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カイエンのフロア下から異音が!原因はプロペラシャフトのセンターベアリングの破損、そして交換・・・

2014/10/01

ある日突然、我が家のカイエンちゃんが悲鳴を上げ始めまして。

運転中に、運転席と助手席の間ぐらいのフロア下から「カラカラカラカラっ」って異音がし始めたわけです。それでしばらくすると、「ガタッ、ゴトッ」という異音とともに突き上げるような振動が。うちのカイエンは2008年12月納車で、6年間で98000キロ乗ってるのでさすがにいろいろな場所にガタがきていてもおかしくないわけです。

そうは言っても走行に危険を感じますし、何よりもうるさいのでネットで調べてみたところ、プロペラシャフト(カルダンシャフト)のゴムが破損している場合が多いとのこと。で、ディーラーに電話して状況を話してみたら、やはり「ああ、それプロペラシャフトだと思いますよ」との返答。ちなみにプロペラシャフトとはトランスミッションからデフに回転を伝える回転軸のことを指し、FR車や4DW車で使われている部品です。簡単に言うと前輪と後輪の間を縦に繋いでいる部品で、これが破損することで車の中央部から異音がしていたわけです。

この解説が分かりやすいです→プロペラシャフト/カーセンサー.net

というわけで、ディーラーで正式に診断を受けて、改めて一泊二日の入院をしてきました。診断自体は10分程度でプロペラシャフト破損の確定診断。修理自体は数時間もかからず終わるようなのですが、走行中に発生する熱を持っている場合があるのでプロペラシャフトを取り外す前に冷却する必要があるそうです。なので、朝10時ぐらいに入庫し、翌日の朝10時に取りに行く入院計画を立てました。

で、修理後に訪問したら、話題のプロペラシャフトがゴロッと転がってました。

カイエンのプロペラシャフト破損

プロペラシャフト中央のゴムの部分(ベアリング)が完全にボロっと落ちています。走行すると筒の中でシャフトが暴れて当たるので、振動と異音が発生していたわけです。

やっぱりこの故障って多いらしく、走行距離が6万キロを超えてくると見られる現象のようです。我が家のカイエンは10万キロ近いのでよく持った方なのでしょう。基本的にフォルクスワーゲンのトゥアレグやアウディのQ7も同じ構造なので、同様に不具合が出るそうです。楽天市場のショップの解説が非常に分かりやすいのでリンクを張っておきますね。

プロペラシャフトセンターベアリング for ポルシェカイエン&VWトゥアレグ&AUDI Q7

で、この記事を書くときにこのショップさんの情報を見つけたんですよね。僕は正規ディーラーで直してもらったので・・・。

カルダンシャフト

工賃が約三万円、プロペラシャフト(カルダンシャフト)のフル交換の部品代が18万円弱。これ、壊れてんのゴム部分だけなのに、全交換しないといけないのでこんな金額になっているそうです、おおお。あとボルトとかの備品が数百円。

プロペラシャフトの修理代

合計、20万円超えの修理代でございました。MacBook Proのいいやつ買えるじゃねぇかよぉぉぉ。

なので、少しでも安く修理したい場合は先ほど紹介した外車パーツ通販の会社(持ち込み修理OK)とか、再利用品での修理が可能な工場でお願いしてもよいかもしれません。正規ディーラーではないので、ご自身の判断にはなりますが。