本日、複業クラウドを運営する株式会社Another worksからプレスリリースが出ているのですが、長崎県壱岐市の広報戦略アドバイザーとして(ひとまず)2023年3月末まで、情報発信のお手伝いをすることになりました。
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実は2019年(コロナ禍前)に壱岐島に家族で遊びに行ったことがあり、楽しく観光したことを覚えています。
壱岐島はウニが名産品なので、ウニを贅沢に使った料理を提供してくれるレストランや食堂も数多く有りました。でも残念ながらコロナ禍で島に訪れる人の減少によって、観光業界は大きなダメージを負いました。
僕もコロナ禍以前は各地域の自治体や観光協会などで集客指導をさせていただいたり、実際に宿泊業を営む経営者が友人だったりと、間接的ながら観光産業に携わってきた経験もあります。
だからこそ、なにかサポートができないかと思い、公募に手を挙げた次第です。
目次
そもそも地域活性(地方創生)とは
基本的に僕は、地域のPRは現地の人が主軸となってやるべきだと思っています。
外部から入ってきた人間・会社がいくらPR活動しても、表面的なことしかできないんですよ。そして予算が尽きれば去っていきます。ビジネスであれば普通のことです。
でも現地の人は、その場に住み続けていて、街の魅力も足りないところも分かっています。そしてこれからも住み続けるわけですから、発信も続けることが可能です。足りないのは情報発信をするための知識だけです。必要なことは本人のやる気だけです。
壱岐市全体を盛り上げようだなんて大きなことをやらなくてもいいんです。自分の店を繁盛させることだって、立派な地方創生です。
地域活性の一つのゴールとして「その地域の経済が活発化すること」を目指しています。言い換えると「その街に人が動く」ということです。
人が動くというのは、旅行でもいいし、移住でもいい。地域の商品を買うのでもいいですし、ふるさと納税も該当するでしょう。要は現地にお金が落ちて地域に住む人の経済が活発化するということをゴールにしているわけです(僕の解釈ではこれなのですが、間違ってたら直すので指摘してください)。
一過性のブームではなく、継続的な人の流入を図るために、街が一体となって外部に向かって魅力を伝え続ける、結果として経済が回るのが理想形なんですよね。
そのやり方、考え方、そして継続のコツをひとまず4ヶ月間という短い期間ではありますが、自分の持っている知識と経験をフルに使って、実践を含めたアドバイスをしていきたいと考えています。
旅行キャンペーンを上手に使って壱岐を満喫しよう
全国旅行支援に加えて、壱岐市独自のプレミアム宿泊券を事前購入しておくと、ものすごい割引率になります。みんな壱岐島行こうぜ!
島でいろんなものを食べたり、お土産を買ったりして、支援で得した分しっかりカロリー摂取しましょう。ブラボー散財!
2019年の壱岐島旅行記を書き忘れてたので今更ながら書きます←
自分の中ではすっかり公開してて、「リンクでも張るかな」ってこのブログ内を検索してたんですが記事が無い!
なんで書いてなかったんだろう?きっと未来で壱岐市に関わることがあるから、それまで温めておけって声が無意識の中で響いてたんでしょうね(怠けてた言い訳)。
というわけで、時を経ても影響が少ない神社仏閣を中心にご紹介していきます。
博多港からジェットフォイルで約1時間10分
壱岐島には九州郵船が運行するジェットフォイル(速い船)に乗っていくと便利です。博多港から壱岐港(郷ノ浦港/芦辺港)まで約1時間10分で到着します。
運賃は燃料油価格変動調整金(燃油サーチャージ)によって変動しますが、2022年12月現在だと大人1名5,340円(小学生は半額、1才以上小学生未満の小児は大人1名につき1名無料)です。
なお、カーフェリーもありますが、壱岐島でもレンタカーが借りられるので、予算やスケジュールを見比べて移動方法を選択するのが良いと思います。
郷ノ浦大橋が見えてきたら、いよいよ壱岐島に上陸です。楽しみ~。
壱岐のモンサンミッシエルと称される「小島神社」
壱岐島に着いてまず最初に行ったのが、壱岐のモンサンミッシェルと称される小島神社です。この神社、潮の満ち引きによって表情が変わるんですよ。
潮が引いたちょっとの時間だけ参道が現れ、歩いて参拝することができます。
この日(時間帯)は神社までの道は続いていませんでしたが、潮が引いたらこんな感じになります(フリー素材に写真あったすごい)。
