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フジテレビ最年少演出家 マイアミケータ氏とCAグループ元取締役 福山敦士氏が熱く語る「ブレない自分のつくり方」セミナーレポート

2016/10/15

フジテレビの人気バラエティ、人生のパイセンTVのディレクターであるマイアミケータ(萩原啓太)さんと、サイバーエージェントグループの元取締役で、現在は株式会社レーザービームの代表取締役である福山敦士さんが講師の「ブレない自分のつくり方〜上司は教えてくれないキャリアアップ術〜」というセミナーに行ってきました。

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ぶっちゃけ、凄く熱い、いや暑苦しいセミナーでした。参加者は就職活動中の学生や若手社会人で、おそらく僕は最年長群だったような気もするのですが、自分の望む仕事や人生を送るためのヒントが散りばめられた2時間でした。

というわけで、熱いテンションのまま長文が続くので、先に7フレーズでまとめておきます。

・明確に、リアルに、やりたいこと、期限を決める。期限が決まっていなければ単なる戯言。
・ごちゃごちゃ言わずにぐちゃぐちゃやる。
・魅力的か惹き込まれるか、10秒で相手に伝わるようなフレーズを見つける。
・自分を信じて、自分から逃げずに前に進む。
・自分で決めたこと、選択したことはすべて自己責任。
・自分の可能性に勝手に蓋をするな。
・企画書通らないって言ってる奴はたくさんいるけど、行動に移してるやつはほとんど居ない。

では、以降、セミナーの内容を細かく載せていきます。おそらく趣旨は合っていると思うのですが、読みやすく意訳している箇所もありますので、その辺はご容赦ください。

目次

マイアミケータ氏と福山敦士氏のプロフィール

⚫︎福山敦士氏
横浜生まれ横浜育ち。学生時代は野球ひと筋。小/中/高/大の全てで全国大会に出場。 日本一を2度経験する。大学時代は野球に加え人工知能の研究に従事。 人工知能学会、認知科学会で登壇をした。新卒でサイバーエージェントに入社し、子会社の取締役に就任。現在は、会社を2社経営し、独自の方法論を使ってあらゆる事業社(業種問わず)にコンサルティングを提供している。レーザービーム社ではキャリア支援、事業コンサルティングを主に展開。
オフィシャルサイト:http://www.2980a24t.com/

⚫︎マイアミケータ(萩原啓太)氏
1986年生まれ、東京都出身。血液型A型。テレビ界の風雲児。『笑っていいとも!』『もしもツアーズ』『キスマイBUSAIKU!?』『AKB48選抜総選挙』などに携わる。2015年10月『人生のパイセンTV』で初めて演出を担当。フジテレビ最年少演出家(29歳)として注目を集めている。
ブログ:http://ameblo.jp/miami-keita57/

なお、お二人は高校の先輩後輩でもあります。

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いきなり自撮りするマイアミさん、さすがやー。

自己紹介

マイアミ(以下「マ」):今日はよろしくお願いします。来てくれた皆さんが元気出てもらえるようがんばりますね。

僕は学生時代にずっと野球をやっていました。でも特にうまくなかった。チーム内では盛り上げ役だったし、当時から人を笑わせるのが好き。大学時代、高校のコーチとして手伝っていて、二軍でがんばってる子を一軍に上げるサポートをしていた。そこで人を輝かせる楽しさを知った。

仕事につく上で一番重要に考えていたのは「人を笑顔にすること」。自分も一つの分野のスペシャリストになった上で、さらに人を輝かせられるような人間になりたかった。人を笑わせる、輝かせるためには最大の影響力をもつテレビ局、とにかくフジテレビに入りたかった。笑っていいとも、ひょうきん族好きだった。学生時代、お台場でよくボウリングとかしてて、入館証持ってお台場歩きてぇなぁと思っていた。

