出版には夢がある [第三版]

※この記事は2016年1月6日に書いた内容を加筆修正して2017年10月版にアップデートしています。

非常に良くしてもらっている編集さんの年賀状に「原稿、首を長くしてお待ちしております」と、僕の体調を気遣う心温まるメッセージをいただき目に熱いものがこみ上げている染谷です。大丈夫ですよ、こう見えて最終の締め切りは守る子ですから。

出版と利益

ありがたいことに、僕は今まで単著6冊、共著5冊、監修2冊の計13冊の本を出版しております。2017年は出版プロデュース業務も始めたので、年間で5~6冊の書籍に関わらせて頂く予定です。実は2015年までの口癖は「出版は労力の割に儲からない」だったんです。ただ、2015年末ぐらいから「本当にそうかなぁ?」と思い始めて、改めて振り返ってみました。

出版を目標にしている人って多いじゃないですか。自分の本が大手の紀伊國屋書店や、地元の本屋さんに並ぶのを夢見てる人だっているはずです。それなのに「出版は儲からない」なんて、10回以上も貴重な機会をいただいている僕が軽々しく言っちゃいけないと思ったんですよ。

というわけで、僕がメインで関わっている11冊について、儲かっているのか、金額で表せない価値とはなにかをまとめてみました。ちなみに印税は出版社や著者の実績に応じて変化しますが、一般的に7~10%ぐらいと言われています。実際に僕の印税も出版社によって違うのですが、僕は数字に弱いので10%均一で試算しています(本当はもっと低いですよ)。なお、書籍の販売部数は紙版+電子書籍のざっくり合計値になります。

あ、あと出版社さんに怒られたら全力で消すので、記事が消えてたら察してください。

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ブログ飯

僕の単著デビュー作ですね。

執筆期間:企画から含めて約1年
発売日:2013/6/21
文字数(なんとなく):約12万字
重版:7刷
想定実売部数(Kindle含む):23,000~25,000部ぐらい(無料公開とかやったので実際にはよくわからない)
販売価格(紙の方):1,728円
印税試算:3,974,400円~4,320,000円
印税以外の現象:ブログ飯の人と呼ばれるようになりました(そろそろ変えて欲しいです)。

一生懸命売った結果、次の本の話がいただけるようになりました。出版して信用度が上がったおかげで、イベントの講師として呼ばれることが増えました。CBCテレビの深夜番組「ノブナガ」にSさんとして出演しました。

あと、商標取りました。

成功する ネットショップ集客と運営の教科書

ネットショップなんてやったこと無いのにマーケティング理論とリサーチ力を駆使し、ネットショップ店長およびアフィリエイトサービスプロバイダー出身の鈴木珠世さんを巻き込んで書いた本ですね。いま考えるとよく書いたなぁと。

執筆期間:企画から含めて約1年半
発売日:2014/3/20
文字数(なんとなく):約15万字
重版:2刷
想定実売部数(Kindle含む):6,000~8,000部
販売価格(紙の方):2,376円
印税試算:1,425,600円~1,900,800円
印税以外の現象:物を売るということに関しての知識がすげぇ増えました。オンラインショップのコンサルや講演などの仕事も増えました。1月に長野県・長野県中小企業振興センター主催でやるセミナーもこの本がきっかけですね。

オリジナリティの高い商品・サービスの作り方から、物を売る概念(心理操作やランディングページ作成法)をひたすら15万字以上書いたので、その知識が定着したのも非常に大きな財産になりました。

もうちょっとで2刷分が完売するそうなので、ぜひ買ってください。

Google AdSense成功の法則57

ほら、僕、こう見えてGoogle AdSenseの成功事例に載ってたりする(修正:Google AdSense公式サイトのリニューアルで成功事例のコンテンツが無くなりました、涙)ので、AdSenseについてそこそこ知識があるんですよ。ちなみに一部では知られているんですが、この記事がきっかけで出版企画が走り始めたのは良き思い出です。

