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不思議と信用してしまうマジックナンバー3文章術(話術)

2013/10/25

古くは毛利元就の三本の矢。
日本三大◯◯もそうでしょう。
三権分立なんてものもありますね。

三種の神器、三脚、3の付く数字だけアホになるなどなど、3にまつわる言葉は数多くあります。

そもそも3という数字は調和を意味し、不思議と人に安心感、安定感を与える数値なのです。原典はなんだっけな、忘れてしまいましたが数秘学だったかな?

このように、物事を解説するのに「3つの事例」を挙げると信ぴょう性が増すと言われています。2つでは物足りないですがが、4つや5つでは多い感じがしませんか?しませんかそうですか。

ではもう一つ事例を挙げてみましょう。

  • 1990年代はiモードサービスが開始され携帯電話の多機能化が始まりました
  • 2000年代はiPhoneを始めとしたスマートフォンブームが巻き起こりました
  • 2010年代はどうなるでしょう、もしかしたら電話という文化すら無くなってしまうかもしれません。

(2019/07/12 追記)この記事書いたの2013年なんですが、ほんとに電話文化無くなりそうですよね。

なんとなく「あ、そうかも?」って感じませんか。

これがもし「2010年代は電話なんて無くなりますよ」と言うだけだったらどうでしょう?「いやー、さすがにそれはないでしょ」と思う人の方が多いでしょう。でも前に2つの事例を明示し、さらに1つの予測(計3つのフレーズ)を提案することで「もしかしたらそうかも」という印象を持つ人を増やせる可能性が高まります。高まりませんかそうですか。

では三度目の正直で、もうひとつ事例をば。

先日開催されたブロガーズフェスティバルで僕はこんな内容でお話をしました。

ブロガーズフェスティバルに登壇して話したことの文字起こし(5割程度)と話しきれなかったことの加筆(たくさん)

読んでもらうと気付くと思いますが、このお喋りは3という数値を意識した内容になっています。

そもそものテーマが「ブログ」「収益化」「書籍」について。そして「魔法のような3つのテクニック」という数字を使ったフレーズを3つほど軽くdisったにも関わらず、ブログのテーマの時には「いやー、面白かった」「役に立った」「この情報があってホント助かった」という3つの言葉を使っています。

収益化のテーマの時には「信頼されているか」「コミュニティができているか」「体現できているか」という3つのポイントを挙げています。

書籍のテーマの時はもっと露骨で「3つの方法」や「3つのステップ」と使っています。

実は僕の話のパターンはこの「マジックナンバー3」で構成されている場合が多いです。なぜかというと、それが一番印象に残りやすいからです。

このように概念や仕組みを理解しておくことにより、「3つのこと」というテクニックを最大限活用できるようになります。特に文章を書いたり人前で話すことが多い人は「マジックナンバー3」を使ってみてください。話に締まりが出ますし、おそらく聴講者の印象も変わってくると思いますよ(たぶん)。

概念やテクニックは知っているだけでは意味を成しません。

何度も使って自分の必勝パターンにしておくことで、どんな状況でも自然とそのフレーズが出てくるようになります。次のテクニックを学ぶのはそれからでも遅くないですので、一歩一歩技術を磨いてみてはいかがでしょうか。