最初は無理だと思ってたが、想いが強くなればなるほど行きたくなった。

日テレ1次落ち、TBS、テレ朝2次落ち。キー局しか受なかった。OB訪問もしていない。でもフジテレビに受かった。その理由、勝つためのスキルの磨き方を伝えたい。
 

福山(以下「福」):11年前、春の選抜で甲子園ベスト8になった。マー君(田中将大:ニューヨーク・ヤンキース)やマエケン(前田健太:ロサンゼルス・ドジャース)と同期。マー君の球を見てプロは諦めた。でも他の業界であればプロになれると思ってサイバーエージェントに入った。

一見、プロフィールを見ればキラキラだが、本当はコンプレックスの塊。転職や起業の決断のプロセスを伝えたい。

セミナーのテーマ

「ブレない自分のつくり方」~上司は教えてくれないキャリアアップ術セミナー~

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■常識破りのセルフプロデュース論
■自己ブランディングの考え方と実践
■人と差をつけるキャリアのつくり方

セミナーでは事前に受け付けた中で選別した質問に、二人が答えていくスタイルです。現場での質問もOK。SNSでの発信や写真撮影、録音、オールOKのフレンドリーな雰囲気で進みました。

Q1.自分らしく生きるための仕事との向き合い方について

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マ:僕の場合、就活時に人生設計やライフバランスを考えた。年収がどれだけ欲しいか、どんな家に住みたいか、どんな車にバイクに乗りたいか、奥さんはどんな人、子どもは何人欲しい、何歳まで生きるか。そこまで考えていますか?

まず僕は就活でそれをやった。就職は働く場所を決めるものではない。これからの人生を決めてから職場を選ばないと意味がない。内定はゴールではない。フジテレビの新入社員でも内定がゴールになってしまっている人が多い。

どれだけ社会に、人に貢献できているのか。その対価としてお金をもらう。

人生の目標が明確で無ければ、どういう人生にしたいかを決めていないと意味がない。なんとなくではなく、明確に、リアルに、やりたいことと目標・期限を決める。期限が決まっていなければ単なる戯言。99%の人はやっていない。できない自分に気づくのが怖い。

中卒でも年収何億の人もいる。口癖は「やるかやらないか」。できるできないじゃない。環境のせいにしない。自分の人生、20代30代40代~~~リアルに考える。正月に1年後2年後5年後どうなってたいかを見つめ直す。

おのずと会社とか関係なく自分の人生を生きられる。超簡単。
 

福:1つ目がごちゃごちゃ言わずにぐちゃぐちゃやる。2点目が感情的な決断をするということ。

一つ目はサイバーエージェント(以下「CA」)の内定者時代に言われた。CAは部門も多いし動きも早い。いろんな出世コース情報とか入ってくるが、自分が何をできるかを考えてないと、できることを増やしていかないとキャリアはアップできない。

二つ目、OB訪問はたくさんやったが実際には4社しか受けていない。リクルートの人に教えてもらったが、今まで生きてきた中で決断したときの気持ち(感情)を言語化することが大切。決断時の想いが一番強い。中学に進む時に野球部を選ぶかクラブチームを選ぶか悩んだ。高校も男子校でひたすら野球に取り組んだ。中学の同級生はプロに2人いるが、彼らに負けたくない気持ちでいっぱい。

高校時代に親が離婚し、環境的に大学で野球ができなかったので、別の道で勝負しようと思った。140キロのボールを投げる力はオフィスでは使えないが、マネジメント力や教える力はビジネスでも使えるのではないか。

お金が無かった時、食事の誘いなども断っていたのがコンプレックス。絶対に稼ぐ。起業が一番いいと思ったが、野球しかしていなかったのでビジネスを若くから学べる会社を選んで就活した。CAはそれを認めてくれた。

振り返ると、感情を優先した、譲れない価値観を最優先に生きてきたら迷いなく自分らしく生きていけている。

 
追加質問1:自分は高卒就職して5年目。いま、後輩もできてきてリーダーのポジションに居るが、伝える中で言葉の選び方、相手の性格の配慮が重要だと考えているが、意識しているポイントはあるか?