執筆期間:企画から含めて約4ヶ月
発売日:2014/7/19
文字数(なんとなく):約9万字
重版:5刷
想定実売部数(Kindle含む):12,000~14,000部
販売価格(紙の方):1,598円
印税試算:1,917,600円~2,237,2
00円
印税以外の現象:なにかあったかな?Google AdSenseに詳しい人だって印象を持ってもらえるようになったんでしょう、きっと。

できる100ワザ Google AdSense

成功の法則を書き終えた瞬間に執筆依頼来てわろた案件です。

執筆期間:企画から含めて約2ヶ月
発売日:2014/9/25
文字数(なんとなく):約10万字
重版:初版
想定実売部数(Kindle含む):3,000~5,000部
販売価格(紙の方):1,814円
印税試算:544,200円~907,000円
印税以外の現象:人間って必死になれば1ヶ月ちょっとで1冊書き終わるって知れました。良い本だと思うので買ってください(増刷させたい)。

世界一やさしい アフィリエイトの教科書 1年生

あのイケダハヤトさんを無理矢理巻き込んで書いた本です。彼のおかげで予定調和的な共著にならず、ピリッとスパイスの効いた仕上がりになったんじゃないかと思います(感謝)。

執筆期間:企画から含めて約3ヶ月
発売日:2015/1/17
文字数(なんとなく):約10万字
重版:8刷
想定実売部数(Kindle含む):20,000~23,000部
販売価格(紙の方):1,706円
印税試算:3,412,000円~3,923,800円
印税以外の現象:アフィリエイトにも詳しい人だって認識されるようになりました(と思う)。高知に遊びに行くきっかけができました。アフィリエイトに関するコンサルとか講演も増えましたね。

小さな会社のWeb担当者のためのコンテンツマーケティングの常識

これも自分的にはいいこと書いてると思うんだけどなぁ。「Web担当者のため」って書いてますけど、個人の発信者や、美容室・ネイルサロンなど、実店舗を構えて営業しているお店でも活用できる内容です。

執筆期間:企画から含めて約6ヶ月
発売日:2015/9/7
文字数(なんとなく):約10万字
重版:初版
想定実売部数(Kindle含む):3,000~4,000部
販売価格(紙の方):1,512円
印税試算:453,600円~604,800円
印税以外の現象:コンテンツマーケティングにも詳しい人だって認識され(略)。いま、お手伝いをしている地方創生とかも発信力次第でいくらでも改善できると思うんですよね。ひとまず2016年はコンテンツマーケティングの人でやっていきます。

はじめての今さら聞けないアフィリエイト入門

その名の通り、アフィリエイト未経験者向けへの入門書です。

フルカラーで図解多めなので、本の通りに進めて頂ければ、アフィリエイトを初めて、初報酬を得るぐらいまではいけると思います。その先を目指す時は、アフィリエイトの教科書を読んでいただけると(営業)。

執筆期間:企画から含めて約4ヶ月
発売日:2016/7/29
文字数(なんとなく):約8万字
重版:2刷(もうちょっとで3刷になりそう)
想定実売部数:4,000~6,000部
販売価格(紙の方):1,706円
印税試算:682,400円~682,400円
印税以外の現象:すでにアフィリエイトの教科書を出してるので、この今さら聞けないアフィリエイトだけの現象って見えづらいんですが、改めて副業系のコンテンツって求められてるなぁと実感しています。

世界一やさしい ブログの教科書 1年生

今まで培ったブログに絡む情報をすべて詰め込みました。僕だけの情報だけでなく、17名もの情報発信者へインタビューもおこない、さまざまな角度からの運営術を掲載しています。

執筆期間:企画から含めて約3ヶ月
発売日:2016/8/11
文字数(なんとなく):約10万字
重版:4刷
想定実売部数(Kindle含む):12,000~14,000部
販売価格(紙の方):1,706円
印税試算:2,047,200円~2,388,400円
印税以外の現象:もうわからん

はじめてのWordPress本格ブログ運営法

久々のWordPress本です。この本の特徴はズバリ、書籍用に作ったWordPressテーマが付属してくるということです。僕のパートはブログ運営と収益化をメインに、共著者には技術的な部分を書いてもらっています。

