もう気付いたら酉の市の時期なんですね。というわけで毎年家族で楽しみにしている、大宮の氷川神社で開催されてる酉の市、十日市(大湯祭)の前斎に今年も行ってきましたよ。
2014年の模様はこちら
ひとまず一年間お世話になった熊手にお礼を申し上げつつ返納して、次の熊手の散策を楽しみます。
毎年染谷家では、ひと通りすべての熊手屋さんを見比べて候補を決めていきます。今年は鯉の飾り付けの熊手がかっこよくて、うちの子も気に入っていたのですが、その気持ちを一気に持っていく熊手に出会ってしまいました。
それがこの伊勢海老ちゃんです。これ、一点ものの熊手で、伊勢海老は水引(祝儀や不祝儀の際に用いられる飾りで贈答品の包み紙などにかける 紅白や黒白などの帯紐)を手で編んでいて、奥の屏風も人形店から譲り受けてきてるんですって。サイズは五合(升)、一升二寸ぐらいの大きさです。一昨年が六寸、去年が八寸だったので、一気に大きくしてしまいました。しょうがないよね、一目惚れなんだもん。
今年は株式会社MASHを設立したので、清水の舞台から飛び降りるつもりで縁起をわっせわっせと担いで、来年もがんばるからいいよねと鬼嫁稟議に印を貰って購入しました。
なお鯉の滝昇りの熊手を気に入っていた息子氏には、彼専用の小さな熊手を充てがって満足してもらいました。これも来年以降大きくしてく必要があるのかな・・・?
で、さっき家に帰ってきてふと気付いたのですが、
でかい。
現場だと雰囲気に酔っているというか、もっと大きい熊手もたくさんあるので気付かなかったのですが(気付かないふりをしていたのですが)、これはでかい。
屏風と小判の上に乗っている伊勢海老の立体感ときたら圧巻です。
髭の盛り上がり方を見てるだけでテンション上がります。
屏風の裏側には大きい升と鈴がこっそりと居ました。
そしてでかいだけじゃなくて 厚い。比較対象に林檎置いてみたけど厚さが際立ちますね。ボディビルダーの大胸筋クラスですね。これどこに飾ればいいんだよ・・・。
ちなみに今回、熊手を買ったのは中村屋さんというお店なのですが、ノベルティでトートバックと携帯ストラップが付いてきました。
これはこれでかわいいなぁ。
というわけで、大宮氷川神社の十日市(大湯祭)の本祭は12月10日なので、暖かい格好して、きらびやかな熊手を眺め、屋台で広島焼きやチョコバナナを頬張りつつ、たくさんの人に押しくらまんじゅうされながら、くれぐれも僕のように雰囲気に飲まれて必要以上に多くな熊手を買うことなくお祭りを楽しんでくださいね!