マ:入社当初はすぐ感情的になっていた。瞬間湯沸かし器のタイプだった。下の人の気持ちがわからず、自分の気持ちを押し付けてたい。でもパイセンTVをやりはじめて、いろんな人生のパイセンを見て違ってたと思った。できなかった原因はすべて自分にあると思って今は思っている

なんでこの人頼んだことできないんだとイライラしていたが、その考えを止めた途端変わった。

パイセンTVのディレクターでも納期を守れない人もいる。今もイラつく感情はあるが、なんでできなかったのかの理由を考える。自分がもっと早く頼んでいれば、など自分を原因として考える。コミュニケーションについては部下のことだけ考えればいい。出世のことなんて考えてない。部下に責任を押し付けるリーダーなんかに付いて行きたくないと思うでしょう。

フジテレビ内でもパイセンTVのチームで働きたいという希望が多い。バラエティ部門で一番人気。こいつのためだったらやるって信頼関係を築けるか。楽しいチームづくりが重要。
 

福:人間は言葉で一番説得される。部下でも友人でも、僕に対してアドバイスをしてもらう。ブログを書く。言語化する。人は自分の言葉に一番影響されるので、文字におこす。野球部時代、後輩に教えれば教えるほど自分がうまくなる。理解度が進む経験もあった

営業同行時に部下にフィードバックをもらう。早口だった、野球の話多かった。部下と思わずにコーチングしてもらう。敢えて第三者に営業してもらう(自分に当てはめてつまらない話になっていないかを認識する)。

Q2.就活する上でやはり大学名で有利不利はあるのか

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司会:オプト(会場提供)では無い。学歴で業績が上がるわけではない。我々の行動規範として自分原因論。常日頃からできるか。オプトでは書類選考に重きをおいていない。何回も面接して適正を見ている。考え方、行動理念が重要。

 
マ:大学名で決めるような企業に行く必要はない。そんな会社に行くより、自分のやりたいことができる会社。大学で学んだことは役に立っていない。人のつながりには感謝しよう。「いままで頑張ってきたんだから、入社させろよこの野郎(本当に言っちゃダメだよ)」的なスタイルでいい。採用してもらうのではなく、おれ、将来輝くから入れた方がいいよという考え方。

 
福:関係ない。が、傾向として偏差値が高い人間が集まる会社はある。学校教育と就職活動、社会で活躍するというのはイコールではない。数学Bとか使わないよね。学校教育で単位を取るのと社会で活躍するのはイコールではない。ただわかりやすいのでランキング付けしてるだけ。これからは違う。電通だから三菱だからではなく、マイアミだから、福山だからという指名になる

Q3.自分の武器の見つけ出し方

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マ:就活とか社会に出て、いろんな人と会う。会って10秒でイメージつく。パイセンTVで「ヤッホー」ってやってるのは自分の馬鹿さとチャラさを5秒で伝えている。バラエティはそういうイメージ重要。「ヤッホー、マイアミです!」ってやれば元気で馬鹿な奴って伝わる。

魅力的か惹き込まれるか、10秒で相手に伝わるようなフレーズを見つける

暗い声、緊張した声で「元気です」と言われても。ギャップありすぎ。自分を一言で表す言葉を常に考えている。「自分が核となって周りをぱっと照らす」ってピンクのネクタイして就活で言ってた。今考えたらそりゃTBS落ちるよね。

考えるのは大変。人生のターニングポイントを、なんでやったのかを掘り起こす。振り返る。なんでその道を選んだのか。もしかして将来やりたいことってこれなんじゃないか。3ヶ月、何冊もノートを何冊も使って、毎日毎日考えた。部活も休んでやった。周りからはできるわけない、自分勝手だと悪口言われたが、「今に見てろ」と命がけでやった。

