益化関連の話

ブログで収益を上げるというと「アフィ乙」とかお金儲けに対するアレルギー反応がネット上では見られるのですが、僕は価値が提供できている人はそれに応じた収益を上げて良いと思ってます。別に清貧である必要なんてありません。

Google AdSenseでもアフィリエイトでも、はたまた自分の持っている情報をセミナーやコンサルで人に教えて収益化してもいいでしょう。提供している価値が大きければ大きな収益になるはずですし、小さければ少ないだけの話です。

ここで重要なのはブログのところで話した「信頼されているか」「コミュニティができているか」という点、そしてもう一つ「体現できているか」ということです。

まず「信頼」と「コミュニティ」についてですが、この2つは密接した関係にあります。基本的に信頼されていなければファンにはなってくれないですし、結果としてあなた(あなたのブログ)を中心としたコミュニティは形成されません。敢えてこの単語を使いますが「信者」を作ればいいのです。信用した人の紹介したものは「あの人のようになれるかも」という憧れや、「あの人がいうのであれば間違いない」という感覚でなどで買っていきます。一番見えやすい信者化はアップルのコミュニティです。スペックがどうだとか関係なく、新商品が発表されたら迷わず買っていきます。それが心地いいのです。コミュニティがしっかり構築されていれば売れないと言われるCDでも売れます。AKB48が代表的な事例ですが、彼女がリーダーとなりファンと一緒に楽しむコミュニティを形成しているから結果としてモノが売れるのです。

僕はまだ行ったこと無くて行きたいなぁと思っているんですが、ブロガーの皆さんからしてみたらお馴染みの「春友ラーメン」なんかまさにこの形です。春友さんのコミュニティに属しているブロガーがこぞって食べに行く。そしてラーメンの質も高い(食べてないので伝聞ですが)。だからみんながお薦めして、その記事を読んだ一般の人が訪れる。これこそがコミュニティの醍醐味です。

一昔前の芸能人のステルスマーケティング問題は確かにいろいろな意見がありますが、僕個人的には自分を信用して憧れて集まってきているファンが集まるコミュニティを自分自身で荒らしたのが問題なのではないかと感じています。

そして「体現」の話。例えば今回、登壇されていたカズさんのこのブログ。ご自身で体現してダイエットしているわけですが、痩せたいと思っている人はとても刺激になると思います。そしてカズさんのお薦めするトレーニングならやってみようと思うでしょうし、紹介している機材や食品があれば買ってみたいと思うのが人間です。でもこの体現ってなかなかできてないんです。例えば「ビリーズブートキャンプ大変だけど痩せそうー」と書いているブログが次の日には「朝バナナダイエットって楽に痩せていいよね」とか書いてるんです。これ信用されると思いますか?またそういう人に限ってダイエットが続いてないような記事の雰囲気があるんですよね。だから売れないんです。

物を売る、広告収入を得る、セミナー等に集客する。全部一緒です。信頼される情報を発信し、コミュニティ内に親和性の高い商品やサービスを紹介する。その商品を必要としている人は購入するでしょうし、必要ない人は買いません。非常にシンプルです。あなたが直接的にできることはとにかく価値を提供して、信頼関係を構築する。遠回りのようですが、末永くファンになってくれるために一番重要なことです。

書籍関連の話

さっきは少なかったですが、「一回は本出したいんだよなぁ」と思っている方、本当はどれぐらい居ますか?(1/3ぐらいが挙手)。そうですよね、せっかく文章書いているんですから、紙の本として出したいですよね。

ちなみにブログ飯読まれたって人、どのぐらい居ます・・・(恐る恐る)

(結構な人が手を上げてくれたので)おおお、ありがとうございます。なかなかリアルで読んでくれた人とお会いする機会って少ないのでとても嬉しいです。ネットとかで見ると確かに好意的な意見も多いのですが、ほとんどの人が「嫁コラム以外いらね」的なことをオチで書いてくれるので実はこっそり傷ついていたりします。

