懐かしい事を今風にやることがヒットコンテンツ作成のヒント

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もうタイトルですべて語っちゃってる内容なんですが、よく時代は繰り返すと言われます。

確かに最近また古き良き80年代のファッションが流行していますよね。アイビー世代の丸メガネをかけている人も多いですよね。今はボストンシェイプって言うんですか、そうですか。

僕も丸メガネ欲しいんですが、なかなかビビビッと来るのに出会えないんですよね。Zoffのも悪くないんですが、ジャストフィットじゃないんですよね。

すみません、話が逸れました。でもブームやヒット商品って、ただ単に行ったり来たりしてるわけじゃないんです。螺旋階段的に一段上のステージに登りながら復活していくわけです。

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こんな感じで振り子のように同じ位置を行ったり来たりしてるわけじゃなくて、

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反対側の要素も含んだ上で、ひとつ上の進化した階層で繰り返されるということですね。螺旋階段状に良くなるというのは、そういう意図で使っています。

今の時代、完全なるオリジナル商品なんてもはやほとんど無いんです。いかに過去のアイディアを、時代に合わせて一段上のステージで再加工するかが肝なんです。とかいいつつ、そんな抽象的な話じゃ伝わらないと思うので、いくつか事例を出して説明しますね。

おニャン子クラブからAKB48へ

有名な話ですが芸能界は、完璧さ→未完成さ→完璧さ→未完成さを繰り返しています。ピンクレディーや松田聖子さんといった完成型アイドル全盛時代から、未完成感溢れるおニャン子クラブ時代へ。そして(アーティストとも言えますが)森高千里さんやWink、安室奈美恵さんなどの完成型時代へ戻り、そして成長型のAKB48へ至るわけです。

ピンクレディーや松田聖子さんなんて、その時代を過ごした人からしてみたら神的な存在だったと思います。それが真逆の親しみやすい、素人感溢れるおニャン子クラブへ遷移しました。その親しみやすさを踏まえた上で、森高千里さんや安室奈美恵さんをカリスマとする時代に変わります。そして会いに行けるアイドルへ時代が動くわけです。ファンが自分たちの力で推しメンを育て上げていく、参加型のコミュニティが受ける時代なんです。

ゲーム&ウオッチからニンテンドー3DSへ

僕世代には懐かしい響きなのですが、ゲーム&ウオッチという携帯型ゲームが有りました。僕、ずっとゲームウォッチだと思ってたんですが、正式名称はゲーム&ウオッチなんですね。

当時は単純なゲームしかできず、ゲームごとに本体を買い換える「1ハード1ソフト」方式の端末でした。そのスペックの低い携帯ゲームから、ファミリーコンピュータ、ゲームボーイ、スーパーファミコンを経て、機能を維持したまま携帯性を高めたニンテンドーDSへ到達するわけです。

カードゲームやすごろくから、パズドラや艦隊これくしょんへ遷移したのも同じ原理ですね。

駅のタクシーからUberへ

都内に住んでる人は便利ですよね、Uber。僕は埼玉県民なのでその恩恵を受けたことはないですが。

Uberはスマートフォンの位置情報を活用して、近くにいる専用タクシーを自分の居場所に呼ぶことができるサービスです。しかも使っている車もゴージャスです。従来、タクシーに乗るにはタクシー乗り場に並ぶか、迎車の手配をする必要がありました。タクシー乗り場ってタイミングによってはかなり待つんですよね、迎車料金って結構バカにならないんですよね。

でもUberは、アプリ1つでタクシーを呼べてしまうわけです。クレジットカードを登録しているので、現金の支払いも発生しないわけです。

このように古い重厚な業界でも、技術を駆使することで新たなサービスへ生まれ変わらせることができます。

コンテンツとコンテキスト

僕の大好きなインターネット界ではコンテンツ至上主義から、誰が言ったかというコンテキストを重視する傾向に触れています。ちなみに「Content is King(コンテンツが王様)」という言葉は今から20年前、1996年にマイクロソフトのビル・ゲイツが発した言葉だと言われています。

20年かかって、インターネット界ではコンテンツマーケティングというフレーズが使われるようになりました。でももはやコンテンツは良いのが当たり前で、それ以上の価値を求められています。それが誰が言ったかというコンテキストなわけです。

おそらく数年後にはコンテキストも包含した上で、さらに上のステージでのコンテンツの価値が評価されるようになるのではないでしょうか。

懐かしさと安心感と斬新さのバランス

人間ってまっさらなことをやるのって怖いんですよ、イメージ出来ないので。

でも過去に流行ったことを、目新しく提供されたら安心して利用できるんです。「あー、懐かしいな。昔は不便だったけど、今はこんな便利になったんだ」という印象になり、ストレス無く新サービスを受け入れてくれるんです。懐かしさだけでもダメですし、新し過ぎてもいけません。絶妙なバランスが重要なわけです。

もしこのブログを読んでいて、これから新しいサービスを立ち上げようとしている人がいれば、ぜひこの「懐かしい事を今風にやる」と言うことを意識して、プロジェクトを組み立ててみてくださいね。

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