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稼ぎ方の美学

かなり昔にどこかで書いたような気がしていたのですが、どこにも書いていなかったので、改めてブログ記事にしてみました。

最近はそうでもないんですけど、僕がブログを一生懸命書いていた7~10年前とかはネットでお金を稼ぐって言うと「なにか怪しいことやってそう」って印象を持たれること多かったんですね。

で、その時に偶然読んだブログ飯って書籍にこんなことが書かれてたんです。

–ここから–

その商品、友人に売れますか?

文章はリアルの友人を思い浮かべながら書こう

この商品は儲かりそうだから、流行っているからといった理由で商品やサービスを紹介しているウェブサイトが非常に多いです。これ、普通に考えたらおかしいと思いませんか?

例えば、あなたの友人に何かをお薦めするときを思い浮かべてください。商品の良い所だけ、カタログに書いてあるようなことだけしか言わないで友達は商品を買ってくれるでしょうか。

「これ、お前が買ってくれると俺が儲かるんだよね」とか「流行ってるから試しに買って みてよ」といった言葉で友人に商品を薦めるでしょうか。友人はあなたの説明で、その商品 を買うでしょうか。その後、友人としての交流が続くでしょうか。ちょっと考えればわかることなのですが、インターネット上の世界では往々にして上記のような販売サイトが非常に多いのが現状です。

だから売れないのです。だから二度とあなたのブログに訪れてくれないのです。

節操なしは自分の首を絞めるだけ

もう一つ、私が気になっているのは、毎回違う商品を薦めているブログが本当に多いということです。

「ビリーズブートキャンプ最高ですっ!」と言っている人が、次の日には「朝バナナダイエットは最強のダイエット」と言っていたら、おやっ? と思いますよね。これは極端な例ですが、似たような事例はよくあります。

もし、あなたが友人に会う度に違う商品を薦めていたら、どう思われるでしょう。

「いつも、最新情報を教えてくれてありがとう。俺もやってみるよ!」となるでしょうか。違うと思います。「流行ものばっかり手を出しては、何も身になっていなくて、バカみたい」と内心軽蔑されるのがオチなんじゃないでしょうか。もしかすると、しまいには「バカな話ばかりする奴に付き合う暇はない」と敬遠されるかもしれません。

ちょっときついですか?でも、ブログだったら容赦なくそう思われると思います。読者だって忙しいのです。

商品を売って、早く収益を上げたいという気持ちは十分理解できます。だからといって、話題の商品ばかり次々取り上げても、単なる「節操なし」と思われるだけで、興味を持って読んで、買ってくれる人はいません。

アクセスカウンターで表示される1ページビューは、ただの数字ではありません。その数字の向こうには、この世界に存在する「人」がいるのです。顔が見えない人だからと言って、甘えていませんか?

単なる数字と思わず、自分の友人に接するような気持ちでブログを運営していくことで、あなたのブログは自然と「飯が食えるブログ」に成長していくのです。

与えることで与えられる

あなた独自の体験や知識を基に、文章を書いたり商品を紹介したりすることで、あなたは報酬を得る。そして訪問者や購入者は、その情報を価値としてお金を支払う。

このバランスを極力高い次元に持っていくことこそ、「飯が食えるブログ」の最終目標です。この状態を作り上げ、維持していくことで、収益は大きく上がります。

ブログでアクセス数を稼ぐのは、案外簡単です。具体的な方法を述べるのは控えますが、ある程度強引な手口でアクセスを集め、それによって収益を得ると言う方法も、なくはないでしょう。

しかし、その方法で稼ぎ続けることができるかといえば、話は別です。今の訪問者はいろいろな情報を得て勉強しています。すぐに見限られて終わるでしょう。

短期間で駄目になってしまうようなブログは、真の意味で「飯が食えるブログ」ではありません。最初のうちはなかなか結果が出ないかもしれませんが、長期的にファンやリピーターがついてきてくれるような仕組みを作らなければ、成功とは言えません。

成果を上げている人と成果を上げていない人の違いはここにあります。成果を上げている人は商品の価値に自分の見解や情報を付加し、更に商品の魅力を向上させています。成果を上げていない人は商品の価値を横流ししているだけなのです。

とにかく大事なことは、訪問者に価値を与え、喜んでもらうこと。その対価が、あなたのブログの収益になるのです。与える価値が大きければ大きいほど、収益も大きく上がる。

その意識を持って格好良くお金を稼いでください。

–ここまで–

この本、本当に良いこと書いてあったので、ちょっとでも引っかかるフレーズが有ったらぜひ買って読んでみてほしいんですが、特に「格好良くお金を稼いでください」というところが重要だと僕は思ってるんですね。

稼ぎ方の美学

お金を稼ぐ能力を持っているのは、それは素晴らしいことだと思います。

でもお金ってコツさえ掴めば稼げちゃうこともあるんです。だからこそ「美学」が重要だと考えています。僕の美学は「自分の子供に話して恥ずかしくない稼ぎ方をしよう」と常々思っています。

例えば、「お父さん、マスクを買い占めて、高い価格で転売して稼いでるんだ。機を見るに敏だろう。そのお金で君は学校に通えてるんだよ」って、堂々と自分の子供に言えるかどうかということです。

マスクやトイレットペーパーに限らず、人の不幸や弱み、情報収集力の弱さにつけ込んだビジネスって稼ぎやすいんですよ。でも、そんなことずっと続けていられるでしょうか。

時折、この美学を見つめ直す時期があるのですが、いいタイミングだと思ったので記事にしてみました。あとブログ飯って本良いって噂聞きました。

ブログ飯 個性を収入に変える生き方

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