面接で落ちたらそりゃ凹む。人生全否定。でも切り替えて、怖がっていても未来にはつながらない。自分を信じて、自分から逃げずに前に進む。やりきっていれば周りの学生に負ける気がしなくなる。これだけ考えて動いてきた、それを認めてくれない会社には行かない。

入室後10秒を大切にしていた。面接官を楽しませるつもりで。「はーい、今日のメインディッシュ来ましたよ」という気持ちで部屋に入る。仕草、服装、雰囲気すべてがアピールポイント。
 

福:大人の言うことを聞けない。三男坊なのでわがまま。祖母にもサラリーマンになれと言われたけど、ふざけんなと思っていた。高校野球のサインも無視。自分で決めたこと、選択したことはすべて自己責任。

自分の武器は変わっていい。進化する。独立したら特に。ブログ書き続けて11年目。続ける力あるじゃん。続ければまわりからのフィードバックもある。目標達成力は負けない。

Q4.やりたいことが見つからない場合、就活進めないほうがいいのか?就職してから見つけるのでもいいの?

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マ:働くって辛いことと思ってるかもしれないが、働くことって本当は楽しいことだと捉えて欲しい。社会人って辛いんでしょ?テレビマンって大変なんでしょ?と言われる。仕事はたしかに大変なこともあるが、圧倒的に楽しい。ぼくらはエンターテイメントを作っている。人を笑顔にできる仕事。

ディズニーランドは非日常で楽しめる。バカップル、おそろい、何でもOK。僕はそんな仕事がしたい。私生活でも面白いこと、仕事につながることを考えている。仕事もプライベートも関連している。そんな仕事を選んだ。

人を喜ばせた対価としてお金をもらう。いくらもらってもいい。

日本はお金を稼ぐことに悪いイメージがある。いっぱい楽しい仕事をして、いっぱい周りを幸せにして、対価を貰う。たくさんもらえば自分も周りも潤う。自分だけがと思うとそれは違うから、人は離れていく。

発想を変える、生き方が変わる、そうすれば人生が変わる。本当は人を喜ばせることが嫌いな人なんて居ない。誕生日を祝ってあげる。小さな体験でもいいから、喜んでもらえたことを振り返る。実はこういうことが得意なんじゃないか、好きなんじゃないかを大切に。

体験がないならやってみる。誕生日サプライズやるとか。やってみるとわかる。

 
福:ワクワクビジョンとがむしゃらマックスがCA流。ワクワクするビジョンを掲げる。なので、やりたいことがないなら与えられた環境でがむしゃらにやることが重要。

将来的にはビジョンは必要。お薦めのやり方は「やりたくないことを書き出す」。嫌なことを正直に書いていくと、逆説的にやりたいことが見つかってくる。自分の過去を振り返る。やっててよかった、気持ちよかったことを自分に問いかける。

僕は自分がチヤホヤされるのが気持ちよかった。それが価値観であり、やりたいことだと思った。でもこれはビジョンにしたら共感されない。自分が気持ちいいことは世の中に対してどんな価値を提供しているか。自分と同じ環境の人に勇気を与えられるんじゃないか。

Q5.コミュ障だが、テレビ局ってそういう人は馴染めない?

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マ:テレビ局だからと言って、全員が明るいわけではない。新入社員とかは緊張してて馴染めない。自分が新卒時、笑っていいともの時すごい怖かった。初めからこんなチャラいわけではない。慣れもあるけど、何か得たければ自分から動き出す。自分の殻に閉じこもらない。

可愛がられる後輩と可愛がられない後輩は明確に違う。調子がいい、素直、フットワークの軽さは重要。フットワークが重いことでいいことはない。明るくて「行こうぜ」と誘いたくなる子と仕事はしたい。

何かを与えるという気持ちを持って人と接するといい。自分のことだけじゃなくて、自分に接する人を元気にしてあげよう。コンビニの店員に「ありがとね!」って言うだけでもいい。人に元気を与えていると、不思議と自分も元気になる。

人は環境で変われる。自分の殻に閉じこもらない

Q6.時間活用術。どんなことを意識しているか

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福:1つ目、その日のうちにやりきる。2つ目、やらないことを決める。

