「伝説のウェブデザイナーを探して」の採用広告を勝手に読み解く

シェアする

はい、どうも。みなさんこんにちは。

ちょっと前に「伝説のウェブデザイナーを探して」というリクルーティング広告がソーシャルメディア上で話題になりましてね。今日はそのことについて書いてみようかと。

(注:この勝手に読み解くシリーズはあくまでも僕が勝手に解釈しているだけで、当事者はそんなことまったく考えていない可能性もあります。というかその確率の方が高いと思いますので、「あー、こんな見方もあるんだー」的な気持ちで読んで頂ければこれ幸い。)

↓これね
http://liginc.co.jp/recruit/legend-designer/
伝説のウェブデザイナーを探して | 株式会社LIG

これを見ていて思ったのは、ソーシャルメディア時代に適した新しい集客手法だなぁということ。


そもそも採用広告について

ほら、僕って求人広告売りを3年、採用担当を約7年やってたわけで。その経験からぶっちゃけたことを言わしてもらうと、応募者を集めるのに必要なことって「会社の知名度」「投下できる資本」だけなんですよね。

会社の知名度が高ければピンポイントで社名検索して応募するし、資本(資金)があればリクナビのでっかい広告を出したり給与で引っ張ったりできちゃうわけです。でもね、大企業や資金が潤沢にある会社ばかりじゃないですよね。だからいろいろとキャッチコピーを考えたり、教育制度を紹介してみたり、検索キーワードを考えたりして、小さな広告枠(小資金で出稿)の中でできるだけ応募者に見つけてもらえるよう工夫を施すわけです。

株式会社LIGの採用広告について

見てもらえれば分かると思いますが、従来の採用広告メディアとは完全に違うやり方をしています。自社内に興味関心を惹くようなページを作成し話題性を煽り、FacebookやTwitterなどを代表としたソーシャルメディア上で口コミ重視で情報を拡散させています。

ソーシャルメディアの特性として面白いもの、インパクトのあるものは一気に拡散していきますので、一時期該当ページが重くなり閲覧できないぐらいまでになりました。企業のサイトが閲覧できなくなる負荷というのは、おそらく数千から数万ページビューぐらいのアクセス数になりますので、相当数の人がこのページを読んだのではないかと思います。

冷静に考えて欲しいのですが、このページでやっていることって社長を埋めているだけですからね。

ただ、これって会社員であれば誰もが一度は考えたことがあるであろう、「うわ、この上司うぜぇな、埋めんぞ」ってことを実際にやっちゃったから、その行為が共感を生んで、大きなバズを巻き起こしたんです。

そして「社長なのに浜辺に埋まってる」というインパクトを残したまま、犯行に及んだ社員の言葉として求める人材像や条件面を追加情報として載せているわけです。

また文字情報として一番伝えづらい「会社の雰囲気」を、この広告を読ませることにより「こんなシャレが通じるような会社なんだ」という印象を応募者に与えることができるのです。いやー、巧みですねー。

なんで社長を埋めようと思ったのか

これはもう単純にインパクト狙いの意外性の組み合わせでしょう。

こんなこと世の中にはよくある話で、

・アイドルなのに会いに行ける
・ギャルなのに農業
・コーンポタージュなのにアイス
・モデルなのにネガティブ
妹なのにあんなあられもないこt
社長なのに埋まってる

こんな感じで有り得ないと思われる単語を組み合わせるだけで変なことって創造できちゃうんです。それをやるかやらないかは別の話ですけど。

この広告を作る時、こんなアイディア出しがされたんじゃないかと想像しています。

誰が
何をした
社長が
部長が
社員が
犬が
パソコンが
本が
水槽が
インテリアが
etc…
仕事した
指導した
愚痴った
笑った
泣いた
壊れた
破れた
爆発した
殴った
埋まった
etc…

こんな感じで適当にキーワードを出していって、一番有り得ない組み合わせを決めて、あとはそのコンセプトに肉付けをしていくだけです。意外とやること自体はシンプルだったりします。どちらかというと大変なのは肉付けの方。

で、採用できんの?

こればっかりは僕は部外者なのでわかりません(ぉぃ)。

でも、一般的な求人広告に出稿するよりも面白い人材から応募はあると思いますよ。まぁ、採用ができなくても「なんか面白いことやってる会社」ってイメージが付けば、別の仕事なんかも降ってくるからいいんじゃない?

スポンサーリンク

シェアする

SNSをフォローする

スポンサーリンク