ご存知の人も多いと思うのですが、8月下旬に愛機New XPS 13 Graphic Proに大惨事が起きまして。
昨晩、メインPCに焼酎ぶちまけてキーボードが反応しなくなりました(-_-)メールもほとんどのデータもクラウドに置いてあるので甚大な被害はないのですが、サブ機が4年ぐらい前のPCなのでいろいろと作業が遅れるかもしれません。いろいろとすみません⤵⤵(書籍、校了後で良かった…)
Posted by 染谷 昌利 on 2015年8月23日
そう、とある日の丑三つ時の刻、カタンっという不吉な音とともにだばぁーと我がXPS13のキーボードの上に広がる焼酎水割りの変わり果てたお姿。ああ、僕の震える右手の馬鹿馬鹿と罵っても状況は好転しないので、すぐに電源を切ってタオルの上にひっくり返して乾燥の儀に入ったわけです。
で、その時、自分の肝の小ささを思い知ったのですが、何故こんなおいしいシーンの一枚も撮影していないのかと。なんで早々に水分を拭き取ろうとしたのかと。後悔ってのは先に立たないもんなのですが、拭いてしまった焼酎は元に戻らないのでひとまず寝て翌日の復活に期待することにしました。
翌日
さ、なんとなく焼酎の麦フレーバーは残っている気がしたのですが、キーボード表面は綺麗さっぱり乾いていたので電源を入れてみることにしました。そうしたらまぁ、普通にパスワード入力画面が表示されたので、あ、「全然余裕じゃんフッフーン」って思ってログインしようとカタカタッって踊るようなキーパンチをしたんですが
な に も に ゅ う り ょ く さ れ な い
「なーんだ、ひっくり返したりしたから拗ねちゃってキーロックしちゃったかな、このわがままっ子ちゃんめ☆」
って思ってキーロックの解除方法をスマホで探していろいろやってみたものの動かない。ただ、マウスやトラックバッドはまったく問題なし。
あ、これはキーボード様だけ逝ってしまわれたのだな・・・、とちょっと物悲しくなりましたが、壊れたなら直せばいいじゃないということでDELLのサポートセンターに連絡することにしました。
「昨晩ですね、キーボードに水をかけてしまって、乾燥させたんですがまったく動作しなくなっちゃったんで修理出したいんですけどー。」
って正直に書きましたよ正直に。そしたら翌日ぐらいに担当から「あー、水没系は保証対象外だから実費修理ね☆」と、まぁ想定通りの返答が。で、追って見積もり出してくれるとの事だったので、ぼんやりと待ってました、ハイ。
ピローン
おお、来た来た。どれどれ・・・。
ななまんえんだと…(注:New XPS 13 Graphic Proの本体代金は約14万円です)。
これ、キーボードだけじゃなくってマザーボードまで交換する勢いなんじゃね?いや、キーボードだけなんだって、ほかは(おそらく)まったく無事なんだってばさ。しょうがないなぁ、商売の基本は相見積もりだって言うし、DELL公式じゃないパソコン修理屋に問い合わせてみたわけですはい。
で、かくかくしかじか7万以内で済みますかねぇと問い合わせ窓口に相談してみたところ、実物確認してみないと確実なことは言えないけど、おそらく大丈夫とのこと。ではではぜひ惨事のその後を見に来てたもれということで、修理担当に来てもらったんですが、水没系は基本的に持ち帰り修理でパーツ探しも含めて1週間ぐらい預かりますとのことでした。まぁ、動かないノートパソコンじゃ意味が無いのでひとまず預けて、元気になって戻ってくることに期待したいと思います。
acer Aspire Timelineの戦列復帰
とはいえ、パソコン無いと原稿も進まないので(あっても進まないとか言うな)自宅で眠っていたacer Aspire Timelineを引っ張り出してきて代替機として使い始めたんですよ。とはいっても4年以上前のパソコンで、Windows7で、メモリ4GBで、バッテリーの劣化エラーも出てたので大丈夫かなぁと思ってたんです。
案の定、メモリ4GBでWindows7なので起動は遅いはAdobe系のソフトはなかなか立ち上がらないわと最初のうちはストレスだったんですけど、気付いたらバッテリーエラー消えてまして。たぶん、しばらく使ってなかったから充電放電のバランスが崩れていたようで、数日使ってたら普通に外で3~4時間使えるまでに戻ってました。やっぱり愛情持って使ってあげると気持ちって届くんですよね←
しかもWindows10に無料アップグレードもできまして。で、Windows10にしたらかなり快適でこれXPS13無くても困らないんじゃね?って思いながら使う日々が2週間弱過ぎました。
そんな時です、パソコンの修理屋さんから連絡が来たのが。
パーツが無くて直せません
ああ、なんという残酷なお言葉。いや確かにXPS13自体、新しい機種だからパーツが出回ってないのは重々承知だったんですが、やっぱりそうですかそうですか。
それで修理屋さん経由でDELL公式に依頼を出すことも可能らしかったのですが、更に手数料かかるってことだったので、それじゃあ意味ないのでそのまま返送してもらいました。出張手数料とかが1万円ぐらいかかったので、こいつ可哀想と哀れみを感じたら新著でもお布施と思って買ってください。
教訓:新機種は公式で直せ。そもそも酒とかこぼすな。
XPS13の戦列復帰
初めは自分で分解してみようなぁとも思ったんですが、さらに取り返しがつかなくなっちゃうとブログのネタにもならないので、ひとまず状況確認も含めて、自宅に転がってたいつ買ったのかも覚えていないぐらい古い外付けのキーボードをUSBに繋いでみました。
お、なかなかいけんじゃん(あ、あれ?勝手に目から熱いものがこぼれ落ちてくるよ)。
歪む視野の中カタカタッターン!と打ってみたら、普通に使える。ということは、軽量な外付けキーボード購入という選択になるわけです。そんな時は僕の回りにいる先輩方に問い合わせればすぐに回答が出てくるわけですね。
@masatoshisomeya 発売前だけどこれよさそうっすよ http://t.co/GlhANakvoh
— タムラカイ(タムカイ) (@tamkai) 2015, 9月 16
おお、いいじゃないですか、いいじゃないですか・・・。下手に修理依頼しなければ買えてたよ・・・(´;ω;`)ウッ…。値段もそうなのですが、まだ発売前だったのが一番のネックだったので別のキーボードを探しました(たぶん半年ぐらいして値がこなれてきたら買います)。
そこで選んだのがこの子。
LOGICOOL ワイヤレスコンボ mk240 ブラック MK240BK
これ、何がいいって一つのUSB端子でキーボードとマウス両方操作できるんですね。マウスも結構傷んでたので、まとめて買えて、しかも2,400円という価格が魅力でした。これならウイスキーぶっかけて使えなくなってもそれほど財布も傷まない。
注文したらすぐ届いたので、早速開封の儀を。
このキーボード、裏側で高さ調整ができるので(普通できますが)、うちのXPS13ではこんな使い方になりました。
ほら違和感全然ない。素敵素敵。純正よりもEnterキーやBackSpaceが大きくなって打ちやすくなっ(´;ω;`)ウッ…
ちなみに並べるとこんな感じ。タリーズでドヤってても全然違和感ありません。
というわけで、しばらくこのスタイルで使って、XPS13と財布と鬼嫁氏の機嫌の状況を見つつ、気づかれないようにVAIO Pro 13 | mk2に移行していきたいと思います(え