みなさま、夏も終わりに近づきましたが毎日元気にベンチプレスしてますか?
そうそう、先日、筋トレの記事を書いたのですが自分の思った以上に反響がありまして、やっぱり世界は筋肉で動いているんだなぁと実感した次第でございます。そんなわけで、最近、僕は筋肉とプロテインの話しかしてないのですが、やっぱり神様は見ているのでしょう、「パーソナルトレーニングスタジオ<GAJARA> 」というトレーニングジムの体験プログラムを受けてみないかという打診がありまして。
どこに断る理由がありましょうか。筋トレ仲間の鬼嫁氏を率いて、小躍りしながら六本木まで行ってきましたよ。
まずはカウンセリング
ジムに着くと最初にカウンセリングをおこないます。自分の年齢などのプロフィールや運動歴、目標などをアンケートに記入していきます。このアンケートを元にトレーナーがトレーニングプログラムを考えてくれるわけです。
また、ガジャーラのトレーニングについての説明も同時に受けます。ガジャーラの特徴としては、個室のプライベートレッスン(今回はペアレッスン体験でしたが)と管理栄養士が栄養素のコントロールをしている食事の提供が挙げられます。某ライザップもトレーナーが食事管理はしてくれるのですが、あくまでも自己管理で自炊や外食で食べたものを報告するというスタイルです。ガジャーラはもちろん自分で食べた食事の報告もおこなうのですが、ジムのカフェスペースで食事も提供されるのです(予約制)。この点がライザップとの大きな違いになりますね。
僕が地味に嬉しかったのは、ジムでトレーニングウェアやシューズ、タオルなどトレーニングに必要な用具を全部貸してくれることです。トレーニングウェアやシューズを持ち歩くのって面倒なんですよね。ガジャーラの場合、予約だけしておけば手ブラで行って、ギリギリまで追い詰められて、シャワーで汗を流して、お腹を満たして自宅に帰って、翌日に筋肉の悲鳴をじっくりと味わえるわけですね。至福ですね。
トレーニングの前に数値を測定
カウンセリングが終わったので、早速、トレーニングウェアに着替えて体験プログラムの始まりです。まずは体重や腹囲、筋肉量や体脂肪率、代謝量やBMIの数値などを計測していきます。
筋肉量を増やして脂肪量を減らしていくというのが基本的な考えなのですが、言うは易し行うは難しという言葉の通り、じっくりと怪我なく取り組んでいく必要があります。ガジャーラの一般的なトレーニングプログラムは週二回、二ヶ月間(計16回)なので、じわりじわりと体質改善していくわけですね。
いよいよトレーニング開始
計測が終わったらいよいよトレーニングです。ガジャーラの場合、ベンチプレスを中心としたフリーウェイトのトレーニングと、自分の体重を使ったトレーニングがメインとなります。マシントレーニングは鍛えたい筋肉をピンポイントで刺激できるメリットがあるのですが、逆を言うとピンポイントでしか鍛えられないんですね。フリーウェイトの場合は、重さを全身のバランスで支えなければいけないので、複数の筋肉を同時に鍛えることが可能です。ただ負荷のかけかたを誤ると怪我に繋がりやすいので、トレーナーが注意深くサポートする必要があるわけです。
マシントレーニングもフリーウェイトトレーニングも使い方次第で効果的に鍛えることができるので、もし一般的なジムに通っているのであれば、所属しているトレーナーに聞いてみてもいいかもしれませんね。
まずはベンチプレスで上半身のトレーニング
さて、まずは僕の大好きなベンチプレスです。もう3ヶ月も嬉々としながらやっているので基本は知っているのですが、改めてトレーナーに注意点を確認します。やっぱりトレーニングで重要なのは正しいフォームでおこなうということなんです。誤ったフォームでいくらトレーニングしても、狙った部位に期待通りの負荷をかけられないんですよね。
ベンチプレスで言うならば、肩甲骨をしっかり寄せるという点と、肘を真下に下ろすという点です。肩甲骨を寄せて胸を張ることで大胸筋に効果的に刺激を与えることができます。また筋肉が疲弊してくると、がんばって耐えようとして肘が内側に入っちゃうんですよ。それだと狙った部位に負荷がかかりませんし、怪我の原因にもなるわけです。
