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インターネットで発信してる人こそ、狭くなった視野を戻すために雑誌を読もう

2014/11/18

お恥ずかしながら、ここ数年、ほとんど雑誌を読んでなかったんですね。読んでたとしても市場調査としてSaitaとかCREAとかLipsとかクロワッサンとかnonnoとかの女性誌で、男性誌に関しては立ち読みすらしてませんでした。某書籍の70ページには記事ネタが切れてきたら本屋に行って雑誌を読めとか偉そうに書いてあるくせに、誠実さの欠片も感じませんねぇ。体現できてませんねぇ。

そんな僕の近況を知ってか知らずか、最近、ちょっとしたご縁で男性誌(トレンド誌)を何冊かいただく機会がありまして。まじまじと読んでるんですが、いかに自分の視野が狭まっていたのかを痛感しました。

雑誌読もうぜ!

「俺は毎月欠かさず読んでるよ!」という人にはもうホントごめんなさいなんですが、雑誌凄いね!

何が凄いって、自分の観測範囲外の情報が満載なんですよ。僕なんてもう完全にインターネットの世界に住んでいて、必要な情報はGoogle先生にお聞きしてるわけです。書籍だって哲学書や心理学書、歴史書やマーケティングの古典など、10年とか20年前、場合によっては100年前に原書が発刊されたようなものばかり読んでるんですよ。

そうなるとですね、自分の望んだ範囲の情報しか入ってこないんです。「いやいや、SNSは友人やフォローしてる人からランダムに情報がシェアされてくるでしょ?」と思われるかもしれませんが、Facebook上の友人はやっぱり僕の観測範囲内の人なんですよ。Twitterでフォローしてる人だって、同じような趣味嗜好の人をフォローするわけです。

だから自分の目に入ってくる情報が偏るんです。

特に今回は普段買わないジャンルで、なおかつ雑多な内容が含まれている雑誌でした。

これ二冊読むだけで、出稿されている広告のジャンルや表現方法、この冬のホットトレンド(去年はホットジンジャーエール、今年はなんとホットヨーグルト)、離島のお話、おのののかちゃんのグラビア、2014-2015のヒット商品、トムヤンクンヌードルの企画書、飲み会対策サプリの比較、房総の伊勢海老満喫旅、コスプレの科学、外国人の茶摘み体験、お金の蓄え方、IPO株攻略(これは今更感かな)、株主優待の桐谷さん、高級ブランド購入術、etc,etc…を知ることができます。

特に僕は流行のことを調べるのが好きなんですが、やっぱりリバイバルなんですよね。もうこの世界ではまったくの新しい事象なんて起きないんですよ。過去に流行ったものを、現代的にアレンジして再度ブームを巻き起こしているんです。最近のファッションやメイクもそうですよね、TRFダンササイズもそうですよね、AKBを筆頭としてたアイドルブームだって過去のブームを現代風に見せ方を変えてヒットさせているわけです。こういうことが雑誌をペラペラめくるだけで頭の中に浮かぶんですよね。雑誌のキーワードがヒントになってこのブログ記事は生まれているわけです。

もうネタがなくてブログが更新できませんなんて言っている人は、家から出て書店に行きましょう。コンビニでもいいです。トレンド誌もいいですが、できれば今まで自分が読まなかったようなジャンルの雑誌を手に取ってみるとさらに面白いと思います。そして、自分が居る業界との共通点や相違点を探してみましょう。ただ漫然と情報を得るのではなく、比較をすることで理解度を高めることができます。

いやぁ、雑誌ってほんとうにいいものですね。

そういえばこっちの本でもメンズエッグを読めと言っていたような気が・・・(※メンズエッグが2013年11月に休刊になりました。あれ、次の増刷時に直さないと話が通じなくなるな・・・。)