執筆期間:企画から含めて約6ヶ月
発売日:2017/7/11
文字数(なんとなく):約10万字(僕のパートは5万字ぐらい)
重版:初版
想定実売部数(Kindle含む):4,000部
販売価格(紙の方):2,484円
印税試算(3%):298,080円
印税以外の現象:WordCampで登壇したよ。

頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書

記念すべき初監修本です。

著者の吉見夏実さんに、出版という次のステージに進んでもらえる機会が作れて良かったです。自分で書くのも大変ですが、人に書いてもらうのも中間管理職的な感じでなかなか趣深かったです。

執筆期間:企画から含めて約6ヶ月
発売日:2017/8/11
文字数(なんとなく):約10万字
重版:初版
想定実売部数(Kindle含む):4,000部
販売価格(紙の方):1,620円
印税試算(3%):199,400円
印税以外の現象:吉見さん教えて

はじめてのブログをワードプレスで作るための本

監修本第二弾です。

ワードプレス未経験者向けの書籍のポジションがすっぽり空いていたので、イラスト多めでわかりやすく、そしてやる気を促せるような内容にしようと出版社と相談して企画しました。

ちょうど、ブログってなに?的なママさんたちにワードプレスのレクチャーをしていた、通りすがりのじぇみじぇみ子先生にお声がけして、本文とイラスト込みで書いてもらいました。超初心者・未経験者向けのとても優しい本に仕上がっていると思います。

執筆期間:企画から含めて約6ヶ月
発売日:2016/9/20
文字数(なんとなく):約10万字
重版:初版
想定実売部数(Kindle含む):4,000部
販売価格(紙の方):1,944円
印税試算:233,280円
印税以外の現象:じぇみ先生教えて

無料公開について

西野さんのプペルでも話題になっている、書籍の無料公開ですが、僕もブログ飯で期間限定無料公開しました。予想通り、Amazonランキングも伸びました。

https://someyamasatoshi.jp/publishing/blogmeshi_free_after/

興味はあったけど手に取ってくれなかった客層が目を通して、これは手元においておきたいと思ったら買うんですよ。新たな接触機会を創り出すことで、一定のパーセンテージで買ってくれるので、今までの客層と競合しないんですよね。もちろん、無料公開のタイミングとか考えないといけないですけど。

あと、アフィリエイトの教科書の第一章も無料公開しているのでぜひ。

出版には夢がある

あくまでも概算ですが、きちんと算出してみたらそこそこの額になってますね。3ヶ月から半年ぐらいでコンスタントに書けて、3刷ぐらいまでがんばって売れば充分儲かる仕組みですよ、出版って。

で、これが一番のメリットだと思うんですが、出版すると世間の見る目が変わります。ブログ飯の時はフリーランスという名の絶賛無職だったのですが、本を出した直後から先生扱いになりました。あと、やっぱり親が喜んだかなー。Kindleでもいいんですが、書店に並ぶのってやっぱり違うんですよね。

そんなわけで、出版に関して興味がある人がいれば相談に乗れると思いますのでお問い合わせください。オンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」内でも出版相談受けています。

現状、監修・出版プロデュースについてはギガ盛りブログ飯メンバー優先でおこなっています。2018年は一般開放するかもしれませんが、初期費用+印税配分という形になると思います。

2016年の抱負

去年末が締め切りだった原稿をなんとかします。

2017年の抱負

出版したい人と、書ける人を探してる出版社を繋げて、いい本をたくさん世の中に生み出します。

3~4月に出版予定の初プロデュース本は本気でミリオンセラー狙ってます。ビジネスカテゴリなので、読者層も技術書に比べて広いですし、初稿の時点でも楽しめて、モチベーション上がって、内容の濃い本なので、最後まで気持ちを込めて仕上げていきます。意識高めの意気込みだと思いますけど、決めて宣言すれば叶いますからねー。→企画倒れた

でも、10月現在で2冊監修本が書店に並んで、2冊分脱稿、2冊執筆中、2冊企画中なので、結果としては悪くない1年になりそうです。

2018年の抱負

12ヶ月毎月出版やりたいですね!

2017/10/03出版あれこれ