さて、前回の記事では福岡県・大分県の名所などをご紹介しましたが、本日は阿蘇を中心とした熊本県、宮崎県の観光スポットをご紹介していきます。
博多から阿蘇までもレンタカーだったら2時間程度で到着するので博多からの日帰りでも十分楽しめます。
とはいっても、さすがに宮崎の高千穂近辺まで行くと結構な距離があるので、高千穂近辺で宿泊するか、そもそも宮崎空港から観光した方が効率的だったりします。みなさんの状況に合わせて調整してみてくださいね。
ちなみに2013年の旅行では博多から阿蘇までレンタカーで行きましたが、2010年の旅行の場合、阿蘇くまもと空港から九州入りして阿蘇、高千穂近辺を回りました。九州南部を回りたいのであれば、宮崎空港から帰るという変則スタイルも有りだと思います。レンタカーは返却場所も変えられるので、上手に活用しましょう。
目次
熊本県の観光地
行った場所が阿蘇近辺なので、どうしても阿蘇周辺の紹介ばかりになっています。まぁ、熊本駅周辺はガイドブックとかにも載ってるのでいいよねといきなり言い訳してみます。
阿蘇神社
阿蘇に着いたら一番最初に安全祈願(お礼)のお参りに行きましょう。
阿蘇神社は全国に約450社ある「阿蘇神社」の総本社です。全国的にも珍しい横参道で、参道の南には阿蘇火口、北には国造神社が位置していると言われています。また、楼門は日本三大楼門の一つで、非常に立派な造りになっています。
祀られている神様は健磐龍命を始めとした一二神で、興味がある人はWikipediaで確認してみてください(手抜き)。
これが日本三大楼門の一つです。立派ですねー。
こちらが拝殿ですね。
URL:http://www.asocity-kanko.jp/spot/24/
住所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
アクセス:博多から九州自動車道経由で2時間程度
草千里ヶ浜
阿蘇草千里ヶ浜は鳥帽子岳中腹に広がる草原で、阿蘇の代表的な観光スポットです。元々は火口だった場所で、直径約1㎞の円形の草原が広がっています。牛や馬が放牧されており、乗馬体験も可能です。
春先はのどかな草原ですが・・・
標高が高いので、冬に行くと草千里ならぬ雪千里になっている場合もあります。
近隣には駐車場(有料410円だったかな?)やドライブイン/レストランもあるので、休憩がてら立ち寄っても良いかと思います。阿蘇火山博物館(有料)も隣接しているので、興味のある方はあわせてどうぞ。
ちなみにドライブインでは謎の場刺し風ドロップスという逸品をゲットしました。
住所:熊本県阿蘇市草千里ヶ浜(草千里レストハウス:熊本県阿蘇市永草2391-15)
アクセス:博多から九州自動車道経由で2時間程度。阿蘇山頂に行くロープウェーに乗る途中にあります。
阿蘇山頂
※2014年02月03日現在、火口周辺警報(噴火警戒レベル2)発令中のため火口から半径約1km以内への立ち入りは禁止となっています。よってロープーウェーも運休になっています。
というわけで、規制解除が待たれる阿蘇山頂ですが、やはり阿蘇山に行ったら山頂に行かねばなりますまい。なお、ロープーウェー駅の横に阿蘇山上神社が鎮座しています。
阿蘇山上神社は阿蘇神社の一の宮・二の宮・五の宮の三柱の神の荒魂を祀った神社です。隣には西巌殿寺山上本堂も建てられています。
(ロープーウェーが動くようになれば)待ちに待った山頂です。※この写真は2010年のものです。
火口を見ているだけで妙にテンションが上ります。
URL:http://www.aso.ne.jp/~volcano/ (阿蘇火山西火口規制情報)
住所:熊本県阿蘇市黒川808-5(阿蘇山ロープーウェー)
アクセス:博多から九州自動車道経由で2時間程度
白川水源
火を堪能したあとはおいしい水を堪能しましょう。
日本で一番長い駅名でおなじみの、「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」の名の通り、阿蘇山近辺は名水の里でもあります。その中でも代表的な場所がこの白川水源です。
環境庁名水百選、熊本名水百選の一つ白川吉見神社の境内にあり、毎分60トンもの水が湧き出ています。水源まで入るには環境保全協力金として高校生以上100円(中学生以下無料)が必要です。
2013年ごろにパワーストーンのお店もできたようです。無料で入れますので石好きな人は立ち寄ってみても良いでしょう。
URL:http://www.vill.minamiaso.lg.jp/map/shirakawasuigen.html
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2040
アクセス:草千里から30分程度。駅としては南阿蘇鉄道の南阿蘇白川水源駅
山麓キッチン
阿蘇巡りに疲れたら休憩にどうぞ。景観もきれいですし、料理もおいしいかったですよ。
URL:http://tabelog.com/kumamoto/A4302/A430202/43005413/
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3883-1
アクセス:白川水源から車で10分程度
押戸石
阿蘇の地にある謎の巨石群です。巨石にはシュメール文字が刻まれており(ペトログリフね)、日本におけるシュメール文化の起源だとかそうでないとか。ミステリー&パワースポット系が好きな人はぜひ行ってみてくださいね。
ただ2010年に行った時は本当に悪路だったので、車の底を擦らないよう注意してゆっくり走ってくださいね。(2013年に新しい道ができたという情報もあり)
看板を頼りに砂利道を走ります。
駐車エリアに車を停めて坂路ダッシュです。
石!
石!
シュメール!
石群!
巨石群!
