前回の記事で初日に訪問した宮崎市北部と鶏のことを紹介しました。
今回は宮崎市南部の加江田渓谷と青島について紹介していこうと思います。
が、その前にしっかり朝ごはんも食べないとですよね。
というわけで、やってきました、きっちょううどん。
こちら、おぼろうどんで宮崎特別価格310円(通常400円)です。おぼろ昆布といりこ出汁の組み合わせ最強ですね。
宮崎のうどんはかなり柔らかめなスタイルで、前日の爆食でもたれた胃腸にも優しいです。でも量多くない?
というわけで、炭水化物も補給したので2日目スタート!
目次
南北約10kmに及ぶ広大な森林公園「加江田渓谷」
まず午前中最初に行ったのが加江田渓谷です。宮崎駅から車で約30分(16km)で到着します。
渓谷入口には丸野駐車場(無料)があります。数十台停められるスペースなので、駐車場待ちすることは殆どないと思います。
訪問時の気温は23℃ぐらいでハイキングには絶好の気候でした。ただ、駐車場近辺にしか自動販売機は無いので、渓谷に入る前に水分の調達をしておきましょう。
ずんずん奥に入っていきます。山の空気って爽やかでいいですよね。
登山口も複数あるので、本気で制覇しようとしたら丸1日遊べるスポットです。
今回は清流が楽しめる「ひょうたん淵」までしか歩いていませんが(駐車場から15分程度)、山登りも水遊びもできるので、家族や友人と訪れると超楽しいと思いますよ。
宮崎市が公開している加江田渓谷みどころマップもリンクで置いておきますね。
鬼の洗濯板を一望できる「堀切峠」と「道の駅フェニックス」
見て、この堀切峠からの水平線、やばい(語彙力)。朝日(初日の出)も最高に美しいそうです。
というわけで、鬼の洗濯板を一望できる堀切峠にやってきました。宮崎駅から車で約30分(20km)です。
絶景。
なんでこんな海岸線ができるんでしょうね。不思議。
堀切峠から約1㎞南下した場所に道の駅フェニックスもあります。道の駅と言えば、ご当地ソフトクリームですよね。
このマスコットの年季の入りようよ。
堀切峠とは違った角度での鬼の洗濯板を眺めることが出来ます。また、海側の展望デッキ横から海岸へ降りる遊歩道があり、斜面にはバナナの木を中心とした南国の珍しい花や樹木を見る事ができます。
見どころいっぱい青島エリア
ようやく宮崎のメインディッシュにたどり着きました。そう、青島です。青島エリアは見どころが多いので、いくつかの段落に分けて紹介します。
青島漁港の鮮魚が楽しめる、漁協直営レストラン「港あおしま」
ハイキングで消費したエネルギー補給のために青島漁港にやってきました。
完全に漁港です。
その青島漁港で採れた鮮魚を楽しめるのが漁協直営レストラン「港あおしま」です。
採れた魚によってメニューが変わるのもいいですよね。
はじめまして、海鮮ちらし丼(1,400円)です。
はじめまして、青島獲れ海鮮定食(1,200円)です。
九州名物の甘めの醤油って、刺し身によく合いますよね。
本日の鮮魚のリストがこちら。ちらし丼に入っている魚の種類の多さよ。
なお、営業時間は11:00~14:30(定休日:月曜)と短めなので、ランチタイムに合わせて行きましょう。
青島神社
島全体が境内とも言われる青島の中央に鎮座する神社です。
ここは神話「海幸彦・山幸彦」の舞台で、山幸彦と豊玉姫が結ばれた地でもあることから、縁結びのご利益があると言われています。
遊歩道(参道)もきれいです。
こちらが本殿です。鮮やか&厳か。
右手奥の道は元宮(奥宮)に繋がっています。途中、倒木があるのですが、それがまた良い雰囲気を醸し出しています。
元宮のさらに奥には、磐境に土器の皿を願い事を呟きながら投げ入れ、入ると願いが叶い、割れると開運厄除になるという「天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)」があります。
僕は開運厄除でした(ノーコン)。
青島の「鬼の洗濯板」と干潮時の磯遊び「タイドプール」
青島は周辺一帯が鬼の洗濯板に囲まれており、干潮時はかなり遠くまで足を運ぶことができます。
至るところに水たまりが残っており、その中には貝や小魚が取り残されています。
その水たまりの巨大バージョンがこれ。タイドプール(潮溜まり)です。
波打ち際に行けば行くほど、大きなタイドプールが残っています。
このタイドプール、宮崎市も青島神社(の宮司さん)も公認で遊べるようになっています。前回の記事の予告編で載せたのはここでした。
もちろん水着やマリンシューズ、バスタオル類は自分で用意する必要がありますが、大人も子供も無心で楽しめるスポットです。
なお、宮崎市の動画でも掲載していますが、農林水産省でもタイドプールで遊ぶ際の注意点を記載しています。ルールやマナーを守った上で、磯遊びを満喫しましょう。
タイドプールで遊ぶ際の注意
- 子供だけで遊ばず、必ず大人の方と一緒に遊びましょう
- 深い場所や波がたくさん入ってくるタイドプールでは遊ばないようにしましょう。
- 岩や貝などで手足を切らないように、ぬれてもすべらないクツ(サンダルはやめましょう)、はだがあまりでていない服装や軍手などを用意して、ケガをしない準備をしましょう。
- 日差しが強いので、ぼうしや日焼けどめによる日焼け対策と、こまめに水分を取るようにして熱中症を予防しましょう。
- 岩場はぬれたり、海藻(かいそう)が生えたりして、とてもすべりやすいので、決して走ったりジャンプしたりせず、慎重に移動しましょう。
- 毒を持った生き物には、決して触らないようにしましょう。
- ゴミは持ち帰りましょう
宮崎市青島ビーチセンター「渚の交番」
青島のビーチには、海の安全を守る屈強で優しいスタッフたちが常駐する「渚の交番」があります。
この施設、単にライフセーバーが監視しているだけではなく、内部はコミュニティスペースになっており、一般のお客も休憩等で利用可能です。
スペースの展示物は時期ごとに変わっているそうです。
どんな人でもビーチを楽しめるよう、バリアフリーの取組みにも積極的で、多目的トイレも設置されています。
そしてそして、びっくりしたのが足が不自由な人でもビーチを楽しむことができる水陸両用車椅子「ランディーズ」が常備されています。
砂の抵抗に負けない特殊なタイヤのため、砂浜でも浅瀬でも通常の車椅子よりも快適に走らせることが可能です。
このランディーズ、スタッフに言えば無料で貸してくれますので、ぜひ聞いてみてくださいね!
見どころたくさん、宮崎市に遊びに行こう
実は他にもボタニックガーデン青島(植物園)やNOT A HOTEL(の周辺)、平和台公園などなどいろんな場所に行ってきたんですが、あまりにも長くなっちゃったので別の機会にまたご紹介します。
まだ宮崎ブランドポークも、宮崎牛も、餃子も、肉巻きおにぎりも、魚うどんも、冷や汁も、日向夏も食べてないので、また視察(遊び)に行きます!