心奪われる映画やドラマにはパターンが有る。人気作品の構成がわかる「神話の法則―ライターズ・ジャーニー」

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はい、どうも。みなさんこんにちは。

「神話の法則―ライターズ・ジャーニー」という本を読み終わりましてね。今日はそのことについて書いてみようかと。

この本自体の定価は3,600円なのですが、もう新品を買うことができなさそうなので、マーケットプレイス等の中古市場で購入するか、図書館で借りてくるのが良いかと思います。ちなみに僕は4,200円で購入しました(´;ω;`)

この本の主旨は、いわゆるストーリーというのはいくつかのパターンの組み合わせであり、この原理を知っておくことにより映画やドラマ、小説、ひいては人生の筋道まで理解することができるようになります。文章を書く人やシナリオライターの人が読めば、即、自分の仕事に生かせるかと思いますが、一般の人が読んでも充分に楽しめる本になっていると思います。

約500ページの本になっていますが、第1章(マップ1)と第2章(マップ2)の約50ページで概要が説明され、残りの約450ページは実例を挙げての解説になっているのでマップ1,2を読むだけでも大枠は把握できるような構成になっています。まぁ、もちろんすべて読んだ方がいいには決まってますが。

3幕構成と7種のアーキタイプ

さて、本題の内容ですが、ETやスターウォーズ、オズの魔法使いといった名作はすべてこの「神話の法則」に基いているということ。よってこの本の内容を理解しておくことによって、ストーリーの進み方がより深く理解するできるようになります。

主人公が一つの目的に向かって悩んだり迷ったりしながら成長していく、いわゆる英雄物語(ヒーローズ・ジャーニー)の基本形は「出立・離別」、「試練・通過儀礼」、「帰還」の3幕構成になっています。

「出立・離別」の中にはさらに「日常の世界」「冒険の誘い」「冒険への拒絶」「賢者との出会い」「第一関門突破」が、「試練・通過儀礼」には「試練・仲間・敵対者」「最も危険な場所への接近」「最大の試練」が、「帰還」には「帰路」「復活」「宝を持って帰還」という要素が包含されています。

そして登場するキャラクターの元型(アーキタイプ)には、「英雄」「賢者」「門番」「使者」「変化する者」「影/悪者」「いたずら者」の7種の型に集約されるということです。

この本で解説しているスターウォーズで説明すると、ルーク・スカイウォーカーは苦悩し迷いながらも幾つもの試練を乗り越え帝国軍を倒し英雄となっていきます。登場人物は使者としてレイア姫、師であるオビ=ワンやヨーダ、いたずら者のR2-D2とC-3PO、敵(影)であり親でもあるダースベイダー、そして立場によって役割が変化していくキャラクターたちと、見事なぐらいに元型に当てはまってきます。

僕の好きな物語であればマトリックスや、鋼の錬金術師、はじめの一歩なども見事なぐらいの3幕構成と7種のアーキタイプで物語ができあがっています。ワンピースなんかも意識して読むとそんな感じです。

ちなみにこの神話の法則では「オズの魔法使い」がすべての解説に使われていたので、つい・・・

新訳版の小説と昔の映画のDVDを買っちゃいました。神話の法則は映画の方を検証に使っているようですね(小説と映画ではかなりストーリーが違う)。ただ、両方見てみて感じたのは、よくこの映画の内容から3幕構成やアーキタイプに気付いて抽出したなぁということ。普通に見ているだけでは気付かないですが、確かに意識して見ていると神話の法則に準じて物語が構成されています。。

要はどうなのよ?

小説家とかシナリオライターなどの長編を書きたい人は、間違いなく一度読んでおいた方が良いでしょう。僕みたいにブログ程度の文章しか書かない人間でも、この原理を知っておくと文章のリズム感や盛り上がり、話の落とし所などを意識して書けるようになる(かもしれない)ので個人的にはオススメの書籍です。映画好き、小説好きの人は物語の仕組みが分かるので、違った意味で趣深いかもしれません。

↓新品では売っていませんが、一応リンクも張っておきます。

余談

この神話の法則という本は、さらに昔に発行された「千の顔を持つ英雄」という書籍を現代的に解釈しなおし、分かりやすく書き直している本です。僕は参考書籍をどんどん遡っていく読み方をするのが好きな人なので・・・

つい、上下巻を買ってしまいました。が、これについては、また、別のお話。

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