宮島の厳島神社もそうなのですが、潮の満ち引きで景観が変わる場所ってテンション上がりますよね。
大鬼が踏ん張ってできたと伝えられる「鬼の足跡」
続いて大鬼のデイが鯨をすくい捕るために踏ん張ってできた足跡と伝えられる、鬼の足跡です。
2013年には日本百名洞に選ばれています。夕日の時刻に行くと夕焼けがすごいらしいです(語彙力)。
満潮時には胸まで海に浸かるお地蔵様「はらほげ地蔵」
お地蔵様のお腹の部分に穴が空いているので「はらほげ地蔵」と呼ばれ、地元の人に愛されているお地蔵様です。
こちらも満潮時、干潮時で見え方が違うのでテンション上がりますよね。
1km続く断崖絶壁の光景が楽しめる絶景スポット「左京鼻」
壱岐島の東海岸に位置する八幡半島のほぼ先端にある絶景スポットが「左京鼻」です。
海中から突き出る岩は「観音柱」と呼ばれ、伝承によれば島が流されてしまわないように造った8本の柱の1つと言われています。
観音柱の上にはうっすらと雪化粧がされて幻想的に見えますが、正体は海鵜のフンだそうです。世の中には知らない方が良いこともあるんです。
先端部には左京鼻龍神神社がありますので、神社仏閣好きの人は忘れずに参拝しましょう。
200体を超える石猿が並ぶ「御嶽神社」
男嶽神社は古事記にも記されている由緒ある神社です。
明治時代までは、男嶽山全体が御神体とされており、人は入山が許可されないほどの貴重なスポットだったそうです。
古事記には最初の神である「天比登都柱」(アメノヒトツバシラ)や「月読命」(ツクヨミノミコト)が降臨した地として記されています。
現在は導きの神である「猿田彦命」(サルタヒコノミコト)が御祭神として鎮座しています。
なお、御祭神である猿田彦に関連付けて、260体を超える石猿が奉納されているそうです。かわいい。
全国の月讀神社の総本社とされている壱岐の「月讀神社」
月讀命、月夜見命、月弓命の三柱を祀っています。
拝殿に月讀命が、境内にある赤い鳥居の奥に月夜見命、月弓命が祀られているので、見落とさず三柱にお参りしましょう。
一寸法師が祀られている「国片主神社」
少彦名命(一寸法師)が祀られている神社です。
境内には「願掛け鳥居」という小さな鳥居が3つあり、ここをくぐって祈願する習わしがあります。
鳥居にはそれぞれ合格祈願、健康祈願、商売繁盛に対応していて、自分の願いに合わせて鳥居をくぐると願い事が叶うと言われています。
他にも金刀比羅神社や住吉神社、猿岩などさまざまな観光スポットに行ったのですが、さすがに長くなってきたのでまた別の記事で紹介しますね(おそらくまた壱岐島に行くと思うので)。
壱岐市観光連盟が運営しているウェブサイト「壱岐観光ナビ」にたくさん情報が載っていますので、壱岐島に行く前にはぜひチェックしてみてください。
(大切なことなのでもう一度)旅行キャンペーンを上手に使って壱岐を満喫しよう
全国旅行支援に加えて、壱岐市独自のプレミアム宿泊券を事前購入しておくと、ものすごい割引率になります。みんな壱岐島行こうぜ!
島でいろんなものを食べたり、お土産を買ったりして、支援で得した分しっかりカロリー摂取しましょう。ブラボー散財!
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以下は余談なのでPRに興味のある人だけサラッと読んでいただければ。
良いもの、良い場所でもしっかり伝えないと気付かれない
宿泊施設や飲食店を運営している人や、漁業や農業を中心とした生産者から「一度来てもらえば、食べてもらえば良さがわかってくれる」という声をよく聞きます。たしかにその通りです。
でも、お客からしてみると「聞いただけで行きたくなる、食べたくなるストーリー」が必要です。
今の時代、悪いものを作ろうなんて思って活動してる生産者なんて居ないんですよ。もう、製品やサービスが良いのは当たり前なんです。となってくると「伝える」という行動が非常に重要になってくるわけです。
目を留めてもらう、手にとってもらう「きっかけを創り出す」ことこそが重要なんです。
記事の最初の方に壱岐市プレミアム宿泊券のことを載せましたが、これも一つのきっかけです。でもこれは残念ながら期間限定ですし、そもそも予算にも限界があります。
インターネットでの発信は日本全国、いや世界中に届きます。知恵を絞って、手を動かすことで、世界各国から観光客を呼ぶことだって可能になりました。
というわけで、これから僕のブログやSNSで、魅力的な壱岐の生活や観光情報を取り扱う発信が増えると思うので楽しみにしてくださいね。