自分のコミュニティを創るための5つのステップ

以前に、これからの時代を楽しく生きていくためには自分を中心としたコミュニティを創っておくことが重要的な記事を書きました。

とはいえ、ただ漠然と「コミュニティを創る」と言われても、完成形や手順がイメージできていないと、上手にコミュニティを創りだして運営していくとはできません。この記事ではコミュニティという場の作成や維持の仕方までのプロセスを解説していきます。

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Step.1 人気テーマパークを研究する

コミュニティはテーマパークをイメージしてもらうと理解が早いです。

例えば東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオ、旭山動物園や沖縄美ら海水族館などなど、世の中には数多くのテーマパークがあります。これらのテーマパークは、それぞれのユニークさを発信し、楽しい「場」を提供し、ファンの心を掴んでいます。

お客様は入場券やフリーパス券を最初に購入しますが、テーマパーク内でもグッズを買ったり食事をしたりしてお金を支払います。場合によっては、入場料より大きな金額を使っているような事象も往々にしてあります。しかしながら来場者自身に押し売りされているという感覚はありません。自ら望んでお金を支払っています。

なぜ彼らはお金を支払うのでしょうか。

それはその「場」が楽しく、その「楽しさ」に価値を見出しているからです。価値を感じるものにお金を支払うのは自然なことですし、何度も来場したくなります。しかも、次に来場する際には、大切な友人を連れて来てくれることもあります。ずっと居たくなる場を提供することにより、何回も訪れ、商品を購入し、さらに友人まで連れてきてくれる。運営が好調なテーマパークにはこのような好循環が見られます。

この原理を自分を中心としたコミュニティを作り出す際に応用すれば良いわけです。次のステップからは具体的な施策を解説していきます。

Step.2 自分のコミュニティのメッセージ(USP)をお客様に対し明示する

コミュニティを創るにあたって一番最初に行うことは、USP(ユニークセリングプロポジション)を分かりやすく明確に提示することです。理念や使命と言い換えても良いでしょう。提示したUSPが明確であればあるほど、あなたのメッセージに共感してくれる仲間が集まります。

Unique Selling Propositionとは

1961年に広告の巨匠ロッサー・リーブス氏がまとめたマーケティング技法で、簡単に解説すると「お客様に対して、自分だけが約束できる価値の提案」を指します。言い換えると、「お客様の購入理由となる、特徴的な利益を表すメッセージを明確に表現すること」になります。


USP ユニーク・セリング・プロポジション 売上に直結させる絶対不変の法則

ロッサー・リーブス氏が定義した良いUSPの条件とは

1.あなたの提案(商品・サービス)で受け取ることができるお客様の利益(メリット)が明確であること
2.その提案は他者が提供できない(提供していない)独自のものであること
3.その提案は強力・魅力的であること

の3点です。

ライバルが真似できない、あなただけの価値を提案することができれば競合他社を恐れる必要が無くなります。

商品やサービスが競合してしまうのであれば、購入後のフォローやサポートを充実させるなどのサービスで差別化を図らなければいけません。「なぜ、あなたから買うことが最善なのか?」をお客様に訴えていくことができるUSPを考え出し明示することで、お客様の購入意欲を高める必要があります。

ナンバーワンであることではなく、オンリーワンであることが商品を売るにあたり最重要なポイントとなります。

各テーマパークが発するメッセージ

東京ディズニーリゾートの理念は「お客さまと社会にハピネスを届ける」という短いフレーズに凝縮されています。

このページ内には、お客様を大切にするとともに、一緒に働くキャストへのメッセージが込められています。

ディズニー社の創業者であるウォルト・ディズニーは、「人は誰でも世界中で最もすばらしい場所を夢に見、創造し、デザインし、建設することはできる。しかし、その夢を現実のものにするのは、人である」という言葉を残しています。どんなにすばらしいテーマパークをつくっても、それだけではゲストにハピネスを提供することはできません。

キャストのホスピタリティとは、ゲスト一人ひとりがどのような期待を持っているかを把握し、理解するとともに、その期待に応え、さらには上回るサービスを提供できるよう努めるおもてなしであり、気配りの精神です。多くのゲストにハピネスを感じ、笑顔になっていただきたいという想いが生み出すキャストのホスピタリティは、テーマパークが提供するハピネスの大きな源となっています。

 
ユニバーサルスタジオジャパンのビジョンは『私たちは、ゲストの期待を上回る「感動とサービス」を提供することにより、エンターテインメント&レジャー業界におけるアジアのリーディングカンパニーを目指します』です。

