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研究者的なI型人材から幅広い知識と1つの深い専門性を持つT型人材、そして複数の強みを備えるΠ型人材へ

2016/11/08

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数日前にジョブレス・リカバリーの記事を書きましたが、ギガ盛りブログ飯セミナーの余談でジョブレス・リカバリーと一緒に話したのがT型人材とΠ型人材の話です。

参加していただいた隠居系男子灯台もと暮らしの鳥井さんもこんな感想を述べてくれて嬉しい限りです。

まぁ、セミナー本題以外の部分が好評というのは講師としてどうなのかとも思うのですが、僕っぽいと言えば僕っぽいので引き続きこんなスタイルで進めていきますね。

で、今日の記事はT型Π型に加えて、I型一型の解説、それと僕がふと思いついた冊型人材という造語についてのお話を私見たっぷりに述べさせていただきます。もうI型とかT型とかΠ型とかの話は知ってるぜフフンという人は、おそらく知ってる話+αぐらいしか書いてないと思いますが、復習の意味でご笑覧ください。

なお、I/一/T/Π/冊の上辺(横軸)は知識や経験のを指し、縦軸は知識や経験の深さを指しています。

I型人材と一型人材

いわゆる特定の分野に詳しい専門家/スペシャリストを指します。開発者とか研究者とかはここに属します。

旧来のビジネスシーンでは、一つの分野に特化した人材を育てることによって技術の進歩を図ったり、効率性を高めたりする傾向がありました。

説明の流れ上、一型人材についても触れますが(あまり一般的に使われない言葉ですが)、要は知識や経験の幅が広いゼネラリスト型の人材を意味します。なんでもできると言えば聞こえはいいですが、表面的な知識だけだと役に立たないので注意が必要です。

T型人材

一つの強力な得意分野を持ちつつ、周辺の知識や経験も押さえているという意図が「T」という形状に込められています。

Iから始めるのか、一から始めるのかという議論もありますが、僕はどちらでもいいと思っています。個人のタイプの差で習得具合は変わってきます。一つの分野を極めてから周辺の知識を得ていってもいいですし、幅広く知識を得てから自分に最適な分野を深掘っても構いません。

とにかく深さと広さを意識して行動することが重要です。

Π型人材

このΠ型とはTにもう一本、スペシャリティな分野を増やした人材という意味です。近年ではこのΠ型人材が求められています。

単純な事例を上げると、20年も前の時代であれば英語が堪能であればそれだけで重宝されましたが、現在ではさらにIT知識や金融工学知識が求められるということですね。グローバル化によって、一つだけの強みでは生き残っていけない時代になってきたわけです。

冊型人材

こんな言葉は無いので、あくまでも形状のイメージとして読んでください。ググってみたけど誰も使ってない感じなので、もし良い語呂だと思ったら使ってくれてもよくてよ。

で、僕の意図としては三本~四本の強みを身に付けましょうということです。僕はよく組み合わせによる独壇場を創ろうと言っていますが、スペシャルな分野が3つ4つあればどんな環境になっても生き残っていける(稼げる体質である)と思っています。

そして更に重要なのが横串です。複数の分野で深い知識があれば、それらを組み合わせて新たなサービスが生み出せる可能性も高まります。いわゆるイノベーションですね。

イノベーションだって起こすだけでは意味が無いんです。発生させたイノベーションを継続させる(維持する)ことがビジネスとしての成功なんです。閃きを事業として確立するために、複数の強み(独自性)が必要になります。どうせ始めるなら、永く続く事業を目指したいですよね。

 
それでは今日はこのへんで!

ではではー。