僕が本を読む時に気をつけているポイントをいくつか

もう9月ですね。もう2018年も2/3が過ぎてしまいました。今年も残すところあと4ヶ月ですね。
 
さて、今年はアウトプット過多の年になりました。よって、なかなか読書によるインプットができていないのですが、自分自身のチェックも兼ねて僕が本を読む時に気をつけているポイントについて記事にしてみたいと思います。

以前に書いた読書に関する記事

今日の内容は2つ目の記事の続編になるような気がします。

書籍の概念を現実世界に照らし合わせる

いろいろなジャンルの書籍ってありますが、本って基本的には抽象概念なんですよ。なにかしらの成功事例からエッセンスを抽出して200ページ程度にまとめていくわけです(すっげぇ小さい文字で500ページとかいう、読む前から心が折れる類の書物もありますが)。

ちなみに僕が書籍のジャンルを、抽象的/具体的バランスを踏まえて区分けしたイメージは以下のようになります。

スピリチュアル系/精神世界(引き寄せの法則とか)
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哲学書(アリストテレスの類とか)
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成功哲学・自己啓発書(ナポレオン・ヒルとか)
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歴史書(興亡の世界史とか)
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ビジネス書・一般書(影響力の武器とか)
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実用書・技術書(できる Excelとか)

上の方が抽象度が高くて、下の方が具体度が高いという並びです。どちらが優れているという比較ではなくて、位置付けのお話です。

なお現実社会は実用書よりもさらに下の位置付けです。現実社会は起こることすべてが具体的ですからね。ちなみに文学は基本的にフィクションなのと、そもそもあまり僕が読まないのでこの表からは外れています。

 
で、この一覧から何が言いたいかというと、抽象度が高い類の書籍ほど、現実社会に照らし合わせるのが大変だということです。はっきり言って、アリストテレスなんか読んでも普通の生活にほとんど役立たないんですよ。でも、自分の中で具体事例と組み合わせることで、理解度が大きく変わってきます。

影響力の武器とか、ファスト&スローとか、神話の法則とかでさえ抽象度は高めです。ですから、本を読んだだけではぼんやりとした理解しかできていないはずなんです(僕の読解力が弱いという可能性も否定できませんが)。
 

ただ、影響力の武器やファスト&スローを読んだ上で、現実社会のネットショップのセールスページとを比較してみると、抽象的だった表現が具体的事例として理解できるようになります。

神話の法則なんて「ハリーポッター」や「マトリックス」の大作映画はもちろん、アニメーションの「君の名は」や「ドラえもん」でも使われてるんですよ。
 

このように原理や抽象概念を知った上で、具体的事象をつぶさに見ると「あれっ?」と思う頻度が増えることに気付くはずです。自分の目や知識の解像度が上がると、今まで見過ごしていた現象が見えてくるんです。

おかげさまで、映画が素直に楽しめない体質という副作用が出てしまいましたが。

 
なお、僕のセミナーに参加したことがある人は気付いたかもしれませんが、概念や原理を説明した後に必ず具体事例を入れているのはそのためです。

理解できない文章を読む訓練をする必要性

僕はさっき挙げた一覧の類の書籍(スピから技術書まで)はひと通り読むようにしています。

抽象度が高い本や難易度が高い本を意識的に読むことによって、具体的な本や平易な言葉で書かれている本の見え方が変わってくるんです。さっき「解像度」のことに触れましたが、自分よりも1段階レベルが高い(と思う)本を読むことで、それまで読んでいた本に書かれている内容がより深く理解できるようになります。

 
これって同じレベルの、読みやすい本ばかり読んでいても気付かないんです。

そもそも哲学書なんて日本語なのに書いてあることがほとんど理解できない類の書物なのですが、それをできるだけ理解しようとがんばって読むことで自分の読解レベルが上がります。その後にビジネス本とか実用書を読むと、あら不思議、こんなこと書いてあったっけ?という印象を受けるはずです。自分の解像度が上がったから起きる現象ですね。

個人的にはこの難易度を上下させる読み方はかなりオススメです。
 

これは僕の偏見ですが、30分程度で読めてしまう本は、30分程度の人生しか変わらないと思っています。何ヶ月も、何年も読み続けられる書籍が、その人の人生に多大な影響を与えられるんだろうなと噛み締めながら原稿を書き続ける日々です。

要は何が言いたいかというと

9月末に新刊が出ます。

複業のトリセツは総論というか、抽象度を微妙に高めて自分の状況に当てはめて考えてもらうスタイルの書籍です。

入り切らなかった具体的な内容は複業のトリセツサポートサイトで提供していきます。

クリエイターのための権利の本はより具体的な「判例」を交えた書籍になっています。一度、目を通してもらった後、本棚にでも挿しておいてもらって、いざトラブった時に引っ張り出してきて何度も読んでもらえると嬉しいです。