人生をシンプルに考えられるようになる「課題の分離」を学ぶために読んでおきたい「嫌われる勇気」

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嫌われる勇気

最近、様々なジャンルの書籍を大量に読まなければいけない状況になっておりましてですね。で、その課題図書の中に「嫌われる勇気」というアドラー心理学というか哲学というかを分かりやすく解説したベストセラーが入っておりまして。

恥ずかしながら、あれだけ話題になったのにまだ読んでなかったので、これを機に読んでみた次第です。で、せっかく読んだならメモ代わりにアウトプットしておくことで理解度も高まるので、読書感想文にした次第でございます。


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

もう読んでいる人にとっては当たり前のことしか書かないので、そっとブラウザを閉じていただきたいのですが、なかなか面白いことが書いてありましてですね。書き方としては「哲人(賢者)」と「青年」の対話形式で書かれており、青年の悩みに哲人が答えるというスタイルになっています。ソクラテスとアテナイの若者との対話をイメージしているようです。直近(?)では夢をかなえるゾウもこの手法を使ってますね。

で、僕がピックアップした内容は「人生におけるすべての悩みは対人関係」と「課題の分離」の2つ。他にも人生をシンプルに生きるためのヒントが書かれていますが、それはご自身で確かめてみてください。

人生におけるすべての悩みは対人関係

実際そうなんですよね。孤独を感じるのは他者がいるから生まれる感情で、世界にたった一人だけならそもそもそんな感情は生まれません。相手がいるから劣等感が生まれるわけですが、そもそもその感情も自分が買ってに生み出した主観にしか過ぎません。

われわれを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」

というフレーズが本文に出てきますが、客観性に意味付けするのは主観なんですよね。例えば155cmという身長を、「他人より低くて格好悪い」と劣等感を感じる人もいれば、「人に威圧感を与えない」という強みとして認識する人も居ます。このような主観は自分で選べるということに気付くことが重要なわけです。

そもそも人と比較ばかりしててもいい事なんてありませんけどね。

課題の分離

あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと-あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること-によって引き起こされます。

これもよくありますよね。「誰の課題なのか」ということを頭に入れておくことで余計なトラブルを回避することができます。

他人に、本人の意向を無視して変わることを強要しても反発されるだけです。自分を変えられるのは自分だけなんですよね。僕もいろいろな相談を受けますが、僕のアドバイスを実行に移すか移さないかは本人の意志に任せています。自分では有効な施策だと思ったアドバイスでも、実行するかどうかを決めるのはクライアントです。そして僕は見守りはしますが強要はしません。なぜなら助言を実行に移すかどうかは「クライアントの課題」だからです。

僕の課題は最適なアドバイスを考えて伝えること。それで終わりです。過度に干渉すると単なる押しつけになってしまいます。この他人の課題と自分の課題が一緒になってしまうと、「なんでやってくれないんだ」とか「俺がやればすぐなのに」とかいう余計なストレスが生まれるわけです。

なにが面白いって

こんな感じで、アドラー心理学のエッセンスを対話式で学ぶことができる書籍です。

ただ本文に書いていることは確かに有益だと思うのですが、中に出てくる青年の台詞回しが大げさ過ぎて大げさ過ぎて。例えば「ええい、このサディストめ!!あなたは悪魔の様なお方だ!」って。こんな言葉、日常生活でお目にかかることなんてほとんど無いですよ。

というわけで、内容よりも青年の言葉の印象ばかりが脳に焼き付いている状態なので、だれかもっと理解しやすい書評書いてください。

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