主張が炎上するその理由

僕が運営するコミュニティ「ギガ盛りブログ飯」では、適宜、メンバーからの質問を受けているのですが、興味深い質問が来たので質問者の許諾を取った上でブログでも公開させていただきますね。

【Question】

日本では会社員としての働き方が圧倒的に多いので、主語を会社員の否定に捉えられると炎上するブログになります。

それは望むところではないので、染谷さんにアドバイス頂きたいのは、

・文章のニュアンスや、ブログの書く構成として、現状としての悲観的の事実の列記と、対案としてその悲観的な事実の改善案としてフリーランスやブログでの収入を得ての生活、または海外移住などの順に書きたいと思いますが如何でしょうか?
あくまで現状困っている方への応援や固定観念に捕らわれない新しい仕事スタイルの提案という形にしたいです。

・炎上としてバズらずに、困っている人へ届けるブログの書き方などは有りますでしょうか?

【Answer】

働き方の多様性を推奨することはまったく炎上には繋がりません。要は表現の仕方なんですよ。

確かAさん(ギガ盛りメンバー)は会社員経験が長いと思いましたが、例えば、

「会社員として15年間勤めてきましたが、最近退職して、フリーライターとして自由な働き方を模索するようになりました。会社員時代の安定性に比べると、月々の収入は変動しますが、自分のペースで、得意な仕事に取り組める、現状の働き方の方が自分には合っています。『働く』ということは、会社員として勤務することだけが答えでは無いということを、このブログで伝えていきたいです。」

としたら炎上するでしょうか?

「自分は両方の働き方を経験し、結果としてフリーランスを選びました。あなたもどうですか?」というメッセージは提案です。強要ではありません。このぐらいのニュアンスであれば同調してくれる人は多いと思います。
 

「会社員はクソ、フリーランス最高」という極端な発言をすれば、確かに目立って良くも悪くも拡散されることでしょう。でもそれってAさんが本当に伝えたいことでしょうか?その辺を考えて使う言葉を選ぶことで、丁寧に真意を伝えることができます。
 

商品やサービスの比較も一緒で、ライバルを貶した時点で人間性が出てしまいます。営業をやったことある人は経験していると思いますが、「B社さんの商品もいいですが、うちは◯◯にこだわりがあって、ここはB社さんには無いサービスなんですよね」って、相手を讃えつつも、自社の良さを伝えるんですよ。

このような伝え方を意識しながら情報発信をしていけば、信頼できる仲間ができると思います。少なくとも僕はそうしていますが、ありがたいことにいろんな人達に囲まれて楽しく過ごしてます。

多様性と二極性

この後は酒を飲みながら余談なので、もしかしたら心の声が漏れてしまっているかもしれないので、読者の皆さんの広い心の中で留めておいていただけると、嬉しいです。これからも僕が業界で生き残っていけます。

あくまでも僕の観測範囲での話なのですが、多様性を謳っているくせに「最高or最悪」の二極性でしか話ができない人が多いです。

例えば、

「いろんな働き方があって当たり前です。勤務形態、地域、在宅勤務、フリーランスなどなど、現代は選択肢がたくさんあるわけですから、自由に働き方を選べば良いんです!でも会社員と東京一極集中で働いてる奴はバカ」

といった感じですね。もはや言ってること支離滅裂です。

他にもいろんな事例があるので、意識してSNSでの発言や記事を読んでもらうと、そこら辺に趣深い文章が転がっているのでオススメです。

炎上に至る発言の特徴

さらにもう一つ、炎上には特徴があります。それは「経歴と発言の差が大きい」ということです。

たかだか1年程度しか会社員経験がない人が、「サラリーマンは無能。フリーで働いている人最強。」とか言うから、読み手は「お前が言うな!」という感覚になるんですよ。

周りにいる人が無能だと感じるのは、自分に力がないからです。今度、開催するフリーランスセミナーのスライド17ページ目にも載せてますが、自分のステージ(実力)を上げれば周りにいる人は自然と変わるんです。

最近は就職せずにそのままフリーランスになる人もいますが(別にその生き方を否定はしませんが)、そういう人が会社員を馬鹿にするから反感を買うんですよ。生き様は発言に重みを増すんです。

バックボーンが薄っぺらければ、発言も軽く見られます。「また言ってるわ」って思われるだけです。そして次第に飽きられます。だからエスカレートするしかないんですよ。
 

こういう人たち、ブログやSNSが無くなったらどうなるんでしょうね?インターネットが一般的になってまだ20年です。同じ環境があと20年続くと思いますか?

スマートスピーカーに話しかければ、特化型AIが勝手に検索して、音声で返答してくれる時代になりました。いつまで人は「検索」という行為をするんでしょうか?いつまでアフィリエイトリンクから商品を買うんでしょうか?

刺激的な発言で一時的に有名になったからと言って、信頼性がなければ仕事をお願いすることはありません。だからこそ、人間としての信頼性を高めるための発信を心がけて、現実社会の繋がりを構築し、指名で仕事が来る環境を作って欲しいんです、はい。