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ワッチミーナのセンターボーカル決定オーディション&OS☆Uのミニライブの観覧記、およびアイドルとコミュニティに関する考察

2014/03/03

最近、とみにお世話になっている音楽プロデューサーの田辺さんのご縁で、BSフジで放映されている「ワッチミー!TV」のイメージキャラクター「ワッチミーナ」を決めるオーディションにお邪魔させていただきました。

一緒に行ったのは今村だけがわかるブログで大人気のお馴染み今村さん。さすがアイドルに詳しいだけあってすでにイベントレビューも掲載されています(→BSフジ番組企画のアイドルオーディションが開催。お誘いを受けて見に行きました)。僕みたいなにわかファンと違って記事からも愛情が伝わってきます。

ワッチミーナ2014イベントが開催された場所は渋谷チェルシーホテルというライブハウス。ありがたいことに今回も関係者パスで入場させていただきました。

ワッチミーナ2014

ワッチミーナオーディション2014は2013年10月からおこなわれており、すでに佳境に入っている状況です。

「夢!ワッチミーナ チャンス」のセンターボーカル決定戦

今回のイベントは、CDデビューが決定したワッチミーナ2014ファイナリスト(16名)たちによって、3月21日におこなわれるライブのセンターボーカルおよびサブボーカル(ウイング)を決めるオーディションでした。僕も会場で説明を聞いて初めて認識しました(すみません・・・)。

オーディションの課題曲はasfiの「二度目まして! 三度目まして!!」の歌&ダンスと「夢!ワッチミーナ チャンス」の歌&創作ダンス。

asfi「二度目まして! 三度目まして!!」

『夢!ワッチミーナ チャンス 』フルコーラス・ダンス練習用(左右反転版)


ただこっちはこの振りをそのままやるのではなく、自分で振り付けを考えて踊るという宿題だったそうです。

選ばれた7名

このオーディションの模様は2014年3月9日26時からのBSフジ「ワッチミー!TV」でも放映される予定ですので、興味のある方はぜひご覧ください。僕らドロンジョ(鬼嫁)、ボヤッキー(今村さん)、トンズラー(僕)トリオは最前列で見てたので、もしかしたら少し写ってるかもしれないです。また公式サイト(動画アーカイブ)でも1~2週遅れで公開されるようです。

上段左から富樫あずささん、町宮亜子さん、りょうかさん、りゅうあさん、下段左から菅原梨央さん、柳田絵美花さん、佐藤友紀乃さん
上段左から富樫あずささん、町宮亜子さん、りょうかさん、りゅうあさん、下段左から菅原梨央さん、柳田絵美花さん、佐藤友紀乃さん

みなさん、やりきった安堵の表情ですね。

で、全員のパフォーマンスを見ていて、やっぱり選ばれた人たちはそれだけの理由があるなぁと感じました。僕は今村さんと違ってにわかファンなのであくまでも個人的な印象なのですが、選ばれた7人に共通して言えるのは

「課題をこなすということは当たり前いや最低限の話で、どれだけ自分の個性や価値を上積みできているか」

という点じゃないかなぁと思いました。歌唱力なりダンスなりトークなり、自分だけの強みをいかに審査員やお客にアピールできたか、そしてそれを認めてもらった結果として選ばれたんじゃないかなぁと。

今村さんと好みが被って非常に心苦しいのですが、選ばれた中の一人の町宮亜子さんに特にそのパワーを感じました。キャリアが他の候補者よりも長いという強みはありますが、自分の個性や立ち位置をとてもよく理解している印象でした。お客の煽り方やトークなど際立ってましたね。もちろん場慣れもあるんでしょうけど。会場にはファン(親衛隊?)もたくさんいらっしゃってました。

ファンの方々の規律正しさ

ワッチミーナ候補生の中にはすでにアイドルユニットとして活動していたり、ライブをおこなっていたりしているメンバーも居るので、多くのファンを抱えている人も居ます。そんなわけで、お目当てのメンバーがステージに登場したらペンライトなどを持ってファンの皆さんがぞろぞろと前方にやってるくんです。

でもね。

「失礼しまーす」「失礼しまーす」と物凄く礼儀正しく、しかも自分たちの使うスペースを把握しているので、周りのお客にお願いして場所を確保するんです。そして歌が始まったら全力で踊って声援を送ります。候補生も見覚えのあるファンが目に入る場所にいるので、(おそらく)リラックスして舞台に望むことができているようでした。

そしてお目当ての候補生のパフォーマンスが終わったら、「失礼しましたー」とそそくさと次のファンの方々に場所を譲るんです。いやー、これには独りで感動しました。ヲタといって邪険にしてはいけません。これは日本の誇るべき文化ですよ。