一つ目は忙しい人ほど多くのタスクを同時に処理している。マイアミさんは今日5時まで編集作業して、やりきってセミナーに来ている。二つ目は1日24時間しかないので、やらないことを決める。うまく人にお願いする。上長に相談しにやらなくていいことを握る。
 

マ:仕事の量は膨大。でもプライベートも充実させたい。日サロ行きたい。車乗りたい、バイク乗りたい、サーフィン行きたい。1年中黒くないと気が済まない。

だから優先順位を決める。次の日やることを前日に決める。11月の大会(フィジーク?)に出るためにトレーニングもやっている。いかに自分が人と違う人生を生きているかが重要なので、いそがしさを言い訳にしたくない。忙しくてもこれだけできるということを証明したい。

やると決めてやるのであれば、やらないことも決める。全部自分でやることは無理。信じれる仲間を増やす。暇な時間はない。日サロで寝てるときぐらい。やろうと思えば詰め込める。時間がないのは使い方が下手なだけ。優先順位を決める。明日やると決めたことはやる。時間を切ることを決める。できない打ち合わせはキャンセルする。一番大事なことを意識して、どんどんタスクをこなしていく。

Q7.新卒時に第一志望に入れなかったので、転職を視野に入れていま頑張っている。そんな気持ちで就職していいのか。

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マ:凄く悩んでいるんだよね。

それ本当に君のやりたい夢なの?本当にやりたいことだったら業界関係ないはず。業界に囚われている時点でやりたいことではない。テレビ局に入りたい、フジテレビに入りたいってのはこのパターン。

この業界に入れなかったからできないってのはおかしい。本当の夢なのか、やりたいことなのか。まずは本当の夢を見つけることの方が重要。やる前からぐだぐだ考えても意味がない。覚悟を決めてやるということ。

できない方法をみんなは探す。でもできる方法を常に探す癖をつけた方が人生楽しい。お金が無いんだったら、お金を持ってくる方法を探す。

 
福:1つ目が涙を流す、悔しい気持ちを忘れないこと。この気持ちを忘れなければ、壁にぶつかっても超えられる。2つ目、資格とか関係ない。唯一必要なのは「自信」。ビル・ゲイツやジョブズもできないことを「やります」って言って帳尻合わせてる。迷ってるぐらいなら受けてから自分を成長させる。それで能力が伸びる。

自分は独立しているが、大企業にコンサルで入ることも可能。大企業に入ってプロジェクトを回せるようになるには何十年も必要。そんな考え方もある。自信を持って、信じて、やると言って、帳尻を合わせる。

Q8.起業はいつから考えていた?起業して良かったこと

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福:田舎のおばあちゃんにサラリーマンになれと言われたときから。社会人になってもずっと起業したいと思っていた。CAでも子会社に入れてくれと言ってた。それで社長にさせてくれと。結果、子会社の取締役に抜擢。

きっかけは父が62歳で死んだ(2年前)。祖父も60歳で亡くなっている。無いとは思うが、自分の人生も残り少ない可能性がある。だから未来年表を作った。結果、このペースでは間に合わないと思った。田中将大がライバルだと思っているので、年俸23億に勝つにはいまのペースでは遅い。だから独立してがんばっている。

独立してもしなくてもやりがいを感じやすい体質なのであまりかわらない。社会人1年目ではなく、人生の23年目。野球も自分の人生。前職では野球話ほとんどしなかったが、いまは野球も含めて目標達成のプロフェッショナルだと言ってる。

Q9.どんな人と仕事がしたいですか?

