ブログ飯ボツ原稿?「フリーランスという職業を3年間やってみての考察」


昨日、パソコン内のファイルを整理していたらこんな原稿が出てきましてですね。で、なんとなくどこかで公開したような気もするのですが、ほら僕って3歩で物事を忘れてしまう鳥頭なので、どこで公開したのか、そもそも公開したのかどうか覚えてないんです。

というわけで、PCの中に眠らせておいてもしょうがないので(いや、眠ってる原稿かすらわからないんだけど)公開しちゃいますね。ちなみにこの原稿は2012年ぐらいに書いていると思われるのでそんな雰囲気で読んでください。

本題

現状、僕は良く言えばフリーランス、平たく言えば日々フラフラと生活しているわけですが、みなさん、フリーランスって職業に憧れたりしますか?正直、フリーランスという職業は良い点も悪い点も多々ありますので、それでも目指したいという人のためにフリーランスのなり方や考え方などについての考察を書いてみたいと思います。

フリーランスのなり方

「僕、フリーランスですっ!」と言えばOKです。自信満々に「僕、フリーランスですっ!」と言い切ると更に良いでしょう。おめでとうございます、これで今日からあなたもフリーランスという名の無職です。

これだけでこのパートは終わりにしても構わないんですが、さすがに不親切な気がするので追記すると、

学生の場合「学校卒業したけど人に使われるなんて嫌だし、自分のやりたい事あるからフリーランスになるぜ!」
会社員の場合「あぁ、もうこんな馬鹿な上司のためや、無駄な稟議を書くために仕事してるわけじゃない!ほら、辞表だ受け取れ、バシッ!!」

おめでとうございます、これで今日からあなたもフリーランスという名の無職です(←おぃ)いや、でもホント、フリーランスになるのであればこれだけでOKなんですよ。

フリーランスの良い所

・自分の好きな事ができる
・自分の活動がダイレクトに、読者やクライアントの反応/報酬で感じ取ることができる
・仕事の仕方を自分で決められるので、平日に遊びに行ったり長期間旅行に行く事も可能
・無駄な社内調整しなくていい
・嫌な上司の機嫌を取らなくていい
・参考書籍とか飲み代とかいろんなものが経費にできる(時と場合によってですよ)

フリーランスの駄目とは言わないまでもなんとも微妙なところ

・収入の保証がない(とはいっても、現代のサラリーマンも収入が保証されてるかというとそうでもないですが)
・技術が無いと仕事が来ない
・発信力やコネクションが無いと仕事が来ない
・体調を崩すと仕事が進まない
・孤独
・締め切り前は社畜以上の仕事畜になれる
・「会社変わっても交流しましょうね!」とかいう元同僚の言葉が信用できなくなる
・「フリーランス王に!!!!おれはなるっ!!!!」とか言うと親とか嫁に( ゚Д゚)ハァ?って言われる
・同窓会とかで「いま何やってんの?」って聞かれた時に「フリーランスだよ」って言うと会話が止まる

フリーランスに向いてると思われる人

・技術力のある人
・発信力のある人
・どうしても誰かに伝えたいことがある人
・人から気持ち悪がられるぐらい好きなことがある人
・諦めが良い人(諦めの早い人ではない)
・くよくよしない人
・粘り強い人
・孤独が好きな人

フリーランスに向かないと思われる人

・飽きっぽい人
・自分の売り(過信でもなんでも良いです)が見つからない人
・人のせいにする人(被害妄想が強い人)
・友人に囲まれていないと落ち着かない人
・他人に対して攻撃的な人(とはいっても自分では気付きませんが)
・誰かがやってくれると思っている人

フリーランスの注意点

・税金、保険、年金等(ブログ飯本編にも書きましたが意外と出費が大きいです)
・健康(体力勝負な部分もあります)
・収益の分散化

この中で収益の分散化というのが本当に重要で、なるべく一つの業務からの収益が20%を超えるような偏った状況にしないということに気をつけましょう。全体の収益から見て20%以下の仕事であれば、万が一無くなっても大きなダメージを受けませんが、ひとつの仕事に50%とか70%という収益の比重がかかると相当不安定な収益構造になります。

実は会社員ってほとんどの人が会社からの給与(収益)が100%だという、見方によっては非常にリスキーな状況でもあります。

まとめ

やっぱりフリーランスって最初のうちは不安定なんですよ。ですので1年ぐらい何が起きても耐えられる(厳密には何も起きないことに耐えられる)精神力も重要です。

もともと会社員時代に仕事が貰えそうな人脈を築いていたり、ブログなどで月々10万円ぐらい稼いでいたり、この技術は自分しか持ってないから会社辞めたら外注として仕事を受けるんだといった策士な人は大丈夫かと思いますが、いきなり生活できるような収益を上げていくのはなかなか大変です。ですので貯金でも退職金でも失業手当でもなんでもいいので、半年から1年は生活できるだけの蓄えを持ってからエイっと退職願を叩きつけると(別に叩きつけなくてもいいですが)良いかもしれません。

そして、半年から1年は相当必死になって、さまざまな事をやる必要があります。たぶん、飲みに行っているような時間的余裕や精神的余裕や金銭的余裕は無いと思います。特にお金の切れ目が見えてきた時にはさらに余裕が無くなります。

では、どうやって仕事を見つけてくれば良いのでしょうか?

一番重要なことは、自分の能力をわかりやすく見込み客層に伝えるということです。どんなに高い技術や素晴らしいノウハウを持っていたとしても、それを世界に知らせてあげない限りあなたという存在を見つけてもらうことはありません。現状ではブログなどを作成して、世間の役に立つ情報を発信していくのが良いでしょう。そのウェブサイトにあなたのプロフィールを載せ、技能や得意分野を解説しておくことにより、あなたに仕事をお願いしたいという人からのコンタクトがある可能性があります。

二つ目の方法として、さまざまなコミュニティや勉強会に顔を出してみましょう。実は世の中は(大小はありますが)いろいろな仕事に溢れています。勉強会などに参加することで、「こんなことできる人いないかなぁ?」と思っている人と出会う可能性もあります。そのような人との繋がりから頂いた仕事を一つ一つ丁寧に仕上げていくことで、新たな紹介が生まれ、次の仕事へ繋がっていく場合が多々あります。信用を土台とした人と人との繋がりというのはそう簡単には切れることがありませんので、丁寧な仕事を心がけて少しずつ信用を積み上げていくことが重要です。

僕はこの信用残高の話がことのほか好きで、目先の利益にならなくてもいいんです。その人から報酬を得なくても、積み上がった信用残高は、どこか別のところから仕事を運んできてくれます。きっと、運んできてくれるでしょう。おそらく大丈夫、たぶん。

そんなわけで、バラ色のフリーランス生活へようこそ!