即断即決力の鍛え方

僕と仕事(プロジェクト)をご一緒した人は感じているかもしれませんが、僕、仕事を受ける・受けないの判断が相当早いです。

依頼者との関係性によっては内容も条件も報酬も知らないのにOKする場合もあれば、サラッとお断りすることもあります。判断が早いと評価してくれる人もいれば、冷たいと言われることもあります。おかしいな、よく溺れてる子犬とか助けてる優しい子なのに。

なお、僕の運営しているコミュニティ「ギガ盛りブログ飯」メンバーの依頼は、交通費と宿泊費と飲み代だけもらえれば無条件OKです。

というわけで、今日のブログはなぜ僕が即断即決するのか(できるのか)について書いていきたいと思います。

自分ルールを決めて、淡々と照らし合わせる

僕の判断が早いのはルールを決めているからです。理由は以下の3つです。

・ルール決めによって判断を早められる
・長々と考えていても結論は変わらない
・ルール化によって断りづらさが発生しない

人間が迷う理由ってある程度決まってるんですよ。

ざっくり分けて、「得意分野かどうか」「人間関係」「価格」ぐらいじゃないですか?

であれば、その中での判断基準を決めておいて、基準内であれば受ける、基準外であれば受けないって形、シンプルじゃないですか?

判断するってものすごくエネルギーと時間を使うんですよ。ルールを決めることによって自動的に選択できるので、判断に使っていたエネルギーや時間を別のことに活用できます。

検討・調整するだけでエネルギーを消耗し、実際の作業前に枯渇してしまうのって本末転倒じゃないですか。同じような判断を繰り返して不必要に消耗しないために、自分の中でルール化しておく必要があるんです。

基準の決め方

ルール設定は人それぞれ好きにやればいいと思うのですが、それだと不親切なので染谷ルールの決め方を紹介します。

これも実は単純で、マトリクスを作って案件がどこに位置づくのかだけで決めてます。

BCGマトリクス

マトリクスと言えば、ボストン・コンサルティング・グループが考案したBCGマトリクス(正式にはプロダクト・ポートフォリオ・マトリクス)が有名です。

市場成長率と、相対的マーケットシェアの縦軸横軸を「花形(Star)」「金のなる木(Cash Cow」「問題児(Problem Child)」「負け犬(Dog)」に4分類するアレです。

BCGのプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)とGEのビジネス・スクリーン
http://keiei-manabu.com/strategy/product-portfoliomanagement.html

あくまでもBCGマトリクスの話はおまけみたいなものなので、詳細説明は上記のサイトにお任せしますが、ここで重要なのは「ビジネスを長期間安定させるためにはStar商品を狙うのではなく、Cash Cow商品をたくさん持っておくこと」です。

Cash Cowをたくさん持っておくのに大切なことは独自性です。「あなたにお願いしたい」あるいは「あなたからしか買えない」という状態にしておくことで、安定した収益を見込むことができます。

自分の得意分野がどこのポジションにあるのかを知っておくことって本当に重要なんですよ。

好き嫌い・得意苦手マトリクス

とはいえ、このようなビジネスにゴリゴリ寄った感じではなく、もっと感覚的なものでも大丈夫です。実はこっちが本題。

画像の通りシンプルな考え方です。自分の得意分野や好き嫌いを知っておくことで、どの象限の依頼かすぐに判別することができます。

好き&得意であれば全力で引き受けて、興味あるんだけど実力不足だと思ったら全力で引き受けて全力で勉強して自分の能力を上げるきっかけにすれば良いわけです。

好きじゃないけどできることは依頼者との人間関係で決めて、嫌いで苦手な分野は速攻で断る。即断即決できませんか?

僕の事例で言えば、「ブログ飯」は”好き&得意”の象限に位置付きます。でも次作の「ネットショップの教科書」は”やりたい&未経験”の象限なんです。ネットショップ運営経験なんてないもの。

でも興味はあったので(ブログの専門家だけでは弱いと思っていたので)、引き受けて、勉強して、経験者を共著者に巻き込んで一つの作品に仕上げました。

複業のトリセツ」もそうです。そもそも複業ってジャンルが新しいので、自分で学んで、経験して、再現性を確認していく必要があるんです。こうやって少しずつ、”やりたい&未経験”のゾーンを広げていくことで、独自性は強化されていきます。

逆につまらないセミナー依頼なんかは”やりたくない”側に位置付くので、秒で断るわけです。

どうです、即断即決できませんか?

え、そうは言ってもなんとなく断りづらいって気持ちがあるって?

早く断ることは礼儀

ぶっちゃけ依頼を断るのは「慣れ」なんですが、そんなマッチョ的なことを言ってたらもっと強い筋肉に殴られそうな気がするので、気持ちの変化が生まれるかもしれない考え方を載せておきます。

断るのが気まずくて、結論をどんどん先送りする人もいます。実は依頼者からしてみると、これって大きな迷惑なんですよ。断る時期が遅くなればなるほど、機会損失を生みます。

判断が早いと依頼側も次の手が打ちやすいんです。別の人を探す余裕が生まれるんです。

要は、早く断ることは「悪」ではなく「礼儀」なんです。断ったぐらいで崩れる人間関係なんてその程度の薄っぺらい関係性ですよ。

僕は条件が合わなければ(ほとんどがスケジュールの問題)平気な顔して断りますし、僕自身も断られても気にしません。断った人にも「また誘って」って言いますし、断られた人にも「また誘うね」って平気な顔して言います。

要は慣れなんです。

そんなわけで僕の場合、新規依頼時にすべての条件を書いておいていただけると、やるやらないの判断がすぐできるので助かります。

平面ではなく立体で考える時代

これからは余談なのですが、これからの時代、二次元ではなく三次元で考える癖をつけておくと良いかなぁと思っています。平面ではなく立体ですね。

この”第三軸”を意識することが、これからの時代で独自性を維持し続けていくために重要だと考えています。

第三軸は何でも構いません。例えば「王道⇔トレンド」、「要望⇔不必要」など、自分で決めてもらえばOKです。

例えば僕の場合、トレンドであれば「複業」や「地方創生」に関わる仕事であればほぼ無条件で引き受けるということです。とはいえ、地方創生案件は時折とんでもないトラップが仕掛けられてる場合があるので、最近は人を見てちょっと考えますが。

値付けのルール化

さらに余談なのですが値付けについてもルール化しているので、参考記事を置いておきます。