で、実は本は誰でも出せるんです。これから本を出す3つの方法について解説しますね。

1.自費出版あるいはそれに近い形
2.Kindleを代表とした電子書籍
3.商業出版

まず1についてですが、基本的にお薦めしません。なぜかというとリスクが高いからです。自費出版の場合はたしかに紙の書籍になるのですが、数百万円かかりますし、書店に並ぶことはほとんどありません。どちらかというと企業の社長さんとかが名刺代わりに出版したということを使いたい場合が多いです。また「それに近い形」というのはある程度の買い取り量を決めておいて、残りを一般流通に乗せる方法です。書店には並びますが、自分が買い取るための費用が必要になりますので、基本的に僕らのような一般人には不向きです。

2の電子書籍ですが、これはチャレンジしてみても良いでしょう。ほとんどリスクはありませんし、自分のコミュニティの規模次第ですが数百冊、数千冊売れる人も居るかもしれません。逆にコミュニティ形成のために安い金額で販売するのもいいでしょう。ただ、電子書籍は一般書店に並びませんので、自分のコミュニティ外の人間に売るということはとても難しくなります。余程内容が良くて、いろいろな人が拡散してくれるとうのであれば話は別ですが(もしそうであれば最初から商業出版になると思いますが)、Amazonは出版社からしてみると紀伊國屋新宿店みたいな扱いです。ただの1書店でしか無いので、人目に付く機会が圧倒的に少ないのです。あと、やはり自分の目しか通っていない文章なので、どうしても内容チェックが甘くなります。プロの編集者の目はやはり凄いもので、編集者というフィルタを通すことで文章の質が変わってきます。

というわけで、可能な限り3の商業出版を目指しましょうという事になります。では商業出版をするために必要な3つのステップについてお話しますね。3つの法則とか嫌いじゃなかったのかよとツッコミ入れたくなるぐらい使ってますね、僕。

1つ目。オリジナリティの高い実績を上げてください。
2つ目。編集者と知り合いになってください。
3つ目。魅力的な企画書を作り上げてください。

まず1つ目のオリジナリティです。自分には人に自慢できるような特技など無いという人も居ると思いますが、決してそんなことはありません。絶対に人とは違った部分があるはずです。単に忘れているだけです。自分史を作ってもいいでしょう、好きなこと、逆に嫌いなことをノートに書き殴ってもいいでしょう。あなたの中にある要素を洗い出して、その中で得意な事、好きな事を突き詰めて学びオリジナリティを磨いていきましょう。

ただ、1つだけの独自性で勝負してはいけません。なぜなら上には上が居るからです。例えば僕は一時期、月間100万PVのサイトを3つ運営していましたが、ギズモードさんから見てみたらそんなものはクソ喰らえ。いや、汚い表現でした。排泄物をお召し上がりになってください、なわけです。文章力だってそう、一生懸命10万字以上も原稿を書いても嫁コラムの方が面白いと言われてしまうわけです。アフィリエイトだってGoogle AdSenseだって僕よりも収益を出している人はたくさんいます。SNSの解説だって、徹底的に使いこなせる人から見たらクソ食らえ、いy(ry。こうやって人前で話す際だって、JMatsuzakiのパフォーマンスには敵わないのです。

でも、これが全部繋げて話せる、解説できるのは僕だけです。この分野まで持ち込めば僕の独壇場なわけです。3流では困りますが、決して1流である必要はありません。2流レベルを組み合わせることで、自分だけの「場」を作ることができるのです。

