ブルーオーシャンとレッドオーシャン

ブルーオーシャンとレッドオーシャンの解説をする機会ができたのですが、過去にブログ飯でしっかりと書いているので、その部分だけ無料公開しますね。

とはいえ、長い説明なんか聞きたくないという方向けに要約だけ先に置いていおきます。

・ブルーオーシャンは探しても存在しない
・ブルーオーシャンは自ら創り出すもの
・永遠に続くブルーオーシャンはない

ということです。この細かい説明をブログ飯本文+αの2000字程度で書いていきます。

ブルーオーシャンなんてどこにもない

『ブルーオーシャン戦略 競争のない世界を創造する』というビジネス書があります。現在絶版ですが、マーケットプレイスなど中古書店で簡単に買うことができますので、興味の ある人はぜひ読んで欲しい1冊です。

【追記】新版が発売されています。

[新版]ブルー・オーシャン戦略―――競争のない世界を創造する (Harvard Business Review Press)

[新版]ブルー・オーシャン戦略―――競争のない世界を創造する (Harvard Business Review Press)

W・チャン・キム, レネ・モボルニュ
2,160円(06/15 23:46時点)
発売日: 2015/09/04
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この本のタイトルが秀逸で、まるでこの世界には誰にも汚されていない青い海(全く競合が存在しない市場)があり、その青い海を探し出して誰にも邪魔されずゆっくりと収益を上げていけるというイメージを与えてくれます。

現にブルーオーシャンを探して、そのニッチな市場で商売しましょうとアドバイスをするコンサルタントも居たりします。しかしながら、この本をしっかり読んだことがある人は理解していると思いますが、この本の中に「ブルーオーシャンを探す」なんて表現はどこにも出てきません。

ブルーオーシャンなんてものは、「今」「この世界」には存在しないもの。「これから」「あなたが」「新しく」「創りだして」いく市場こそがブルーオーシャンです。

書籍のサブタイトルにも「競争のない世界を創造する」と書いてありますよね。ブルーオーシャンは自分で創り出すものです。そのブルーオーシャンを創り出すまでは、血みどろのレッドオーシャンを生き抜いていく必要があるということを忘れてはいけません。

ブルーオーシャンは創り出すもの

象徴的な例が、本書(ブログ飯内)でも何度か取り上げている桃屋の食べるラー油です。元々、調味料の一種であったラー油を粛々と作り続けてきた桃屋が、具材を増やし食べられるラー油という新しいジャンル――ブルーオーシャンを創り出したから、あれだけの爆発的大ヒットを生み出したわけです。

他にも音楽は家でステレオやコンポで聴くものだという概念を覆したソニーのウォークマン、音楽はCDから自分で録音するものだという概念を覆したアップルのiTunes。両社とも時代の覇者となっています。

もちろん大企業ばかりではありません。北海道知床のとある漁師さんが、通常は釣り上げても捨ててしまう遡上後の鮭をなんとか美味しく食べられないかと試行錯誤し、鮭節を生み出しました。今までは捨ててしまっていた食材を上手に活用することによって、ファンが多い名産を創り出すことだって可能になってきます。

また、一昔前に「訳あり商品」というジャンルが流行しました。製品に小さい傷があったり、お菓子が型崩れしていたりしているため正規のルートには乗せられない「訳あり」な商品をまとめて安く販売したところ、大ブームが巻き起こったという懐かしい話です。

イレギュラーである訳あり商品の方が売れ過ぎて、わざわざ正規ルートに乗せられるような綺麗な煎餅を自分たちで割って、訳ありにしていたなんて本当か嘘かわからない話まであったくらいです。

要は新しい文化を創り出すということが、ブルーオーシャン戦略の真意なのです。

ブルーオーシャンは永遠ではない

しかしながら、そのブルーオーシャンも長くは続きません。

他メーカーも類似商品を次々と投下してきて、結局またレッドオーシャン内での戦いになっていきます。ここから学べることは、強豪ひしめく市場(レッドオーシャン)で戦い抜き、その場で得られた体験やインスピレーションから新たなる市場(ブルーオーシャン)を創造する。

そのブルーオーシャンで少しの間だけ息つぎをしながらも、レッドオーシャン化する市場内でさらに戦い続けていく必要があるということです。

ブルーオーシャンは安息の地ではありません。すぐにレッドオーシャン化するのだということを頭の中に入れて、あなたのビジネスを構築していきましょう。

オリジナルこそブルーオーシャンの素

ブルーオーシャンを創り出すための最大の原動力は、あなた自身のオリジナリティです。

あなたの培った経験やノウハウは誰も真似できません。自分の強みやキャラクターを認識し、それを売り出す。この状態で勝負できるようになれば、誰かに真似されたり同じような商品・サービスをリリースされたりすることに怯える必要など全くありません。

ぜひ、この状態を目指して自分自身のレベルアップをしていきましょう。