URL:http://www.oshitoishi.com/index.html
住所:熊本県阿蘇郡南小国町
アクセス:このサイトの行き方がわかりやすいです
http://flower-k.at.webry.info/201010/article_52.html
幣立神宮
幣立神宮は高天原神話の発祥の地とされる神社です。また、一昔前に長野の分杭峠で話題になった「中央構造線(日本列島を関東から九州まで縦断する大断層)」という断層がありますが、幣立神宮もこの中央構造線上に位置します。
主祭神は神漏岐命、神漏美命ですね。なお、伊勢両宮(内宮・外宮)も鎮座しています。
長い階段を登ります。
手水舎のあたりに高天原の石碑が。
拝殿と伊勢内宮・外宮があります。
左奥にある鳥居をくぐり10分ほど山を下って行くと東御手洗・東水神宮に辿り着きます。
参考URL:http://www.ajkj.jp/ajkj/kumamoto/soyo/kanko/heitatejingu/heitatejingu.html
住所:熊本県上益城郡山都町大野712
アクセス:阿蘇山から車で1時間程度
草部吉見神社
草部吉見神社は「日本三大下り宮」の一つである神社です。通常、参道から拝殿に行く場合は階段を登って行くことが一般的ですが、この草部吉見神社は階段を降りていくという不思議な形状になっています。
ちなみに残りの二つは宮崎の鵜戸神宮、群馬の貫前神社ですね。
URL:http://www.pref.kumamoto.jp/site/arinomama/kusakabejinja.html
住所:熊本県阿蘇郡高森町草部2175
アクセス:阿蘇から車で40分程度。高千穂エリアに抜けていく道沿いなので、途中に寄るのがベストかも。
霊巌洞(雲巌禅寺)
霊巌洞は熊本県熊本市西区松尾町の雲巌禅寺の裏山にある洞窟で、宮本武蔵がこの洞窟に籠もって「五輪書」を書いたと言われている場所です。拝観料を200円払うと、雲巌禅寺奥にある霊巌洞に行くことができます。
本堂の奥が霊巌洞に続いています。
途中には五百羅漢像も。
10分ほど歩くと霊巌洞に到着します。なんとも言えない雰囲気ですね。
参考URL:http://www.ajkj.jp/ajkj/kumamoto/kumamoto/kanko/reigando/reigando.html
住所:熊本市西区松尾町平山589
アクセス:熊本市中心部から車で30分程度。阿蘇とは真逆の方なので、熊本城とかと組み合わせるといいかも。
あとは熊本城とか熊本大神宮とか加藤神社とか面白いと思いますよ。熊本城はとにかく広いので、それだけで1日かけるつもりで行っても良いかと思います。僕はスケジュール的に諦めたんですが←
(熊本大神宮と加藤神社は行きました。熊本城周辺にまとまっているので行きやすいですよ。)
宮崎県の観光地
博多から車で直行でも3時間弱かかるので、熊本あたりに宿を取っておくのが正解かもしれません。1泊2日であればいろいろな名所を余裕を持って観光できると思いますよ。
高千穂神社
天孫降臨の伝承地と言われる高千穂神社です。
主祭神は一之御殿の高千穂皇神(日本神話の日向三代と称される皇祖神とその配偶神・・・天津彦火瓊瓊杵尊と木花開耶姫命、彦火火出見尊と豊玉姫命、彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊と玉依姫命の総称)と二之御殿の十社大明神(ちなみに十社大明神は10柱の神様の総称なので興味のある人はWikipediaでも見てみてください)が祀られています。
なお、高千穂神社境内の神楽殿で毎晩20時より1時間程度、高千穂神楽(観光神楽)を公開しています。観覧料は700円で、三十三番の神楽の中から代表的な4番「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」を見ることができます。
URL:http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1336615324
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井字神殿1037
アクセス:阿蘇山から車で1時間ぐらい。熊本空港から車で1時間半ぐらい。
高千穂峡
とにかく真名井の滝を見てきてください。30分2000円ですが、貸しボートで見ることを激しくお薦めします。
URL:http://takachiho-kanko.info/sightseeing/takachihokyou.php
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井
アクセス:高千穂神社から車で数分
天岩戸神社
日本神話に登場する岩戸隠れの舞台になった神社(というか岩戸を祀っている)です。弟の須佐之男命の乱暴さに怒った天照大神は天岩戸と呼ばれる洞窟に隠れたというあの話です。
西本宮拝殿の裏側に天岩戸が見える天岩戸遥拝所があり、社務所(授与所)で申し込むとお祓いを受けた上で神職が案内してくれます。
なお、対岸には東本宮もありますので、岩戸橋を渡って参拝しましょう(車なら数分で着きます)。
URL:http://amanoiwato-jinja.jp/
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸1073-1
アクセス:高千穂神社から車で15分程度
天安河原
天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って10分ほど歩いた場所にあります。天照大神が岩戸に隠れてしって世の中が真っ暗となり、困った八百万の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟です。別名「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」とも呼ばれています。
無数の石が積み上げられているでやんす…。
某江原さんがこの橋(太鼓橋)の場所がすごいパワースポットだと言ったとか言わないとか。
URL:https://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1337317286
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸
アクセス:天岩戸神社から徒歩10分程度
よくよく考えたら馬刺しとか地鶏とかの写真がまるで無いですが、一応、食べては居ます。普通に撮り忘れただけです。というわけで、趣味の偏った九州名所紹介はこれにて一旦おしまいっと。
ひとまず九州は終わりて、さらに南の沖縄編へ
と思ったんですが、これ一記事書くのに5時間ぐらいかかってるので、ちょっと落ち着いたら書き始めます。沖縄編は4分割ぐらいしないといけなさそうだなあ・・・。