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なぜもっと早く買わなかった?自作パソコンを組んだら動画編集時間が10倍もスピードアップして快適なお話

先日、自作パソコンを買いまして(組み立てまして)。

実は数ヶ月前から自作パソコンを買おう買おうとは思っていたのですが、なかなか重い腰が上がらなかったんですね。なぜ自作デスクトップパソコンを買い渋っていたかというと、Adobeクリエイティブクラウドのライセンス認証をどうしようかと思ってたからです。

Adobeクリエイティブクラウドの契約は、PhotoshopやIllustrator、Premiereなどのソフトウェアが月額課金で使い放題なのですが、同時にライセンス認証できる端末が2つだけなんです。

1つはメインで使っているThink Pad X1 Carbon(2017年式)、もう一つはMacbook Proに入れていて、更に1台増やしたらThink Padで使うとき困るなぁと悩んでいたからです。

でもタイトルの通り、その悩みは無駄でした。今は自作パソコンとMacbook Proにライセンスを入れているのですが、正直Think PadでAdobeのソフトウェアを動かそうと思わないくらい、圧倒的に処理スピードが違うからです。

数値で言うとThink Padで10分の動画を出力するのに20分近くかかっていたものが、自作パソコンにしたら2分以下で終わります。30分以上の長尺動画だと、場合によっては20倍近いスピードで出力されます。なにこれすごい。

というわけで、参考までに僕が組んだ自作パソコンのパーツを載せていきます。なお、パーツについては毎日パソコン買ってるでこにく先生に教えてもらいました。

自宅パソコンの構成

CPUはAMD Ryzen 9 3900Xです。

もう外箱からして強そう。

ちなみに将棋の藤井聡太二冠はこのCPUの最上位機種のRyzen Threadripper 3990X(約50万円)ですが、僕は別に6億手先を読むわけじゃないので、Ryzen 9 3900Xで充分です。このスペックでも使いこなせないぐらいです。

↑藤井二冠が使ってる超強いやつ。

続いてマザーボードはASUS AMD X570 搭載 AM4 対応 マザーボード TUF GAMING X570-PLUS (WI-FI)です。

Wi-Fiは後付でも良かったんですが、マザーボードに付いていた方が楽だと思ってこれにしたんですが、おそらくこのWi-Fi機能が原因でWindows10のインストールに大きく手間取りました。その解決法は後ほど説明します。

強そう。

さらにグラフィックボードはMSI GeForce RTX 2060 SUPER VENTUS XS J OC グラフィックスボード VD7099。

強そう。

さらにさらにメモリはTEAM DDR4 3200Mhz PC4-25600 32GBx2枚(64GBkit)です。国内無期限保証ってすごくないですか?

基本的にCPUとメモリが強ければなんとかなんだろと思っていたので、32BGメモリ2枚セットにしました。あと2枚入れられる余裕があるので、これでも足りなかったら128GBにします。

赤くて速そう。

続いて続いてSSDはWestern Digital WD Black 内蔵SSD M.2-2280 ヒートシンク搭載モデル SN750 1TB NVMeです。さすがに記憶領域は1テラあれば充分でしょう。

WESTERN DIGITAL WD Black SN750 SSD M.2 PCIe Gen 3x4 with NVME 1TB heatsink

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とかいいつつ、社会人になって最初に買ったPowerBook G3のハードディスク容量が4GBで、「4GBなんて一生使い終わらないよ」って言ってた20年後に4GBなんて数分でダウンロードできる時代になったから、来年には2TBぐらいのSSDを追加購入してるんでしょうね。

そして電源とPCボックスです。電源は650Wのものを買いました。ボックスは大きすぎた気もしますが、まぁいいでしょう。

あとはディスプレイとOSですね。ディスプレイはひとまず27インチにしました。おそらく数カ月後に増設すると思いますが。

それと、キーボード&マウスと、スピーカーも揃えました(ディスプレイにスピーカー付いてるの後から気付いた)。

ざっくり総額27万円ぐらいです。

組み立てるよ

自作パソコンって組み立てるの大変だと思ってたのですが、パーツ付けるところ決まってるので、そんなに難しい箇所はなかったです。

強いて言えば電源のON/OFF周りを司る配線の字が小さくて、老眼気味で手先が不器用な僕としては厳しかったですが、若い人なら大丈夫だと思います。

CPUもメモリもSSDも認識してる(∩´∀`)∩ワーイ

このBIOSの起動までは順調でした。でも、この後のWindows10インストールにすごく手間取りました。

Windows10インストール時のエラーとの長い戦い

必死過ぎて写真撮り忘れてるのが情報発信者として致命的なんですが、USBでWindows10をクリーンインストールしたことろ、最後の方でブルースクリーン画面で、

「エラーが発生したため、PCを再起動する必要があります。エラー情報を収集しています 停止コード:BUGCODE NDIS DRIVER」

というエラーメッセージが表示され、先に進まなくなりました。いくら再起動しても同じ画面で止まるので、面倒くさくなってその日は電源切って酒飲んで寝ました←。

翌日、シャキッとした脳でひたすら検索したところ(1時間以上探してた)、以下のヘルプにたどり着きました。

answers.microsoft.com

そう、Wi-Fi機能を切れと。Wi-Fi付きのマザーボードにしていたのですが、古いドライバによってエラーが発生している可能性が高いそうです。

なので再起動→F2キーでBIOS画面を呼び出し、F7キーでAdvanced Modeへ。

さらに詳細タブ→オンボードデバイス設定構成で、一旦、ワイヤレスネットワークコントローラーを無効にします。

これで再起動したら、無事にWindows10の設定画面が表示されたので、設定後に今度はASUSのドライバを最新にします。

TUF Gamingシリーズは、最新のインテル®プラットフォームの重要な要素を抽出し、それらをゲーム対応機能と実証済みの耐久性と組み合わせています。ミリタリーグ…
www.asus.com

上記ページから(別のパソコンで)ドライバをダウンロードして、USB経由でデータ移行してインストールした後に、再起動→BIOS→ワイヤレスネットワークコントローラーを有効に戻す→再起動で無事にWi-Fiも使えるようになりました(ついでにBIOSも最新版にしました)。

最高

ディスプレイが広いので、複数のウィンドウを開いておけますし、Wordも一気に3ページ表示できます。

FINAL FANTASY X-2も高画質で楽しむことができます。最高。みんな買おうぜ。

なおタイトルの通り動画の書き出し時間は10倍以上改善されたんですが、原稿書くスピードはまったく変わらないのなんででしょう。