滞っていた2冊の書籍の校正も終わって、原稿から開放されたのでブログを書きますよ。
ちなみにその2冊、一冊はアフィリエイトの入門書で7月29日発売予定(2ヶ月遅れ)と、もう一冊はブログの教科書的な内容で8月10日発売予定(半年遅れ)なので、書店に並び始める頃にまた告知しますね。
そんなわけで、半年ぐらい下書きに眠っていたネタを表に出そうかと思います。もうタイトルの通り、毎日1%ずつ成長するのか、それとも1%ずつ妥協するのかというお話です。
1日ぐらい良いだろうと思った怠惰が慣れになり、翌日も、翌々日もちょっとずつサボる、それにより人の能力は退化していきます。結果として本の発売日が遅れていくわけです(編集さんすみません)。逆に今日よりも明日、明日より明後日と今の自分を一歩でも超えるつもりで活動し続けることで、少しずつかもしれませんが人の能力は向上します。僕、お恥ずかしながら筋トレ始めた時はベンチプレス30kgが限界だったんですが、1年続けたらベンチプレス60kg上がるようになりました。
自分の限界を超えた後の3回こそがもっとも重要で、それまでの訓練はその3回までの準備運動
以前に筋トレの話を書きましたが、自分の限界を超えようとするチャレンジ、そして超えた後の行動が重要なんです。限界値までは単なる準備運動なんですよ。別に筋肉に限った話ではなくて、文章を書く、言語を学ぶ、何でも一緒です。
表を見れば一目瞭然ですよね。毎日、自分の限界を超えるつもりで行動している人と、何かしら言い訳して余力を残して生きている人とでは、たった一ヶ月で75:133という大きな差になります。二ヶ月後だと55:180になります。なんと60日で、少しの怠惰と少しの努力の差は積もり積もって3倍以上になるわけです。
これが複利計算の凄さです。毎日のほんの少しの差が、期間が延びれば延びるほど大きな違いになります。意識が変わると行動が変わり、行動が変わると習慣が変わり、習慣が変わると人生(人格)が変わり、人生が変わると運命が変わるという言葉もありますが、良くも悪くも自分の人生を決められるのは自分だけなんです。
そして自分で変えられるのは「今」だけです。未来はこの瞬間の積み重ねですし、過去は単なる記憶です(しかも自分に都合良く書き換えられています)。この文章を読んでいる人で、「僕、いま昨日に居ます」って人いないですよね。人は今にしか存在できないんです。
そして新しいことを始めようと思った時、一番若い時期は「今」です。何かを変えたいのであれば、まず目の前の事象を丁寧に大切に対応してみてはいかがでしょうか。