OS☆Uのミニライブ

OS☆U(おーえすゆー)」は2014年「NHKオンデマンド公式イメージキャラクター」に選ばれた、名古屋・大須を拠点とするアイドルグループです。今回のイベントではリーダーの清里千聖さんがゲスト審査員になっており、オーディション終了後に3曲歌ってくれたのですが、やっぱりプロだなーと思いました。

僕的には「We are OS☆U」が好きですね。ちなみにこの記事もWe are OS☆Uを聞きながら書いてます。

瀬戸市デジタルリサーチパークセンターで行われたライブの動画もあったのでペタッと貼っておきます。

で、ご存知の人も居ると思いますが、僕は凝り性というか興味が湧くといろいろと調べるので、デビュー当時のOS☆Uの動画などを遡って見てみたんですね。そしたら初々しいというか、最初から今のようなパフォーマンスが出来ていたわけではなくて、日々練習を重ねて進化してきたんだと実感しました。やっぱり現在の位置まで登ってくるにはとんでもない努力をしてきたんだろうなぁと・・・、うぅ、なんかお父さんみたいな気持ちになってきました(´Д⊂ヽ

OS☆Uと一緒に田辺さんの計らいでOS☆Uの皆さんと記念撮影させていただきました。ホントありがたい限りです。キャプテンの「ちせー」こと清里千聖さん、「笑ってぴーとも!」こと森咲智美さん、「ばんばんばばんばばんちゃんです(*´ω`*)」こと伴かなみさん、「やすみん」こと八角瑛子さん、「たかはし」こと高橋萌さん。Platinum☆Stars勢揃いですね(←覚えた)。ファンのみなさん、すみません・・・。

アイドルとコミュニティ

これで終わっちゃうと余りにも短くて僕らしくないので、最近僕の研究対象になっているコミュニティということとアイドルを結びつけてみようかと思います。ここから先はワッチミーナやOS☆Uといったアイドル要素は激減しますので、興味のない方はこちらのOS☆Uのオフィシャルサイトから推しメンを見つけに行ってください。

———– 8× キリトリセン 8× ———

それと最初にも書きましたが、僕のアイドル知識はにわかなので間違いがあっても生暖かく見守っていただければ(じゃあ書くなとか言わない)。

山口百恵や松田聖子などの雲の上の存在だった時代

余りにも昔だと分からないのですが、僕が小中学生の頃はアイドルって雲の上の存在だったんですよね。誰か忘れましたが、当時のトップアイドルのインタビューでも「自分たちは憧れの存在で居なければいけない。身近ではいけない。」といった趣旨の事を言ってました。だからファンレターとか来ても、(たとえ暇でも)1週間とか1ヶ月とか返信を空けてレア感を出すんですって。

確かに当時のトップアイドルは完璧さを演じていたような記憶があるので、ホント、偶像(idol)という言葉がぴったりだったんですよね。

アイドル不遇時代からモーニング娘。誕生時代

僕の10代後半から20代前半ってこの時期です。ジャニーズはもちろん居ましたが、女性アイドルは激減した記憶があります。どちらかというと森口博子さんなどのバラドルやPRINCESS PRINCESSのようなガールズポップ(ガールズバンド)が全盛だったんじゃないかと。そして長いアイドル不遇時代を経て、オーディションで負けたメンバーを集めてモーニング娘。が結成されました。ファンが応援し、次第に成長していくアイドルグループの原型となったわけです。

AKB48を筆頭とした、未完成(あるいは未完成に見せている)のアイドルに会いに行ける時代

AKB48については説明なんか要らないですよね。会いに行けるアイドルです、はい。これだけメジャーになった今でも劇場に行けば会うことができます(チケットを取るのは大変ですが)。ファンがメンバーのポジションを投票で決めるという、自分たちと一緒に成長していくという要素を色濃く出してますよね。

先ほど少し話題にした町宮さんも、このオーディションの後、ファンの皆さんとのオフ会を企画したりして交流を図っています。

一部の熱狂的なファンとの交流を図ることにより、強固なコミュニティは築かれていきます。コミュニティさえしっかり構築されていればライブでも動員できますし、CDも売れる構造ができあがっていくわけです。これってどんな商売でも共通ですよね。

ももクロちゃんや新生モー娘。のように身近感&ハイパフォーマンス時代

さらに近年では親近感とともに圧倒的パフォーマンスを展開するアイドルユニットが増えてきました。もう、歌って踊れて、さらに交流できるのが当たり前の時代になってきているのです。

まとめ

アイドル業界で生き残っていくには並大抵ではない努力と、そして小さなチャンスを1つずつモノにしていく必要があるんだろうなぁと、ライブを見ながらお父さんホント涙目になってました。歳を取ると涙腺が緩くなるって本当ですね。

10代~20代の子たちがこれだけ厳しい世界で頑張ってる姿を見ると、おじさんも負けてらんないなぁと心を引き締めるのでありました、まる。