今回は10回ワンセットで、30kg、30kg、40kg、30kgで負荷をかけています。最後の方は大胸筋に乳酸が溜まってきて10回も自分の力では上がらないのですが、トレーナーのサポートで持ち上げられ、下ろす時をできるだけ耐えるという追い込み方をしてくれます。
以前の記事にも書きましたが、人間の筋肉はポジティブの運動(ベンチプレスで言うならば持ち上げる運動)よりもネガティブの運動(ベンチプレスで言うならば下げる運動)の方が高い負荷に耐えられます。なので限界まで追い込む場合はポジティブ運動を手助けして、ネガティブの運動で鍛えていくんです。
続いてスクワットで下半身のトレーニング
大胸筋を追い込んだ後は、ハムストリングスの出番です。まずは正しいフォームを身体で覚えるために、ウェイトは使わず自分の体重だけで練習します。練習時は後ろに椅子(のようなもの)を置いて、後重心で腰を下ろして、椅子にお尻を少し当てるイメージでスクワットをしていきます。背筋を伸ばすことも重要です。腰を安定させることで怪我の予防にも繋がります。
フォームが固まったらウェイトを載せてスクワットをおこないます。あの憧れのトレーニングベルトを付けてのスクワットです。このトレーニングベルトの意味は腹圧を上げて効果的に強い力を発揮させることと、腰痛防止という利点が挙げられます。
というわけで、このスクワットも4セットきっちり追い込まれました。僕の場合はすでに3ヶ月以上鍛えているのでそこまでではありませんが、筋トレ経験が少ない人は産まれたての子鹿状態までしっかりと追い込んでくれるはずです。
鍛えた後にはしっかりと栄養補給
トレーニングが終わったら、まずはシャワーを浴びてさっぱりしましょう。
もちろんシャワールームには各種アメニティが完備されています。
熱い汗をシャワーで流して爽やかさに磨きをかけたら、ガジャーラのもう一つの特徴でもあるご飯を食べましょう。この食事は前日までに予約すれば食べることができます。今回はガジャーラに所属する管理栄養士さんにお話を聞きながら、おいしい食事を楽しみました。この日のメニューはタンドリーチキン、グリル野菜、鶏レバー生姜煮、ミモザサラダ、スープ、そして玄米。
ガジャーラの場合、糖質は体脂肪を燃やすための必要な要素と位置付けており、完全なる糖質カットは薦めていません。タンパク質を中心に、GI値(*1)の低い玄米から糖質を摂取して脂肪燃焼に繋げています。
*1)GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったものです。GI値が低い食品であればあるほど、ゆっくりと体内に吸収されるためダイエットに適した食材だと言われています。
能書きは分かった、味はどうなんだという単刀直入な人もいらっしゃると思うので、食べた感想を端的に言うと「マジうめぇ!」の一言です。いや、ホント美味しいんですよ。これだけ美味しくて1食500キロカロリー以下だなんて信じられません。やっぱりプロの作るご飯ってすごいですよね。
で、この食事には体の状況に応じてプロテインも付いてくるそうです。やっぱり身体を作る要素の大部分って食事なんですよ。ガジャーラの会員になると、16回コースの場合、食事20食分・プロテイン20杯が付いてくるのですが、追加で10食10,000円でチケットを購入できるんですね。要は1食1,000円なんですが、六本木近辺に勤務している人、住んでいる人ならば、ランチや夕食をガジャーラで食べてもいいと思うんですよね。中途半端に自炊するよりも、絶対的にバランスの良い食事ができると思いますし、夕食の時間も早めることもできますし、コストパフォーマンス的にも悪く無いと思うんです。
何度も言いますが、ガジャーラの特徴の1つがこの食事の充実さなので、1食1,000円で食べられるこの制度を有効活用すると、効率的にダイエットできると思いますよ。興味がある方はぜひ問い合わせてみてくださいね。