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(旅人向け)ブログワークショップを開催したので、そのスライド公開とレポート

2014/05/26

2014年5月25日に旅DiningKitchen rootにてブログのワークショップを開催しました。当日の午前中から14時ぐらいまでGoogleのイベントに参加していて、最後のデザートを尻目にワークショップに駆けつけたのです、どうだえらいだろう。

というわけで、こちらが使用したスライドです。特に難しい要素は入れていないのでそのまま見ていただければどんな内容だったか想像つくかもしれませんが、念のため補足説明を入れておきます。

スライドの補足解説

というわけで1ページ目からちこっとずつ解説します。

表紙

先日行ったサグラダ・ファミリアです。

選択

今回のワークショップ(セミナー部分)は「選択できる」という点にフォーカスしました。選択は知っている範囲からしかできません。自分の知識と経験を増やすことで選択の幅を広げることができます。ブログで収益化をおこなっている人は、要は収益化の方法を知っているからおこなうことが出来るわけです。

情報は価値

行動力のある人ほど、その経験や体験をしっかり収益化してそれを原資に次の経験をして欲しいと考えています。世の中にはなかなか行動に移せなくても皆さんの経験を読んで知識に変えたり、喜んでくれる人も居ます。自分の知識や体験をシェアして、収益を得ることは恥ずべきことではなく、むしろ価値を提供し世の中を豊かにしています。

情報は価値だという考え方を持っていないと、収益を得ることに対し抵抗を感じてしまいます。そのあたりのマインドセットについて説明しました。

学ぶこと

そのまんまです。このワークショップで解説するのは「発信方法」「伝達方法」「収益化方法」の3つです。

発信方法

敢えて更新型と完成型という定義付けをしました。

更新型は「書いている人」に紐付けて、いろいろな情報の中でカテゴリ分けして日々更新していくタイプと定義付けています。

完成型は(旅行記であれば)沖縄やハワイ、世界一周など「一つのテーマ」に沿って情報を提供するタイプと定義付けています。

個人的には最初のうちは完成型のウェブサイト(ブログ)を作ってみると良いかと思います。テーマが絞られているので書きやすいという点と、ネタが尽きたら完成というゴールが見えるからです。ただ、30記事ぐらい無いと淋しいので、できるだけ記事に出来る内容を考えておきましょう。

なお、ウェブサイトのシステムはホームページビルダーでゴリゴリ作っても良いですし、ライブドアブログなどの無料ブログサービスでも良いですし、サーバーを借りてWordPress等のシステムを組み込んでも良いかと思います。初めて発信するような人は無料ブログでいいと思いますけどね。

伝達方法

これ、7Fで喋った内容の使い回しなのですが、物を書く上で自分の強みや弱みを認識しておくことは非常に重要なので使いました。要素を自分の理解できるまで分解して、ピンポイントでそこを強化しましょうという話ですね。

こっちに話した動画があります(60分程度)。
https://someyamasatoshi.jp/conference/equation/

翻訳者の務め

読み手にはそれぞれ階層があり、理解度に合わせて使う言葉を選びましょうという話ですね。

もし言葉の置き換えが分からなければGoogle先生にお尋ねしましょう。「◯◯とは」と検索したり、類語辞典(シソーラス)で調べて、同じ意味で優しい言葉に置き換えることもできます。

リアルタイムの収益化

これもこんな用語はないのですが、敢えて定義付けとして使用しました。ブログを書いて、直接的にすぐ収益化を図ることを「リアルタイム収益化」と表現しています。

いわゆるGoogle AdSenseやアフィリエイトの活用です。このへんの詳細をもっと学びたければ6月末~7月末に発売されるであろう僕の新著を読んでください(CM)。

タイムシフトの収益化

こちらもこんな用語はないのですが、敢えて定義付けとして使用しました。ブログを書いた後に、別の収益化を図ることを「タイムシフト収益化」と表現しています。

簡単に思いつくのは記事の電子書籍化です。今はKindleで誰でも出版可能ですので、記事をもっと書籍用にリライトして販売することも可能です。

他にも、経験を喋ったりワークショップを行ったりして参加費をもらうこともできます(このワークショップのように)。

大切なのは一つのネタを複数の方法で活用するという視点です(ワンソース・マルチユース)。

体現

簡単な事例を挙げると、

地球の歩き方を一言一句丸暗記して完璧なシミュレーションを立てている人の話よりも、失敗ばかりだったかもしれないけど実際に世界一周した人の話の方が信用できるでしょってことです。

世界一周した人がずっと使っていたリュックを「本当にこのリュックに助けられた」と紹介するだけで欲しくなるのは、現実感があるからです。

キーワード

この後、ワークショップで実際に文章を書いてもらうのですが、ヒントとしてキーワードを出しています。

ワーク

実際に500文字程度の文章を書いてもらって、隣の人に読んでもらい、良い点足りない点を指摘し合いました。

参加者レポート

ありがたいことに何件かレポートが上がっています。

「ブログ飯」著者染谷昌利さんに学ぶプロブロガーになるたった1つの方法
http://keikanri.com/archives/13276

(「ブログ飯」染谷昌利さんワークショップ)ブログで飯を食うということ
http://ameblo.jp/listagon/entry-11861178137.html

もし俺(私)も書いたぜ!という方がいらっしゃればぜひお知らせください。

まとめてきな

今回20人規模のワークショップだったのですが、僕と参加者の距離も近く、非常に和気あいあいとやれたんじゃないかと(勝手に)思っています。ワークショップの良い点は参加者同士の交流も図れるということで、ワークの最後の方はかなり盛り上がっていたような気もします。またやりたいなぁ(誰か呼んでください)。