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マ:目が輝いている人。日々、行動している人、夢持っている人、自信がある人は目を見れば一発でわかる。10秒ってさっき言ったけど、目を見ればすぐわかる。自分に合う人と一緒に働きたい。

電車に乗っててサラリーマンが死んだ目をしていて、自分は20年後こうなりたくないと思った。キラキラして後輩に勇気を与えたい。そういう後輩を探している。日々の時間の使い方も違うはず。
 

福:感覚が合うか。なんかいいなと、感情的に思えたらOK。先週、会社のホームページを作り直すための営業を受けた。初対面25歳の子に100万円の発注をした。自分が決めたことは正解にできると信じている。感覚で決めて、任せて、仕事を踏まえて一緒に成長していきましょうと。
 

追加質問3:目の輝きの話をしていたが、いま輝いていなくても今後の生き方次第でその輝きを取り戻せるのか。

マ:もちろん大丈夫。輝かせるために日々生きている。輝かせるためには色んな人と会う。知らないものを知る。好きな人できるとすごいハッピーになれない?希望に満ち溢れる。

社会人で過去の話しかしない人は目が死んでいる。過去なんてどうでもいい。未来の話ができる人としか飲みに行かない。楽しいことを考えている、話しているとテンションも上がって面白いことが浮かんでくる。

現状維持の人なんて居ない、進化している。自分の可能性に勝手に蓋をするな。「ぼくなんて/わたしなんて」って想いが1番良くない。確率よりも可能性。前例がないなら自分で作る。そうすれば人がついてくる、そして楽しい。
 

福:会社経営と人生は別。会社経営は勝率が重要だけど、人生は勝ち星が重要。人生は打席・チャレンジの数が多いほど勝ち星が増える。打席が増えれば(成約率は上がらないけど)可能性は広がる。

周りの人によって人は変わる。影響される。意識して自分よりレベルの高い人と付き合うように、時間を使うようにしている。
 

追加質問4:自分のやりたいことができなかった経験が会社内であると思うが、どうやって克服した?

福:無かったかな・・・(笑)。CA自体、希望が通りやすい体質。一度だけ転職したくなったことことがあって、それは先輩が作ったサービスを10個連続でクローズした。お詫びの日々だった。でも敗戦処理だって重要な役割で、ここで実績を作るんだという気持ちで取り組んだ。
 

マ:僕はやりたいことができない環境にずっといた。2~5年目は不遇だった。お笑いやりたいのに真面目な番組が多かった。深夜のニュースとか、こんなことやりたいわけじゃないのにって思ってた。

でもそんなこと言っててもしょうがないので、何年目までにどうしたいというのを決めた。4年目までにディレクターになるって。同時にクラブに通って、凄い髪型してチャラい生活してた。それもキャラ付けになった。

企画書もひたすらつくった。日本一チャラくて面白い番組作るって。でもいくら作っても企画通らないから勝手に撮ってきた。面白いからこのまま流せない?って。上司も巻き込んで、現物を作ってしまった。それがパイセンTV。

企画書通らないって言ってる奴はたくさんいるけど、行動に移してるやつはほとんど居ない。

チャンスは必ずくる。でもいつくるかわからない。そして2度はない。そのチャンスをつかむ。チャンスは2度ないんだけど、諦めずに何度も続ける。

11月の大会も勝つまでやる。何度でもチャレンジして、勝つまでやることこそが、実現するための近道。

まとめ的な

久々に人のセミナーに参加したのですが、控えめに言って本当に楽しかったです。そして自分の方向性は間違っていないなと確認できたセミナーでした。

営業妨害かもしれませんが、マイアミさんはチャラさを売りにしてますけど、凄いマジメに人生を考えてるし、優しい。学生の質問に対しても、しっかりと目を見て真摯に返答していましたが、やっぱり後輩を素敵な道に導きたいんだと感じました。

福山さんは質実剛健で、とにかくやるということを重要視していました。独立して自分の責任で会社を運営しているわけですから、やはり覚悟が違うと思いました。毎月100件の営業をしているそうですが、なかなかできないですよ。

そんなわけで、その熱量を借りて一気にブログ記事にまとめてきました。また同じメンバーでセミナーをやるらしいので、今回参加できなかった人はぜひ次回に参加してみてくださいね。