2つ目。編集者さんと知り合いになってください。って簡単に言うなよと思いますが、意外と会えます。要は編集者さんが居そうな場に行ってみればいいのです。僕の場合はちょっとイレギュラーで、所属している日本Androidの会の中にインプレスの編集者さんが居て、「僕、こんな企画あるですけどどう思います?」「やりましょう!」的な感じで始まったのですが、これも出会いです。いま2作目を書いているのですが、出会いはWordCampというイベントです。編集者さん(出版社)は本を書ける人を求めています。後述しますが、あなたの企画を明確に伝えることができれば想いを形にすることは十分可能なのです。

とは言っても、その場がどこよ!と思われる人も居るでしょう。その場合は著者と仲良くなってください。あそこに中村さんも座っています。その背後には編集者さんが居ます(今じゃないよ)。しっかりと著者や編集者さんと仲良くなって、例えばFacebookのウォールに得意な分野の情報をさりげなく(さりげなくがポイント!押し付けがましいのは駄目)流して興味を持ってもらうとか、いろいろとやれることはあります。

それでも駄目というなら出版エージェントにお願いするということもありです。出版エージェントとは何十人もの編集者と本を出したい人を繋ぐ役割で、あなたの企画書をチェックし、編集さんに届けてもらうサービスです。出版が決まれば売り上げ(印税?)の何割かを手数料で支払う(天引き?)仕組みですね。どうしてもというなら利用してみても良いかと思います。

3つ目の企画書ですが、もちろん企画内容やあなたのプロフィールも大事ですが、マーケットをしっかりと明示してあげてください。出版社は売れない本は出しません。自分のコミュニティがどれだけあるのか、想定読者層(たとえばライブドアブログが◯◯万人、◯◯が△△万人とか)がどれだけいて、自分自身でこれだけ拡散できるということを書くだけで売り上げの目安が立つので企画が通る可能性が高まります。書籍の企画書の書き方はいろいろと検索すれば出てきますので、頑張って練り上げてください。

余談ですが、1冊の書籍に必要な文字量は約10万字と言われています。でも10万字では足らないんです。15万字、20万字書いて圧縮するんです。ダブっている箇所、余計な内容、30文字のフレーズを意味を変えずに5文字で表現する。このように文章を凝縮することで密度の高い本になります。本を読んで、さらっと読めたという印象と読み応えがあるという印象があるのはこの凝縮ができているかどうかなのです。

もしご縁あって出版できたら、次は全力で売ってください。SNSやブログを駆使してもいいでしょう。書店回りをしてもいいでしょう。初版で終わっては出版社さんの利益にもなりませんし、あなたの実績としても不完全となります。増刷がかかるよう、ありとあらゆる手段を使って売りましょう。会社にもよりますが、意外とネットで売る手法を知らない出版社さんもあります。書店営業だけで自然と売れていくほど知名度も実績も無いわけですから、自分で発信できるブログを駆使して情報を拡散しましょう。

質問

Q.その変な服はどこで買ってるんですか?

A.通販です。

Q.ブログの話をしている時「察する」という表現が出てきたが、具体的にどういうことか?

A.非常に日本人的でわかりづらい表現ですが、相手が何を求めているのかを想像するということ。一つの例として、サッカーの情報を得たい人はどのような事を知りたいのか相手の立場に立って考えてみるというのが挙げられます。スパイクの選び方が知りたいのか、トレーニングの方法が知りたいのか、クラブチームの歴史が知りたいのか。相手の気持ちを想像し、「こんな情報があったら喜ぶのではないか」という気持ちを感じ取ることを「察する」と表現しています。また、自分が素人だった時の事を思い出してもいいかもしれません。ブログが何かを知らなかった時点を思い出して、自分が知って役に立った情報を掲載していく。これは自分の経験則から記事を書くことになりますが、自分の欲しかった情報は他人も欲しがるはずという考え方に基づいています。なかなか他人の考えを読み取ることは難しいですが、思いやる気持ちを常に持って表現を考えることで次第に感覚は研ぎ澄まされていくはずです。

とりあえず

相当、文章としては変えてますが内容的にはこんな感じのことを話したと思います。誰か写真ください。

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