いつもお世話になってる、奥ノ谷圭祐さんこと短パン社長の初著書『「いいね」を購入につなげる短パン社長の稼ぎ方』が、満を持して2019年12月6日に発売されます🍻
ありがたいことに発売前に見本誌を頂いたので、全力で読破して発売前にレビュー記事を書いてみました。
そうそう、書籍名が 「いいね」を購入につなげる短パン社長の稼ぎ方 と、ちょっと長いので、以降は「短パン本」で統一します。
短パン本を読み終えての感想
そう、控えめに言って最高でした…。
僕が短パンさんと仲良くなったきっかけが、2013年のブロガーズフェスティバルなんですけど、気づいたらもう6年を超える付き合いになってるんですね。ありがたい限りです。
短パンさんにはいろんなお願いをしていて、僕の本で事例として載せさせてもらってたりするんですが、その内容が本人の文章で語られてるのが感慨深いです。
短パンさんのすごいところって実行力と継続力なんです。
言ったことは実行に移すし、ブログも9年間毎日更新しています。SNSに至っては9年間、毎日どころか毎時間投稿しています。
僕、言葉だけ強くて、実行に移さない(移せない)人や、すぐに結果が出ないことに心が折れてしまう人って苦手なんです。
※がんばってる人、がんばってても結果につながらないって人は好きですよ。言葉だけ強いのに行動しない人が好きじゃないってだけです。
短パンさんのSNSやブログを見ると、言葉は強く感じるかもしれませんが(裏側には信頼や期待が隠れてますが)、その言葉に強さに比例して行動してるんです。だからSNSだけで5億円の売上という結果につながっているわけです。
この短パン本は、短パンさんが常に考えている「お客(仲間)をいかに喜ばせるか」、「そのためにはどうしたらいいのか」という、ビジネスの基本であり、継続することが一番難しいことを、自分自身の事例を交えて解説してくれています。
そんなわけで、頭をトンカチで叩かれた気分になるフレーズをチラ見せしながら、書籍の感想に入っていきます。
トンカチで頭を叩かれたフレーズで振り返る短パン本
短パン社長の楽しませ方
自分の好きで終わらせるのではなく、どうしたら相手も好きになってくれるかを考えよう。
一番最初のページなのですが、この1ページが書籍に書いてあることすべてなので、これだけで腑に落ちた人はこの先読む必要ないです。
どう楽しんでもらうのか、どうやったら自分の好きなことを相手も好きになってくれるのかを200ページに渡って濃く説明しています。
「そっか、俺は短パンで認知されてるんだ」
覚悟を決めて、長いパンツも全部切って短パンに。
覚悟を決めるって本当に大切ですよね。冬の北海道でも短パンなんですよ、そんなことできますか?
今の時代、不安をあおるようなマーケティングばかり。人々を不安にさせて、安心するにはこれを買いなさい、とやる。
そうではなくて、「この人から買いたい」と自然に思ってもらうこと。
こういうのよくありますよね。
恐怖心を煽って申し込ませても、それって瞬間的に売上は伸びるだけで、将来ずっと一緒に楽しんでいける仲間にはならないですよね。
昔のようにモノがない時代なら、売れる理由は明白。それは
「持ってないから」
でも、今は誰もがモノをたくさん持っている。
そうなんですよ。短パンさんが手掛けている商売は衣料品ですが、もうみんな服は持ってますよね。そんな時代で、どうやって商品を売っていくのかを考えていかなければいけません。
考えるのは売ることではなく、いかに楽しんでもらえるかということなんですが。
いきなり1万2000円の短パンを(SNSだけで)120枚も売ることができたのは、それまでにSNSでつながっていた人たちとの関係を地道につくっていたから。
楽しませたい
喜ばせたい
役に立ちたい
売るより先に、根底にこういう思いがあった。その上での「売れたらいいな」です。
本書ではずっとこの事を言っています。とにかく楽しんでもらう、喜んでもらう、役に立つということが先で、売上はその次なんだと。
眠らずに書いた100枚の手紙
「お客さんは会社名も店名も覚えていないんだ、覚えているのは人なんだ」
短パンさん、本当に手紙書いてるんですよ。会うたびに腱鞘炎になってる気がします。
こんな地道な行動が結果につながってるんです。
ツールに任せておいて、ホームページをつくっただけで、SNSでただ自撮りして、すぐに売上が立つわけではないんです。
でも勘違いしている事業主も多いし、勘違いさせる(ツールやホームページ制作会社や変な教材の)営業も多いのが現実だったりします。
お金のために自分が好きでもないものを人に勧めるということが、ボクにはできない。テレビにバンバン出るようになっていた2017年ごろ、あるお菓子メーカーさんからバウムクーヘンの広告に出てくれないかというオファーが来たこともあった。
でも、ボクは甘いものが苦手。なので、丁重にお断りしました。
これもホント大切。
好きでもないのに、食べてもいないのに、儲けを第一に考えてお客(読み手)のことを考えてない人も一部存在します。
一瞬の売上を伸ばしたいならいいんですよ。でも人はしっかり見ていて、信頼が無くなれば黙って去っていきます。そんな商売、長続きしないですよね。
顔の浮かぶお客さんが300人いる、これは強み
一緒に楽しめる関係性をつくって、そしてたまに売ってみる
売るから入らない。毎回売ろうとしない。分かってはいても。お金に困るとこれができなくなっちゃうんです。×の流れになっちゃうんです。
でもSNSはお金がかかりません。
一生懸命、関係性を構築することに注力すれば、この◯の流れを生み出すことが可能です。もちろん、数ヶ月、1年単位の継続が必要になってきますが。
なぜ「好き」を人と比べるのかな。
好きかどうかはあくまでもその人自身の問題。他人と比べるものではない。
そう、比べる必要なんて無いんです。
自分の好きなことを全力で、わかりやすく、読み手の役に立つように発信すれば、あなたの好きなことに共感してくれる仲間は次第に増えていきます。
焦らず、楽しみながら、継続して発信していきましょう。
短パン本のまとめ
この記事で紹介したのはごく一部のフレーズです。一部のフレーズですが、実際に行動に移せている人、継続できている人は決して多くないはずです。
自分でビジネスをしている人はもちろんのこと、コミュニティ活動でメンバーが増えない、自撮りをしてても結果につながらないなど、いろんな悩みを解決するヒントが散りばめられている書籍ですので、ぜひ手に取ってくださいね。
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