僕、何かの本で(ネットショップの教科書だったかな?)「自分のプロフィールや実績は、自慢にならないよう注意しながら、しっかりと事実を基に載せましょう」って言ってたんですが、ほぼ1年更新してませんでした。
著書とか講演とかでは、「口だけだったら誰でも言えるので、体現できているか、背中を見せることが重要」とか偉そうに言っておきながらできてませんでしたね、反省してます。とはいえ、誰も気づいていないうちに更新したので、偉そうに言おうと思います。
実績はしっかりと更新しましょう。
なぜ太字にしてまで断言するかというと、人って見てないようでよく見てるんですよ。言ってることとやってることが違っている人に付いて行こうと思わないですよね。単なる夢物語なら誰でも言えますから。寝言は寝てる時に言うから笑い話になるわけで、起きてる時に言ってもただ痛いだけです。
実際に行動に移し、何かしらの結果を生み出し、それを適切に見せることで(もちろん演出も重要)信頼を積み重ねるわけです。
人よりもよく見ているのが企業です。さらによく見ているのは自治体などの行政機関です。特に企業や行政機関は事例や前例を好みますから、ブログや企画書に実績や事例を載せておくことで、反応は大きく変わります。
例えば、なぜ僕がFacebookで書店回りの情報を流すのか、なぜ僕が新刊発売/増刷毎にブログ記事を書くのかというと、もちろんPRという視点もあるのですが、出版社に対して一生懸命動いている雰囲気を伝えるためなんですね。
素晴らしいメソッドを持っている人はたくさんいます。文章を書くのが得意な人もたくさんいます。編集者は質の高い内容を書ける人を求めています。でも出版社は売れる著者が欲しいんです。この微妙な違いわかるでしょうか?
出版社的には少なくとも1回は増刷がかからないと大きな利益は見込めません。書きっぱなしで売れる人はいいんです、芸能人とか著名人とか。でも知名度が無い僕みたいな一般人は、少しでも長く書店で面陳列/平積みしてもらって、お客様の目に留まらないと売れないんです。だから僕は書店員とコミュニケーションを取るために、少しでも印象が強くなるように嫁氏作のキッつめのポップを持って行くんです。
出版社の営業担当が書店回ったらすでにポップが置いてあるんですよ。そうなると「この著者は営業もやってくれてありがたい」となるんです。だから(多少は締切延ばすけど)ある程度の文章書けるし、営業するし、そこそこ増刷かかってる著者だと認識されて執筆依頼が来るんだと自分では思っています。
僕がよく使う「体現している」という言葉は、信頼を積み上げることで、そして伝えることで初めて第三者に認識してもらえるんです。著者の個人セッションをおこなう時もありますが、自分で書店回ってないのにクライアントに偉そうに言えないですよね。
いくら陰で努力して結果を出しても自己満足です。まぁPR上手だけの人に比べたら、気付いてくれた人だけに届けばいいという考え方は好きですけどね。
あれ、なんだっけ?
そうそう、そんなわけでプロフィール、メディア掲載実績、講演実績を更新しました。
改めて見ると結構な露出あるんですね。我ながらいろんなことやってるなぁという印象です。一体、何屋なんでしょうね。ひとまず今年いっぱいはもう大きい仕事入れない予定なので、インタビューとか対談依頼とかお待ちしております、はい。