長野に向かうまでのグランクラスも良かったんですが、長野市(長野駅近辺ですが)もとても良かったのでつらつらと土産話を載せていきますね。
ちなみに大宮から長野まで1時間しかかからないのに、懇親会を言い訳にわざわざ一泊したのは嫁氏に内緒です。
ねずみ大根おろしそばはいいぞ
長野について、最初の食事はやはり蕎麦です。駅ビルのステーションビルMIDORIの3階にある食楽彩々そば処 みよ田で、名物らしい「ねずみ大根おろしそば」を食しました。
このねずみ大根おろし、普通の大根おろしよりもねっとりしっとりした感じで、すげえ辛いの。でも蕎麦にすごく合うんで、辛い食べ物が得意な方はぜひお試しあれ。
欅屋びくらはいいぞ
欅屋(けやきや)びくら長野駅善光寺口側正面のウエストプラザ長野の10階にある居酒屋です。
お店の入り口にはこれでもかというぐらい大きな看板があります。
店内には店名にもちなんだ、樹齢380年の巨大なケヤキの木が鎮座されております。
10階から見下ろす長野駅は美しいです。人がゴミのようです。
さ、ここからは料理ですよ。まずはお通しのほうれん草と蟹の卵とじ餡。
マグロとカンパチのお造り。
鰤大根。
もち豚ロースステーキ。
スモークベーコンサラダ。
蟹クリームコロッケ。
締めの蕎麦です。美味しゅうございます。減量とかもうどうでも良くなりますよね。
ちなみにビールとかワインとか日本酒の飲み放題コースだったんですが、生酒を一合ずつ注文していたら、一升瓶で置いてかれました。大信州おいしゅうございました。
景家はいいぞ
欅屋びくらで飲み足りなかったメンバーが集まって二次会に行きました。僕は駅直結のホテルメトロポリタン長野に帰るだけなのでもちろん参加です。
お邪魔したのは景家さん。長野のお酒を中心にさまざまな日本酒を取り揃えています。
お通しの味噌汁が弱った胃に嬉しかったー。
痛恨の極みなんですが、酔っててあんまり写真撮ってないんですが、水尾(日本酒)おいしかったですねぇ。
麺屋蕪村はいいぞ
酒の勢いに任せて、締めのラーメン行っちゃいました。
濃厚な魚介スープが強烈に美味しかったです。深夜のラーメンなんて何ヶ月ぶりなんだろう。
そば処 西屋敷はいいぞ
前日の懇親会で意気投合した方とランチをご一緒することになったので、車で連れて行ってもらいました。ホテルメトロポリタン長野はチェックアウトが12時なので、二日酔いでギリギリまで寝てたのは内緒です。
住宅街の中にぽつんと佇む古民家の蕎麦屋さんです。一人でもう一度来いと言われても無理です。
一応、食べログのリンクを張っておきます。
店内はこんな感じ。風情がありますね。
メニューがこちら。限定メニューは入れ替え時期で品切れ中ということで、大もりを注文しました。
最初にお漬物が出てきます。余談ですが、長野だとおやつの時間はお菓子じゃなくて、漬物とお茶が出てくるそうです。
続いて野沢菜の漬物の煮付け。漬物煮るんだ。
そして大もりの登場です。300グラムあるのでなかなかのボリューム感です。つなぎ無しの10割蕎麦なので香りが堪りません。10割で、しかも細麺なのに麺のコシもしっかりしています。
蕎麦湯の粘度もやばいです。濃い蕎麦湯は好きなんでありがたい限りです。
デザートは林檎と干し柿です。
干し柿ってなかなか食べる機会無いですけど、すごい熟れてて(?)甘くて美味しかったです。
善光寺はいいぞ
長野駅近隣の観光スポットといえば善光寺さんですよね。
今回、長野駅からバスで善光寺大門バス停まで行きました。乗ってる時間は約10分、料金は150円です。ちなみにタクシーだと1,000円ぐらいだそうです。
参道をてくてくあるくと仁王門が見えてきます。
うーん、素敵なマッチョ具合ですね。いずれは僕も・・・。
露店を見ながらさらに参道を歩いていきます。
すると山門(三門)がお出迎えしてくれます。
500円の山門拝観券を買うと山門内部に入ることができます。
内部の撮影は禁止なのですが、山門本尊の文殊菩薩像、四天王像、仏間の障壁画、四国八十八ヶ所霊場御分身仏を観覧することができます。なお、眺望は撮影可なので、長野駅までの光景をカメラに収めることもできます。
そして本堂です。善光寺には数年前に来たことがあるのですが、その時は修復工事中だったので全体の雄姿を見るのは実は初めてです。
本堂も500円の拝観券を購入すると内部に入ることができます。地蔵菩薩や弥勒菩薩、御三卿、瑠璃壇・ご本尊を間近で拝むことができます(撮影禁止)。
また、お戒壇巡りをすることもできます。お戒壇巡りとは瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中間地点にある「極楽の錠前」に触れることで錠前の真上にいる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。
これ、本当に通路は真っ暗でなんにも見えないんですね。手の感触を頼りに恐る恐る歩くのですが、知識無しで行くとすごい怖いです(僕)。でも錠前に触れられてますし、これだけ毎日善行を積んでいる訳ですから、往生したら極楽に行けることでしょう。
息子氏へのおみやげに買った善光寺のお守り。本柘植で作られた善の文字が蟹みたいでかわいいですよね。
善光寺から長野駅までの散歩はいいぞ
先ほど書いたように行きはバスを使ったのですが、帰りは下り坂になるので長野駅まで歩きました。
善光寺から数分のところに「ぱてぃお大門」という施設があります。城下町のような面持ちで、レストランやおみやげ店などが入っています。
2月6日から13日まで、ながのSAKEフェスが開かれるそうなので、日本酒好きの方はぜひ。
途中には長野オリンピックの聖火台のオブジェも飾られてました。ここはセントラルスクゥエアという場所で、長野オリンピックの表彰式会場として使われた施設です。いまは駐車場として使われてますが、休日はイベントなどもおこなわれているそうです。
ゆっくり見回りながら歩いたのですが、それでも30分程度で長野駅の到着です。載せた写真以外にもいろいろなお店がありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。ちょうどいいお散歩になりますよ。
信州くらうどの立ち飲みはやばいぞ
長野駅に帰ってきたはいいものの、新幹線までまだ1時間ぐらいあったので、おみやげ探しに駅ビルのMIDORIに行ったんです。「信州おみやげ参道ORAHO」という名称が素敵じゃないですか。
で、キョロキョロしていたら、やんごとなき雰囲気を醸し出す一角が。
なんだこの酒の量は。
しかも安い。これは取材しなければ。
というわけで新酒セットを注文してみました。これで550円って凄くないですか。
僕、取材は徹底的にするタイプなので、市田柿のミルフィーユも注文してました。
僕、取材は徹底的にするタイプなので、日本酒だけでは情報として足りないなと思ったので四賀ワイナリーの十二原メルローも嗜んでみました。
僕、取材の振り返りも大切だと思っているので、長野の名酒「水尾」も購入しました。これ一本で嫁氏の機嫌が買えると思ったら安い投資です。いや、本当においしいんで日本酒好きな人にはお薦めですよ。
そんなわけで、余裕で日帰りできた長野の講演を1泊2日にして、長野市を満喫してきました~。次はまた違うエリアを散策したいですね。