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グローバル化する社会で生き残るために読んでおきたい「僕は君たちに武器を配りたい」

2012/09/26

はい、どうも。みなさんこんにちは。

もうかなり前なんですが「僕は君たちに武器を配りたい」という本を読んでましてね。僕的にツボに入った本だったので、今日はそのことについて書いてみようかと。

なにやら結構売れた本らしいですね(僕はジャケ買い)。

コモディティ化とスペシャリティ化

33ページ目と若めのページで書かれているんですが、僕的にはおそらくここがこの本の肝だと思います。グローバル化が進む社会で、あらゆるモノのコモディティ化が進んでいるということ。

コモディティ(英:commodity)化は、市場に流通している商品がメーカーごとの個性を失い、消費者にとってはどこのメーカーの品を購入しても大差ない状態のことである。なお英語の「commodity」は市況商品という意味で、大量に取引されるような産品を指す。
Wikimediaより引用

コモディティ化についてもっと詳しく知りたい人はこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%86%E3%82%A3%E5%8C%96
コモディティ化 – Wikipedia

まぁ、例を出すと液晶パネルとか牛丼とか英会話とかそんな感じですよね。どんどん価格が下がって、体力の削り合いになっている状況。どれ買っても最低限必要なレベル以上のものであれば、あとは価格が安い方に流れていきますよね。液晶テレビで言えば、3Dとか4Kとかナノイーが発生するとかそんな過剰スペックは必要なくて、とりあえず地デジが見れてサイズが大きくて安ければOKって話。

でも、これって既に物だけでなく、人にも波及してきているんです。

どういうことかというと、資格を持っている、TOEICが900点以上あるというのは最低条件であり付加価値にはならない場合が発生しているということ。募集要件がTOEIC900点以上であれば980点でも900点でも一緒。あとはいかに安いコストで働いてもらえるかどうかが重要視されてしまう時代に入ってきているということなんです。

結果、高学歴ワーキングプアが生まれる環境になりつつあるということです。士業なんかはもっと前からそんな感じですよね。

生き残るためにはスペシャリティに

というわけで、コモディティ化に巻き込まれないためには、他に代替物がない唯一の存在になる必要があると述べています。いわゆる独自性というやつですね。

日本人で生き残る4つのタイプと、滅びる2つのタイプ

この本では現状、成功している人たちを6つのタイプに分け、さらに今後生き残れるタイプ、生き残れないタイプに分別しています。6つのタイプは以下の通り。

1.商品を遠くに運んで売ることができる人(トレーダー)
2.自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人(エキスパート)
3.商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人(マーケター)
4.まったく新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)
5.自分が起業家となり、みんなを管理してリーダーとして行動する人(リーダー)
6.投資家として市場に参加している人(インベスター)

そして、今後生き残っていけるタイプは3~6、価値を失っていくタイプは1~2としています。本書内でタイプごとの解説と生き残れる/残れない理由を説明していますので、興味があれば読んでもらえれば良いかと思います。

ここに関しては全て賛成というわけではないですが、大枠はそうなんだろうなぁと思います。ただ、僕の考えをプラスすると、さらにこのカテゴリを跨いで2つのコミュニティを繋げるようになると、もっと生き残っていく・・・というよりも突き抜けられる人になっていけると思います。

人は一つのカテゴリである程度の位置まで登りつめると、その場所が居心地よくてなかなか外の世界に踏み出しません。だから同じコミュニティの言語やノウハウしか持っていない場合が多いのですが、別のコミュニティに踏み出すことで別の言語やノウハウを得ることができます。そして2つのコミュニティを取り持ち、お互いの成功パターンを流用させることによってあなたの強みが大きくなっていくわけです。ま、これは本書の話ではなく余談ですが。

要はどうなのよ?

読んでおいて損はないと思います。グローバル化によって起こるであろう(というかもう起こっていますが)状況をわかりやすく解説してくれています。

大企業ですら安泰でなくなった世界で、最低限生き残っていくためにはゲリラ戦(要はニッチマーケットでの戦い方やフットワークの軽さ)の考えを身に付けていく必要性を感じさせてくれる良書です。