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テクニックに溺れてはいけない

2013/04/22

というわけで、前回(個人での収益を生み出すことのメリットとは何か?)に引き続き、今回は「僕のテクニック嫌い」という事について言及していこうと思います(←え

で、なんで僕がテクニックを書かないかというと・・・って思ったんですが、数ヶ月前に一部で話題になった記事の11項目目に書いてあるのでそちらを引用させていただきます。

ソーシャルボタンの配置はどうだとか、他人が自分のブログについて言及したツイートをリツイートしたらPVが伸びるとか、そんな小さなことを気にしているから、ブログの成長がそこで止まってしまうのです。結局、表面的なPVは伸ばせても役に立たないブログに人は居付かないんですよ。

テクニックはあくまでもカンフル剤というか効果を加速させるもので、エンジンとなる記事の内容が弱ければ結局そのアクセスや収益は長続きしません。
Google AdSenseだけで家族を養ってきた僕が、今までやってきたブログ運営術をガチで解説するよ/WP-D

この記事凄かったみたいで、今、「グーグルアドセンス」って検索するとGoogle AdSense公式とWikipediaに続いて3つ目に表示されてます。実は僕もアドセンスの解説サイトを運営しているのですが、なんか見る陰もありません(´д⊂)‥ハゥ

ああ、話が逸れましたスミマセン。引用の意味が分かりづらければ調味料に例えてみてもいいでしょう。

テクニックは調味料

砂糖、塩、酢、醤油、味噌、胡椒、みりん、魚醤、ケチャップ、ソース、マスタード、ターメリック、シナモン、コーレーグースなどなど調味料は数えきれないぐらい存在します。でも料理ってダシや素材の旨味、料理法がしっかりしてるからこそ美味しいですよね。そして最後の締めで上手に調味料を使うことで料理の旨味は増加しますが、テクニックはこの調味料なんです。そもそもの素材や料理の腕を向上させた上で、調味料をひとつまみ使うことで最大の効果を生むのです。

調味料だけドバドバ入れた料理なんて食べられたもんじゃないですよね。

でも、テクニックって楽しいんですよ。一つ何かのツールをセットするだけで、ページビューがピョコッと上がる。効果が即座に見えるので、いろいろなテクニックを学びたくなる気持ちも分かります。でもそれだけです。テクニックで上がったPVはすぐに消え去ります。都度、新しいテクニックを追い求めるのも悪くはないですが、それよりも自力を少しずつ積み上げていった方が遠回りに見えるかもしれませんが結果的に最短距離で目的の場所に到達できます。

では自力はどうやって上げていくのでしょうか。それは知識の積み上げと経験です。知識を得ていくことで様々な角度から物事を見つめ、いろいろな仮説を立てることができるようになります。仮説を元に行動に移すことでその仮説が合っていたのか間違っていたのかを理解できます。ただ動くというだけでなく、考えながら動くことで数多くの学びを得ることができるのです。もちろん、動かないよりたとえ何も考えずにでも動いた方が経験値にはなりますが、考えて動くともっと効率的に成長できます。

そして文章は書けば書くほど上達します。最初から文章が上手に書ける人は少数です。でも毎日、少しずつ書いていくことによって必ず上達します。また、本を読んだり、目指したい文章を書いているブログの書き方を真似てもいいでしょう。基本的には「自分が」「読者に」「伝いたいことは何か」と分けて考えると理解しやすい文章になります。自分の文章を第三者的に読んでみて言いたいことが明確に理解できるのが理想形ですが、最初から書けるわけではありません。この記事も一通り一気に書いてから推敲し、何回も書き直しています。それでも読みづらい箇所はまだあると思います。延々と書き直しばかりしていると今度は公開ができなくなるので、自分なりの満足度を決めてバランスよくチェックしてみると良いかもしれません。

ちなみに僕の場合は「、」とか「。」の位置をかなり気にします。行替えも(行間の幅)も気にしている方だと思います。句読点や段落分けをしっかり行うだけでも「ここで文章の転換点があるんだ」と読者に認識してもらうことができます。文章の上達術は本当に地味なもので、ちょっとした事の積み重ね、そして量稽古なんです。

というわけで、収益化の具体論からはどんどん離れていくような気もしますが、遠回りに思えることをしっかりと行うことが最終的には近道だと思いますので(大事なことなので二度言った)、やってみたい人はぜひチャレンジしてください。