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自分を中心としたコミュニティを作る一番のメリット

2017/01/17

※この記事はオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」内で公開されている内容を、一部加筆修正して当ブログに掲載しています。

僕が今まで散々受けてきたセミナーや勉強会の内容を振り返ってみたところ、ギガ盛りメンバーにシェアした方が良さ気な内容がかなり出てきました。そんなわけで、今まで学んだ要素を僕なりの解釈や事例を交えて解説します。

 
僕は数年前から自分を中心としたコミュニティの重要性について説いています。

コミュニティというとあまりイメージが沸かないと思いますが、要は自分を中心(リーダー)としたグループを意味します。グループのテーマはサッカーサークルのような気軽なものでもいいですし、マーケティングメソッド研究会といった意識高めなものでも構いません。ギガ盛りブログ飯のグループもコミュニティの一種です。

リーダーと言っても堅苦しいものではなく、一歩先を行く人というイメージです。そして全能である必要もありません。僕はブログ運営やネットマーケティング、出版などに関しては専門知識を有していますが、イラストが必要な場合は他の人がリーダーのコミュニティのメンバーとして参加します。僕が必要とするスキルが持っている人は、それだけで(僕にとっては)リーダーとなる資質があるわけです。

なお、この記事で言うメンバーとはリーダーの理念に共感した、学びたい、仲良くなりたい、理由はなんでも構いませんが、一つの目標に向かって一緒に歩いている「仲間」と認識していただければと思います。

コミュニティの定義の説明にそこそこの文量を使ってしまいましたが、今回の本題である「コミュニティを作るメリット」について入っていきます。
 
 
結論から先にいうと「損失を出すリスクと機会損失するリスクをほぼゼロにできる」という点が、コミュニティ構築の最大のメリットです。

投資をおこなっている人はイメージしやすいと思いますが、事例として株を買うという行為で説明します。

まず、何か行動を起こすと必ず損失リスクが発生します。確かに市場調査や企業調査をおこなうことでリスクを極限まで下げることは可能です。しかしながら株は生き物です。株を買った時点で、価格の下落リスクは必ず発生するわけです。

逆に、株式チャートをただ見ているだけの場合、行動は伴いません。したがって価格下落による損失リスクはゼロです。ただし、もしかしたら株価が上昇した際に発生する利益を逃している可能性もあります。これが機会損失のリスクです。

従来のマーケティングメソッドではこの2つのリスク回避を同時におこなうことは不可能でした。動けば損失リスクは必ず発生しますし、動かなければ機会損失リスクが必ず発生するわけです。損失リスクと機会損失リスクはトレード・オフの関係で、あちらを立てればこちらが立たずという状況になります。一般的なビジネスはこのリスクバランスを落ち着かせるためにマーケティングという名の市場調査をするわけです。

新商品の開発もそうでしょう。いくら長い月日に研究を費やしても、売れるかどうかは市場に投下してみないとわからないのです。

 
しかしながら、強固なコミュニティを構築してさえいればこの両方のリスクを同時に回避することができるのです。
 
コミュニティ内のリーダーとメンバーの関係は、売り手と買い手ではありません。同じ方向に向かって一緒に歩む仲間です。リーダーが理念を語り、一つ上のステージに行くために必要な情報(商品)を提供することで、みんなで成長できて楽しいという「場」を生み出すことができます。だからこそ一緒に成長するために必要なもの(商品)を提示するだけで、共感してくれるメンバーは買ってくれます。課金ポイントをどこに設定するかだけの話です。もちろん無料で情報提供するだけでも構いません。その場が居心地良ければ仲間は残りますし、悪ければ去っていくだけの話です。

具体事例は誰が見ても明らかなAKB48です。AKB商法が嫌いな人も居るでしょうが、CDを出せば必ず売れます。コンサートのチケットを取ることすら困難です。この本質は、AKB48(もちろん研究生含む)のメンバーをリーダーとした強固なコミュニティが形成されているからです。彼女らを応援する、フォローするためにファンはAKBメンバーと一緒になって頑張るわけです。結果としてはお金を使うという形になりますが。

アップルはどうでしょうか。Teslaは?Airbnbは?あの人気セミナー講師は?発信者は?

ちなみにココにも書きましたが(嫁氏が)、airbnbの理念は、「人と人がどんどんつながる、そんな世界を創造しよう」です。Airbnbコミュニティは、あらゆるバックグラウンドをもつ人たちが、どんなに遠くに旅をしても、歓迎され、リスペクトされていると感じられる世界の構築を目指しています(インクルージョンとリスペクトの約束)。国家レベルではいがみ合っていたとしても、個人の家に宿泊すること(サービスを受けること)で心情をガラッと変える人が多いそうです。

なにが売れるか、支持されるかわからないこの時代に、理念に共感してくれるメンバーに支えららることで、リスクが極限まで下がるというのは大きな優位性です。
 

もちろんリーダーはメンバーに対して参加するメリットを常に提示していかなければいけませんし、一番成長しなければいけない(一番前を歩かなければいけない)というプレッシャーもあるわけです。これらの点を踏まえた上で自分のコミュニティを作っておくことで、スムーズに自分の事業を開始することもできます。

ちなみにオンラインサロンという仕組みは、自分のコミュニティを維持しやすいシステムです。共感してくれたメンバーとの関係性を深めることで、ファン度を高める事が可能です。逆にメンバーの新規開拓には向いていないと個人的には感じます、あくまでも維持するためのツールです。新規開拓は広くメッセージを拡散する必要があるので、ブログやセミナー、個人勧誘などが向いていると思います。

とにかく、事業を安定させるためには、DMMオンラインサロンを使うもよし、自分でFacebookグループを運用するのでもよし、メルマガで緩く繋がるのもよし、何かしらのコミュニティを準備しておくことをお薦めします。