遅読のススメ

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ってタイトルが思いついてドヤ顔をしていたら、そもそも増補 遅読のすすめって本があったことに気づいてもんやりしている土曜日の朝です、みなさんおはようございます。

そんなわけで、増補 遅読のすすめはポチったのですが、今日はこの本のことではなく、最近僕が思うことについて書いていこうと思います。なお最初に書いておきますが、今回の記事は速読や多読をdisっているわけではなくて、「遅読って考え方もたまには良くない?」というような提案でございます、はい。

スロー・リーディング

(殺伐とした空気を察して、ほんわかとした雰囲気の女性の写真を配置しておく僕は策士。)

で、最初に速読/多読について補足しておきますが、僕も若い頃は多読派だったんですね。とりあえず興味のあるタイトルの本は買っておいて、まず目次を見る。そしてパラパラとめくりながら斜め読みしていって、興味のあるフレーズの箇所を熟読するといった感じで、200ページぐらいのビジネス書の類であれば1時間程度で読み終えてました。今でも話題になっている書籍は書店でペラペラと眺めますが、15分程度である程度の内容は把握できます。

でもね、やっぱり急いで読むと本の内容を読み解けてないし、しかも誤読するんですよ。

よくある事例として「ブルー・オーシャン戦略」という書籍があります。僕も数年前に読んでいるんですが、つい最近まで完全に誤った解釈をしていました。どう誤っていたかというと、「レッドオーシャン(競争市場)を避けて、ブルーオーシャン(競争のない市場)を探し出すのが重要」と読んでいたんですね。おそらくそういう認識をしている人も少なくないと思います。そもそも書籍を読んでいないで、語感的に「ブルーオーシャンはどこかにある」と思っている人も居ると思います。

でも、この本には「ブルーオーシャンを探せ」なんてどこにも書いていないんですよ。

この本の要旨は「レッドオーシャンをがんばって泳ぎ抜きながら、自分でブルーオーシャンを創り出せ」って言ってるんです。しかも「ブルーオーシャンでいられる期間は短く、すぐにレッドオーシャン化するから次のブルーオーシャンを創り出すまでがんばって競争の中生き抜いてね」的な事も言っています。

「ブルーオーシャンを探せ」というのと「ブルーオーシャンを自分で創り出せ」というのは大きな違いです。前者の意図で受け止めてしまうと、あるはずのない真っ青な海をひたすら探し続けるだけの人になってしまいます。自分では読めていると思っていても、著者の言いたいことを全く読み解いていないんですよね。

このような事を経験してから僕は、なるべくじっくりと本を読むようにしています。まぁ読書感想文で紹介している書籍を見てもらうとわかると思いますが、最近は特に日本語で書いてあってもその文章の意味が分からないという不思議な書籍ばかり読んでいるので、そもそも読む時間というのはビジネス書と比べても長くなりがちなんですが、だいたい1冊1週間程度かかっています。それでも理解できない内容も多いです。ただ、頭を使いながら読んでいるせいか、多読している時よりも比較的内容が残っているような気がします。

もしかしたら、昔に(自己流ながら)速読や多読をやってきたので遅読が活きてきているのかもしれませんが、もし自分の読書法に疑問を感じていたら一度じっくりと本を読んでみても良いかもしれませんよ。ただね・・・

積ん読・・・

本を買うペースはそんなに変わってないので、積ん読が恐ろしい量になるんですけどね。

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