人との出会いと別れは日常にあふれています。
別に仲が悪いわけでもないのに疎遠になる人もいれば、遠くで眺めていた人がまったく視界に入ってこなくなる場合もあります。もちろん大喧嘩して絶縁する人も2~3人は居ることでしょう。居るよね?
僕はその状況を生息域が変わったと言っています。「レイヤー(階層)が変わる」と表現する人も居ます。
(画像引用)海岸のページ
この画像を見ていただければイメージしやすいと思うのですが、深度によって住む魚は違います。階層の上の方が偉い、下の方が未熟とかそんなことはありません。ただ役割や気の合う人たちが違っているだけです。
いろんな知識やスキルを身につけて、別の分野で活躍している人は、一時期疎遠になったとしてもふとしたタイミングで再開することはよくあります。なぜなら生息域を状況に応じて変化させることができるからです。
一方、まったく姿が見えなくなってしまう人も少数ながら存在します。「あれ?そういえばあの人どこ行っちゃったの?」って思うこと、みなさんもありませんか?
というわけでここからが本題なのですが、僕の今までの経験上、誰からも相手にされなくなって消えていった人には、大きく分けて5つのタイプに分類されます。
(※僕は常々、この5つのタイプに自分が陥らないように注意しています)
目次
1.発言だけ大きくて行動が伴わないタイプ
ビックマウスでも結果が出ていれば有言実行なので、素晴らしいことです。たとえ成果に繋がらなくても、行動している姿が見えていれば世間は認めてくれます。
問題なのは口先だけ立派なことを言っていながら、まったく動かない人です。誰かの活動の評論ばかりしている人も該当します。
2.約束を守らない(守れない)タイプ
コロコロと発言を変える人もここに該当します。
実はこの「約束を守らない(守れない)タイプ」というのは、自分の発言に対する責任も取らない傾向が強いので、1つ目の「言葉だけ大きい人」とも隣接しています。信頼できないですよね。
例えば「原稿の締切が守れないからNG」というのではなくて、たとえ遅れてたとしてもやりきれればそれでいいのです。もしくは遅れる際には前もって連絡する気持ちが大切なんです。
3.他人のせいにして自分を守るタイプ
要は他責の人です。
自分は悪くない、間違っているのは周り(社会)だという考えの人です。ここには謝れない(謝ったら負けの)人も含みます。自分に落ち度があったとしても外部のせいにするので、結果的に攻撃的な言動や行動が目立ちます。
世の中の現象は自分起点です。自分の解釈でいくらでも状況は変わるのに、それを認められない思考回路に陥っている状態ですね。
【参考】
4.自分のテリトリーから出ないタイプ
コンフォートゾーン(安全地帯≒ぬるま湯)から出ない人です。新しいことを好まない人だけではなく、小さな社会の王様になりたがる人も含みます。
自分より知識が乏しい、経験が薄い人を周りにはべらせて気持ちよくなるのは良いのですが、行動して能力を向上させている人にはどんどん抜かれていきます。抜かされるだけならまだしも、成長した人たちに対して足を引っ張るような言動を取る場合もあります。
ちなみに僕は「小物界の大物」という言葉が大好きです。
5.妙なポジティブ思考を持つ(ネガティブ思考を避ける)タイプ
別にポジティブ思考が悪いわけではなく、度が過ぎている、変な方向にベクトルが向いている状態の人を指しています。ネガティブな状況を見ようとしない、認めないで、自分が「快」と感じることしかやらない人が該当します。
「ハッピー、ハッピー」「世界平和、世界平和」言ってて、現実に馴染んでおらずお花畑思考の人や、キラキラ投稿ばかりで現実から逃げている人を見たことありませんか?
総じて言うと
以上、5つのタイプを書いてきましたが、一言でまとめると「総じて人相が悪い」という特徴があります。
美男美女であれと言っているのではありません。だいたい上記の5つ(特に4つ目まで)に当てはまる人って、第一印象の人相悪くないですか?あの人とかあの人とかあの人とか。
僕は採用担当として20,000人近い人の面接をしている経験があるので、そこそこの精度で第一印象からその人の人間性を想像できます。そして9割方当たっています。初対面で違和感を持ったら、だいたい人間関係長続きしません。
そこまでの経験値が無かったとしても、人の第一印象って意外と当たってます。初対面で胡散臭さを感じたら、やっぱり胡散臭いことやってるんですよ。そういうのって雰囲気というか、独特の空気がにじみ出てくるんです。
というわけで5つのタイプを解説しましたが、あくまでも「僕の世界」から消えただけで、別のエリアや階層で元気にしてると思います。
そうそう、みんなが思ってることって意外と正しいことを、さまざまな実験を交えて解説している書籍があるのでオススメしておきます。