ジョブレス・リカバリーと複業(副業)のススメ

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最近、食い物の話しかしていない気がするので、たまには真面目な話を書きたいと思います。

今更なんですが10月23日に朝日新聞デジタル(リンク先はYahoo!ニュース)で「副業・兼業、拡大へ指針 政府、企業に容認促す」というニュースが配信されました。

政府は、会社員が副業・兼業をしやすくするための指針づくりに乗り出す。会社勤めを続けながら、勤め先に縛られない自由な発想で新しい事業を起こしたい人を支援し、経済の活性化につなげるのが狙い。24日に開く「働き方改革実現会議」(議長・安倍晋三首相)の会合で、副業・兼業の環境整備を進める方針を打ち出す予定だ。

(全文はリンク先でご確認を)

「働き方改革」と言えば聞こえはいいですが、見方を変えれば要は企業は社員を定年まで抱えることができない(する気がない)から、自分で稼げる体質になっておいた方がいいという時代の流れも示唆していると僕は判断しています。

テクノロジーの進化とジョブレス・リカバリー

現代の社会で業務の効率化が叫ばれています。そのままの意味で取れば、勤務時間内で然るべき業務をしっかり終わらせて、なおかつ空いた時間で別の業務改善をおこないましょう的な話ですね。

ただ、効率化を図ることで失われるものがあります。それが人間の労働時間と労働機会です。

労働時間は非常に単純な話で、残業時間が減ります。残業代が無くなることで、給与が下がる現象が発生します(そもそも年俸制や裁量労働制なら変わりませんが)。まぁ、効率よく働いて、成果を上げて、評価を高めることで年収を増やすこともできますから、それは別に良いでしょう。会社以外に自分の時間を有意義に使うこともできますから。
 

効率化によって意外と見過ごされがちなのが労働機会の喪失です。テクノロジーが発展し業務が効率化されればされるほど、経済成長の助けにはなっても人間の雇用を奪います。技術やインフラの発展によって便利さは増しますが、そこに労働は発生しないのが現在の社会の特徴です。

例えば、

自動運転の発展によりタクシードライバーの労働機会が失われます。
ドローンの進化により、宅配員の労働機会が失われます。
airbnbの浸透により、ホテル業界の労働機会が失われます。
スマホの多機能化により、目覚まし時計・コンパクトデジカメが必要なくなります。

ざっと思いつくだけでもこれだけのインパクトがあるわけです。AIや機械が人間の業務を肩代わりすることで、人間が働く場は減少していくわけです。

とはいえ、日本人の人口は減っているから仕事にあぶれることはないという考えもあります。でもグルーバル化によって、優秀な海外の人材も日本国内で働いています。単純作業の場でも外国人労働者が汗を流しています。イコール、恐ろしく頭の良い外国人と勝負するか、時給が安くても真面目に働く外国人と勝負するかという時代になってきているわけです。

このあたりが、10月のギガ盛りブログ飯のセミナーで最後の方に話した内容になります。

複業(副業)のススメ

ここ数年ゆっくりとではありますが、ジョブレス・リカバリーの傾向が強まっている印象です。一生懸命働いても収入は一部の人しか上がらず、そして格差は開いています。

僕はブログ飯を書いたときから「ひとつの収益の比率は20%以内に留める」ということを言い続けています。「ブログ飯になれた」とか「プロブロガーです」とか言ってたって、それはブログを中心としたインフラが無くなったり、広告主のルールが変わったりしたら危ないのって会社員の環境と一緒ですからね。

本文内の該当箇所を引用すると、 

どう言った割合で分散させるかですが、できることなら、一つの収益の比率は20%を超えないように調整することをお勧めします。月50万円の収益を上げたいのであれば、一つの収益源で最大10万円、それを5種類作っておく。この程度の比率であれば、一つの収益源が無くなってもそれほど大きなダメージにはなりません。月50万円の収益の場合の分散例を挙げておきましょう。

●アフィリエイトブログで4商品(4サイト) 各5万円 
●Google AdSense 10万円
●オークション 5万円
●動画広告(YouTubeや楽天動画)からの収入 5万円
●講演や執筆 10万円

他にも個人の能力次第ではウェブサイトの作成やアプリケーション開発、写真素材の販売など。また会社員であれば月々の安定的な給与もあります。

一つの物事に依存することなく、広い視野を持って安定的に収入を上げていくことが、これからの時代もっとも重要になってきます。今ある収入だけに満足せず、この収益が断たれたらどうなるのか? そのダメージを少しでも減らすためにはどうしたらいいのか?など、普段から少しでもリスクが軽減できないかということを考えて生活しましょう。

3年前の、しかもブログで生活するというテーマの書籍ですから、インターネットでの収入に多少寄っていますが、それでも20%は講演や執筆などネット外からの収入を得ようと書いています。直近で出版したブログの教科書ではブログで成果を出したら、現実社会側での仕事を得られるようになろうと書いています。偏りはリスクです。

これ書き始めると終わらないのでサクッと要点だけ載せますが、日本円だけ持ってるってのすら偏りです。万が一、インフレでも起きて日本円の価値がゼロに近づいたらどうなるか想像しておきましょう。

 
というわけで、着地点とか考えずにつらつら書いたので単なる問題提起的な記事になってますが、もっと詳しく知りたいという人はぜひギガ盛りブログ飯のグループに入って一緒に学びましょう、という安定の勧誘で締めたいと思います、はい。別にグループに入らなくてもいいですけど、自分の置かれた環境を冷静に把握しておくことは必要ですよ~。

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