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躍年の中心で愛を求む vol.5 〜新しい恋&元カレからのメール〜

こんにちは、鬼嫁です(-。-)/~~~~ビシ!
今日はファンタジー&ちょびっと真面目なお話からスタートしたいと思います。

みなさんは、たまゆら(オーブ)というものをご存知ですか?
写真を撮影すると、たまーに映り込んでいる白っぽい謎の○(マル)のことです。
空気中のホコリや水分がフラッシュの光に反射してこのような写真が撮れるそうですが
「目に見えない存在(エネルギーや波動)」という説もあったりします。

左は大宮の氷川神社のお祭り(帽子の女=鬼嫁)。右は神が降り立った地・高千穂の旅館での1枚です。
どちらもマサオが撮ったものですが、たまゆらは、コンサートやパーティなどの楽しいシーンや
神社仏閣や自然の中(森林、川などの水辺)などの神聖な場所だったり
エネルギーの良いところに現れると言われています。

そして何と、こんなところにも・・・Σ(;゚ω゚ノ)ノ

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え?見えにくいですか?・・・では少し明度を上げてみましょう。

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OH!! アメージングヽ(*>∇<)ノ
たまゆらちゃんが全力でこんちには!と手を振っているじゃあーりませんか♪
しかも2つも、狛犬やシーサーよろしく、ご本尊を挟むように燦然と輝いております☆
これをパワースポットと言わずして何と言いましょう!!
プリントアウトしてお財布に入れれば、金運アップ間違いなしですヽ(≧∀≦)ノ

来年2014年のお正月は、マサオの前に賽銭箱を置いて、鈴緒よろしくムチを垂れ下げて
ありがた〜い感じで開運プレイを楽しめたらと、ひとり策を弄しております♡
・・・と、新年の楽しみが1つ増えたところで、今日も元気に行ってみましょうヽ(^0^)ノ
厄年、もとい『年の中心で愛を求む vol.5』!!
(縁起ネタが出たので、ゲンを担いでみた(v^ー°))

エステ会社Xの出勤初日、挨拶回りが終わるとお昼になっていました。
金髪ロン毛の巨人オカマ、奥田さんは
「昼食だけど、何か女子には女子なりの食べ方があるみたいだから、
詳しい事は野村(仮名)に聞いて~」と言い残し、とっとと消えてしまいました。
野村さんは、私の対面に座っているクールビューティな女性。

野村嬢「ウチは変わった会社でね。お昼だからって外食したり、みんなで弁当食べたりしないから」
・・・まあつまり、食べながら仕事をする==昼休みナシってことですね(^_^;)。
お昼を持ってきてない私は、近くのコンビニへ食糧調達に行くことにしました。
すると、小泉孝太郎似のアート系イケメン・相川さんに
ぴったりと寄り添って歩く金髪ロン毛の奥田さんを視界に捉えました。

「わ!もしかしてあの2人、出来てたりして・・・(;゚Д゚i|!)」

私はオフィスに戻るやいなや、野村さんに見たまんまを話しました。
ミミコ「奥田さんと相川さんって、もしかして・・・あの、その・・・」
野村嬢「あ〜。奥田ね。あいつダミーだから、イチイチ反応しない方がいいよ」
ミミコ「え?ダミー?何すか、それ?」事情が掴めない様子の私を尻目に、野村さんは続けます。
野村嬢「それに相川なんだけど・・・ミミちゃん、ちょっといいなって思ってるでしょ?」
ミミコ「え・・・ええ、そりゃ〜相川さんカッコいいし、オシャレだし(○´ω`○)」

照れくささにモジモジしていると、隣で話を聞いていた橘主任(女性)がしたり顔をして言いました。
橘主任「丁度いい!ミミちゃん、この書類を相川のデスクに持ってってちょーだい!」
ハァ、持っていけばいいんですね・・・と、良く解らないまま相川さんの席に歩みを進めました。
するとそこには、思いも寄らない悪夢が口を広げて待っていました。

ガッチリした白人男性と相川さんが、
ヒゲをたくわえたラテン系の男性と相川さんが 、
繊細なクリエイター風のアジア系男性と相川さんが、
頬寄せ合って熱い抱擁を交わす写真が
写真立てに、透明デスクシートの下に、PC画面にたくさん散りばめられていたのです!
始まってもない恋が、終わりを告げた瞬間でした・・・_| ̄|○

ガックリと項垂れて戻ってきた私を、橘主任と野村さんはニヤニヤしながら迎えました。
橘主任「ま、気にすんなって!入ってきた子が1度は通る道だからね(^_-)☆」
野村嬢「相川って、無駄にカッコイイからさ。それにみんなに優しいし♡」
ミミコ「ええ解ります。同性愛者はセンスと性格がいいって良く言いますもんね(> <。)」 橘主任「それに引き換え奥田はなぁ・・・もう、アイツどうにかなんないかね!」 野村嬢「まったくですよね・・・あ!ミミちゃん、奥田よりも年下だっけ?」 ミミコ「はい。多分いくつか下だと思います」 そう言った瞬間、2人の顔がひるんだ。というか、笑顔ではない笑顔を浮かべました。 え?ダミーオカマって何?そしてこの奇妙な笑いの意味はいったい・・・? 橘主任「奥田はね、自分より少しでも若い女が大嫌いなの
野村嬢「だから、せっかく入社してきてもみんな続かないんだよね」
橘主任・野村嬢「ま、せいぜいイジメられないように頑張ってね♡」

うそおぉーん(>Д<)・゚!
自分より若い女が嫌いな男性上司って、いったい何なのさーーーー???
しかもよりによって、あんなカッチョイイ相川さんが男性専科だなんて・・・(つд・)エーン

妙に空しくなった私は、Fさんにメールをしました。
しかしこんなネタに食い付くはずもなく、メールは返って来ず・・・
ますます空しくなった私は、かつて6年も付き合った挙げ句、婚約までしたものの
別れてしまった元カレ・源ちゃんにメールしていました。
源ちゃんとは腐れ縁で、 別れた後もなんだかんだと理由をつけて連絡をしたり、
お互いの誕生日には「おめでとう」メールを出し合ったりしていました。

その日は、ちょうど源ちゃんの誕生日だったので
お祝いの言葉に添えて、X社で働き始めたこともメールしました。
返事はすぐに返ってきました。

『ありがとう!新しい職場では沢山の出会いがあるといいね。
 当方は8月に挙式します』

当方は8月に挙式します
当方は8月に挙式します
当方は8月に挙式します






きょ、挙式ぃーーーーー?!?!(気絶寸前)

何それ、聞いてない!ああ腹立たしい、でも嬉しい!!・・・でも悲しい。゚(゚´Д`゚)゚。
ああ、ああァ~~・・・何でこんなに動揺してるんだ、私!
つーか、ぶっちゃけ大ショック!!

別れてしまったけど、いや、彼を棄てて若い男に走った私が悪いんだけど
何故かずっと待っててくれると思ってた。
虫がイイかも知れないけど、源ちゃんが私以外の人と結婚するなんて想像すら出来なかった。
(と言いつつ、よりを戻そうと思った事もなかったが(笑))

離れていても、離れているという感覚もなく、何かいつも
傍にいるような錯覚すら起こしてた(ここまでいくと危ない人だな)。
それなのに、ああそれなのに・・・!!

Fさんに振られ、相川さんはゲイで、源ちゃんは結婚・・・
ここ数日間で3発も強烈パンチをお見舞いされてしまったミミコは
人生のパンチドランカーになっていた事をまだ理解していませんでした。

<vol.6に続く>