採用担当経験者が説明する、転職活動時に転職エージェント(人材紹介)を活用すべき理由

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ご存知の人もいるかもしれませんが、僕が大学卒業して最初に就職した会社は就職情報誌の会社です。この会社で3年半、就職情報誌の広告営業から誌面の制作、クライアントのサポートなど全般的な業務に就いていました。

2社目は取引先だった大手中古車販売会社で4年勤務(うち3年半が採用メイン)。「就職情報誌売ってるんだから採用ぐらいできるでしょ?」という訳の分からない誘いを受けて入社しました。3社目は転職エージェント(リクルートエージェント)を利用して、不動産会社に就職して4年半(うち3年半が採用メイン)勤務してました。

今年の初めにこんな記事も書きましたね。

10分の面接で僕の何がわかる!いや5分でわかりますよ、だって面接以外のところで見てますから
おはようございます、12年間の会社員生活のうち約7年間人事担当として新卒・中途採用や研修、給与計算、福利厚生などの業務に取り組み、残りの5年...

今回は12月のボーナス時期に合わせて転職を考えている人向けに、転職活動に役立つであろう情報を載せてみたいと思います。

転職活動には大きく分けて4つのルートが有ります。

その4つとは

・リクルートが運営するリクナビNEXTを代表としたオープンな求人広告
・リクルートが運営するリクルートエージェントやインテリジェンスが運営するDODAといった転職エージェント(人材紹介)
・全国にある職業安定所に掲載されている求人情報
・友人、知人を介したルート(最近ではソーシャルリクルーティングと呼ばれてますね)

今回は2つ目の転職エージェントを活用した方が良い理由を説明します。

求人サイトには載っていない、非公開の仕事が存在することが多い

僕が採用担当者の時もそうだったのですが、転職エージェント(人材紹介会社)にお願いするシーンは、ピンポイントに欲しい人材が決まっている場合です。例えば保有しているスキルや経験(職歴)、給与、年齢層、場合によっては性別まで。

これだけ絞られた条件だと、オープンな求人サイトで募集をしてもなかなか集まらないんです。リクナビなどの求人サイトは2週間数十万円とかの契約なので、採用できても出来なくても、応募があっても応募がまったく無くてもコストは一緒なわけです。ターゲット層でない人ばかりが応募してきた場合、その処理だけで人的コストもかかってしまいます。

転職エージェントを利用することで、ピンポイントにアプローチをおこなえるので効率的な選考ができるわけです。社内にいる人事担当の人数なんて限られてますから、効率って本当に重要なんですよ。

あともう一点、なかなかオープンに求人がかけられない状況というのも企業には存在します。それは新規事業のメンバーとして募集したい場合や、退職予定者の補充などです。こういう状況って、オープンな求人サイトで募集をかけてしまうと、各所に影響(噂話とか)が出てしまいます。だからクローズドな転職エージェントを活用するわけです。

 
逆に求職者(転職予定者)側の立場で見ると、一般的には知り得ることができない情報やチャンスが転職エージェントの社内には転がっているのです。自分では気付かなかった(知らなかった)優良企業を紹介してくれることも多いですので、視野を広げて情報収集しましょう。

書類選考や面接の対策を一緒に考えてくれる

転職エージェントに属するコンサルタントは、毎日何人もの転職希望者の面談をおこなっています。もちろん技術分野に強いとか、営業分野に強いとか、管理部門に強いとか、それぞれの特性はありますが、とにかく話を聞いている、アドバイスをしている場数が転職希望者とは大きく違うわけです。

履歴書の文章一つ、面接での受け答え一つとっても、経験というのは非常に重要です。転職コンサルタントの役割は担当している転職希望者(あなた)を希望の企業に受からせることですから、とにかくいろいろと相談しましょう。自分一人では思いもつかなかった言い回しや、自分自身の強みなどを見出してくれることもあります。

ただ注意点として、相性の合うコンサルタントと合わないコンサルタントが居る可能性もありますので、合わないようであれば担当を変えてもらうか、紹介会社自体変えるかして、自分のストレスにならない活用の仕方を心がけましょう。好き嫌いがあってもいいじゃないか、にんげんだもの。

給与などの条件交渉をお願いできる

実は3つ目のポイントが一番使い勝手が良かったりします。求人サイトから応募した場合、条件交渉もすべて自分でおこなう必要があります。とはいえ、面接の時に給与や待遇、福利厚生のことって聞きづらいですよね。転職エージェントはこのあたりの調整も転職予定先の人事担当とおこないます。

というわけで、自分の要望はできるだけ伝えておきましょう。ただ、能力に見合わない過度の要望は単なるワガママですので、バランスを考えながら相談しましょう。

転職エージェントの収益構造

ここまで至れり尽くせりなのに、登録者の利用料は無料。もちろんボランティアで転職先の斡旋をしているわけではありません。転職エージェント会社の収益は、採用が決まった企業から手数料という形で発生しています。

例えばAさんが年収1,000万円でB社に採用が決まったとすると、その3~4割程度の金額がB社から転職エージェントに支払われます。入社後すぐに請求書が発行される場合もあれば、3ヶ月~半年後、しっかりと勤務していることが確認できたら(退職していなければ)請求が発生するパターンも有ります。

なので、転職エージェントのコンサルタントは、会社と応募者のミスマッチが少なくなるよう、そして少しでも高い条件で勤務してもらえるよう調整するわけです。求職者が無料で会社を紹介してもらったり、相談できたりするのはこういう理由があるわけです。

まとめ

というわけで、今回は転職エージェントを活用した方が良い理由を解説してみました。専門性が強い分野や、自分のキャリアを向上させたいと考えている人にとっては切り離せないサービスですから、少しでも転職を考えている人は登録だけでもしておいて損はないでしょう。

すぐに転職する気はなくても相談はできますし、求人を出している会社や職種の情報を得ることもできます。転職は思い付きでやってもうまくいきません。3ヶ月~半年ぐらいの期間をかけてじっくりと自分のキャリアを見つめなおし、成長できる会社を見つけましょう。

フリーランスに向いている人、会社員が向いている人、タイミング、環境、人生にはいろいろな要素があります。自分に一番合っていると思う道を、自分の意志で決めていきましょう。

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