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作り手こそが最強の営業担当

2016/02/01

最近、ありがたいことに地域活性関連のお仕事をさせていただく機会が多くてですね。

三河湾のアサリや蒲郡みかんなどのご当地グルメや、天然記念物の美しき「竹島」が有名な蒲郡市に視察に来ています
みなさん、突然ですが蒲郡市ってご存じですか? いま僕はシティセールスのお手伝いために、蒲郡市に視察に来ています。ちなみにシティセールスとはなんぞやというと、直訳…
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そんな関係で地元の生産者の方とお話する機会も多くなってきてるのですが、各地域にいいモノって本当に多いんです。でも生産者/販売者の多くはなかなか売れない、認知度が上がらないと悩んでいます。もちろん開発した商品やサービスを順調に広めていく人も中には居ます。しかしながら大多数はそうではありません。

「食えばわかる」、「食べなくても欲しくなるストーリーが欲しい」。究極のお土産フォーラムで再認識したプロモーションの意味
2015年9月14日に復興庁主催の「世界にも通用する究極のお土産フォーラム」と銘打ったシンポジウムと品評会がありまして。 で、第一部のシンポジウムでは、三越伊勢…
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こんなレポートも書きました。この記事で解説しているように、いまの世の中、いくら良い商品だと生産者が思っていても、消費者にその情報が届かないのです。このギャップを埋めるためにやれることってなんでしょうか。

いいモノを作ったからには広めろ

至極マッチョ的思想なのですが、自分が最高だと思った商品なのであれば、どんなことをしてでもその情報を広めましょう。

「知名度が無くて・・・」という嘆きの声もあれば、「販売力があるお店を探してます」という活動的な声もあります。僕はオンラインショップのコンサルもしているので「インターネットで商品を並べておけば売れるんでしょ」という楽観的な考えを持つ人も居ます。

違います。

あなたの素晴らしい商品を最初に売るのはあなた自身です。あなたが先頭に立って行動し、軌道に乗せなけばなりません。販売力、拡散力がある人の力を借りるのはそれができてからです。あくまでも第三者は加速度を増すための存在で、まずは自分の力で動かさなければいけないわけです。

敬愛する乃木坂46先輩もこんなことを言っています。

一歩目を踏み出してみなけりゃ なにも始まらないよ
頭の中で 答えを出すな

できないんじゃない やってないだけさ
未来の扉 そこにあるのに
僕は何度も誘う 生まれ変わるのは君だ

(フルコーラス歌われてる公式動画がメイキングしか無かった・・・。こちらはショートバージョンですね。)

上手な文章が書けない、そもそも何を書いたらいいのかわからないという悩みはよく聞きます。それは確かに学んでもらわなければいけないのですが、何より大切なのは熱量です。その商品を開発した(仕入れた)のは何故か、なぜそれを広めたいのか、その純粋な熱いパワーは第三者には出せないのです。

不思議と熱量は伝播します。念がこもっている文章(トーク)は人の心を動かすんですよ。まず第一に商品、お客様に対する愛情、文章力は二の次なんです。熱量たっぷりの情報を発信し、その理念に共感してくれる人たちが、口コミやインターネットのレビューなどで拡散してくれることで加速度が増すわけです。

僕が「作り手こそが最強の営業担当」と主張する理由がこれです。

一生懸命書いたからには売る

実は僕も商品を生み出しています。それは本です。以前に出版は儲かるという記事を書きましたが、業界平均と比較するとそこそこの増刷率だと思います。

それはなぜか。答えは簡単で自分で必死に売ってるんですよ。もちろん僕の本を読んでくれて、感想をブログに書いてくれる人も居ます。それはそれで本当にありがたいのですが、第三者が拡散するのはあくまでも補助的要素です。僕は著書を2刷まで持っていくのは書き手の動き次第だと考えています。

長野県で開催された「これからのネットショップ運営で勝ち抜くために必要なこと」セミナーのスライドと補足説明
昨日、長野県と長野県中小企業振興センター長野県よろず支援拠点が主催、共催がネット事業ネットショップ研究会長野の、ネットショップ(オンラインショップ)向けのセミナ…
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先日、長野県でネットショップ運営者向けの講演をおこないました。

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翌日、Amazonでの成功する ネットショップ集客と運営の教科書の順位は2500位台まで上がりました。

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普段は1万位~3万位台を行ったり来たりしてるのですが、講演で参考書籍だと情報を加えるだけでこれだけの変化が起きるわけです。

僕ってインターネット上だけで活動していると思われがちですが、新しい本が出たら、首都圏の書店のほとんどに挨拶回りします。一週間で50店舗ぐらい回ることもあります。特に新著がなくても近くに行ったら、書店員さんに挨拶するために寄り道することもしています。1年以上前に出した書籍でも面陳列し続けてくれるのは、この地道な関係性作りが影響しているのだと思います。

悲しいかな、これだけやってもそんなに自慢できるほどの販売冊数じゃないんですよ。でもやらなかったら増刷なんて夢のまた夢なわけです、きっと。

まとめてきな

2015度中に1冊、2016年中にあと1冊は出版する予定なので、また全力で売る活動に入っていくと思います。その前に必死に原稿書かなきゃいけないんですが。

もし、「売りたい商品があるけどどうしたら良いのかわからない」という方がいらっしゃれば相談レベルから受けますので、個人セッションのフォームからお気軽にお問い合わせくださいね。