数日前にふと思い立って、約半年前に書いた記事をFacebookとTwitterで再シェアしたんですね。
4月に公開したときはFacebookからのアクセス数が約4,000、Twitterからのアクセス数が約1,000で、この記事一本で(検索や常連さんも含めて)約7,000のアクセスが有りました。で、今回もSNSから約2,000の流入があります。
Facebookからの流入が多いだろうなぁと思って書いたのですが、ある程度予想通りの結果となりました。みんなどんだけ面倒くさいアイツと縁切りたいんですか。
で、今回は縁を切った後に付き合う人(プロジェクト)について、僕が意識していることについて追記したいと思います。
周りの仲間のレベルが上がっていればOK
理念でも規模感でも金額面でも人間性でも楽しさでもなんでも構いませんが、関わっているプロジェクトや人のステージ(スケール)が上がっていると感じたら、自己成長している証拠なので大丈夫だと思っています。自分の立ち位置が変化したから、それまで気が合っていた(と思っていた)人と意見や考え方が合わなくなったんです。
レベルが上がったイメージとしては、聴講者としてセミナーを聞きに行っていたような登壇者側の人と一緒に仕事するようになったという感じですね。
自分のレベルが上がることによって、遠くから眺めるだけだったような人との関係性が強めることができます。僕の場合は「情報発信」や「イベント運営経験」などの能力を磨くことによって、その力を求めている人から重宝されます。意外と情報発信できる人って世の中に少ないんですよ。
おかげさまで毎年、いろんなすごい人と仲良くなり、情報発信やイベントのお手伝いをしてヒーヒー言ってます。付いていくのだけで大変です。それだけ学びも多いのでありがたい限りです。
後輩しかいなくなっていたら危険信号
逆に周りに後輩しか居なくなったら、プロジェクトのステージが変わっていなかったら危険だと思っています。後発組に追いつかれるのも時間の問題です。
先輩づらできるので居心地はいいかもしれませんが、成長は止まっています。慢心して武勇伝ばかり語っていたら、どんどん追い抜かれていきます。
若い人たちの成長力は本当に早いです。僕らが紆余曲折して学んできた10年の知識や経験なんて、今の世代の人たちは1年で習得しちゃうんですよ。システムが改善され、ノウハウが集約されてきているというのもありますし、やっぱりデジタルネイティブなんですよね。23時になったらピガーピガーとダイヤルアップなんて繋いでないんです。光の速さなんですよ。
特にIT界隈は進歩が早い業界ですから、立ち止まっているのは後退に等しいです。トッププレイヤーの世代交代なんて嫌になるぐらい見ているでしょう。
自ら足を運ばないときっかけは生まれない
僕は臆病で出不精でコミュ障なくせに好奇心は強いので、次世代の偵察によく出かけます。
若い人たちの行動や考え方を知るためには、彼らが集まる「場」に自分を置くことが重要です。勝手に情報は集まってきませんし、たとえ集まってきたとしてもそれは二次情報です。
最近、鳥取のお仕事を一緒にさせてもらっている鳥井さんと最初に出会ったのは3年前、レールの外ってこんな景色の出版記念パーティでした。30歳未満の発信者がどんな考えを持っているのか知りたくて、こっそり行ったんですよ。
鳥井さん以外にもタクスズキさんやけいろーさん、佐藤さん、ツベさん、池田さん、下津曲さん、今野さん、中里さんとも知り合うことができました。
さらに若い世代の考えを知りたくて、ハイパーリバ邸のクラウドファンディングにも支援しました。いま、当時の居住メンバーだったルカさんと一緒に本を書いてたりします。
みやもさんやぼりさん、あんちゃさんも各所で活躍されてますよね。みんなすごいなぁ。
自分より能力が高い人に出会いたければ、セミナーに行ったりコミュニティに入りましょう。そして質問や発言をして、個体認識してもらって、その他大勢から頭一つ分だけでもはみ出してみましょう。
自分のポジションを理解する
自分で自分のポジションを冷静に見つめることは難しいのですが、自分よりすごいと思える人が近くに居るか、周りがイエスマンばっかりになっているか、この違いだけでも意識しておきましょう。
意識さえしておけば、違和感に気付くことができます。
自分の置かれた状況に気付いたら、足りない部分を補充し、行動に移せばいいだけです。行動すれば何かしらの結果(反応)が生まれます。その繰り返しで、能力は伸びていくわけです。筋トレと一緒です。
そうそう筋トレといえば過去にこんな記事を書いてましてね。
この記事でも書きましたが、自分のできる範囲内でのトレーニングって現状維持、いや下手したら退化でしか無いんです。
もうこれ以上ベンチプレスが上がらない状況まで追い込んで、そこからトレーナーのサポートであと3回上げ下げすることで、その時の限界値以上の負荷をかけることができます。それにより筋繊維の断裂が捗って、トレーニング後30分以内のゴールデンタイムに適切な栄養素(タンパク質や適度な糖分)を摂取することで超回復が起こり筋肉が成長するわけですね。
人間関係も一緒です。ナイスマッスル。
というわけで、最後の方はスクワット疲れで何書いてるのか分けわからなくなってますが、「とにかく自分で勝手に限界なんて作ってないで、どんどん越えて行こうぜ!」という言葉を、今の老いた腰の重い自分に贈りたいと思います、はい。
※この記事はオンラインコミュニティ「ギガ盛りブログ飯」で投稿したコラムに加筆修正して公開しています。加筆の方が多くなってますけど。