この一文に、アジア最大のエンターテイメントを提供するというメッセージが込められているわけです。

旭山動物園は動物園の使命・役割を「レクリエーションの場」「教育の場」「自然保護の場」「調査・研究の場」の4つと定義し、来場者に価値を提供しています。

決して立地条件が良いとはいえない旭山でお客様を呼ぶことができるのは「動物たちと一緒の楽しい時間を過ごし、美しい動物たちのすばらしい能力に感動し、生きていることのすばらしさを実感できる場所」を提供したいと考えているスタッフが原動力となっています。

沖縄美ら海水族館の基本方針は、「自然豊かな沖縄の海をそのまま展示する」というコンセプトのもとに南西諸島・黒潮の海に生きる多種多様な水圏の生き物達との出会いの場を創出しています。

 

好調なテーマパークはこのようにお客様に対して強固なメッセージを打ち出しています。文字として認識はされていなくても、この考えをベースにスタッフが動いているからこそ、お客様は雰囲気として感じ取り共感してくれるのです。

コミュニティの考えに共感してくれる仲間が、一人でも多く加わってもらえるような強力なUSPを創り出さねばいけない理由がここにあります。

Step.3 あなたの提唱するメッセージに共感してくれた人にコミュニティ参加を促す

あなたのメッセージを世界に向けて発信しましょう。

あなたのウェブサイト、ブログ、FacebookなどのSNSで情報を公開することがStep.3に該当します。

とはいっても、最初から共感してくれる仲間が現れるわけではありません。コンテンツ(実現させたい世界観や経験に基づくノウハウなど)を充実させたり、イベントを開催したりしてあなたのことを知ってもらうための窓口を広げましょう。友人を紹介してもらうことも良いでしょう。

Spep3については、とにかくあなたのメッセージが届くまでがんばれとしか言えないのですが笑。

ブログやSNSを毎日更新したり、さまざまなイベントに足を運んで交流を図ることで、あなたのメッセージに共感してくれる人に出会うことができます。1人が2人、2人が4人、4人が8人と、少しずつで構わないので、一緒に歩んでくれる仲間を増やしていきましょう。

Step.4 メンバーにとって居心地の良い場の提供し続ける

旧来であればメールマガジン等で、定期的なフォローを行うことでメンバーのロイヤリティを向上させることができます。今はFacebookグループなどを活用したオンラインサロンでも良いでしょう。

フォローとはいっても単なる挨拶や現状報告ではなく、意味のある情報提供を心がけなければいけません。マーケティングを取り扱うコミュニティであれば、マーケティングに関連する情報を載せる必要があります。美容のコミュニティであれば、季節ごとの肌のお手入れ方法を載せてあげる必要があります。

参加してもらったメンバーに対して、困ったことはないかの確認も忘れてはいけません。コミュニティに入ってくれたメンバーは、ブログの読者と比べて一段高いロイヤリティを持っているわけですから、参加者限定イベントなど特別感のある提案もおこないましょう。直接顔を合わせてメンバーの声を聞ける機会は貴重ですので、多少のコストは意味のある経費だと考え、感謝の意味を込めて勉強会や交流会等のイベントを企画しても良いでしょう。

あなたのコミュニティの居心地が良ければ、ずっと滞在してくれるのです。

Step.5 お金を使ってもらうポイントを作成し、サービスを継続する基盤を固める

メンバーとあなたとの関係性が充分強まったところで、新しい商品さサービスを紹介し始めても良いでしょう。ワンランク上のサービスや、個人にカスタマイズされた専門的な勉強会など、メンバーが興味を抱く提案を適度におこなうことで売上を伸ばすことができます。

新商品をメンバーだけにベータ版として、先行体験してもらっても良いでしょう。

コミュニティを上手に運営するポイントは、最初から収益を求め過ぎない事に尽きます。あなたの商品やサービスを購入してくれる人は、お客様でもあり同時に仲間です。あなたの持っている価値をあなたの理念に共感してくれる仲間に全力で提供することで、仲間の未来がより良くなる。その結果として、仲間はあなたのことを更に信頼して付いてきてくれるのです。

信頼関係が生まれる前、充分な価値が提供できていない前に収益を求めすぎると、仲間は見限って離れていってしまいます。幸いにもコミュニティ運営は、かかるコストが著しく低いわけですから、収益の最大化は急がなくても問題ありません。じっくりと仲間に楽しんでもらえる「場」を生み出すことに注力しましょう。信頼関係が結ばれていれば、喜んでお金を払ってくれます。

※もちろん売上を伸ばさなくても良いという選択肢もあります

最初の話に戻りますが、ディズニーランドでは場内で楽しんでさえ貰えれば勝手にお客様はお金を使っていくのです。この原理を心に留めてコミュニティを運営しましょう。

コミュニティの重要性と作り方セミナーやります

というわけで、リアルイベント大事って書いたので、コミュニティに関するセミナーを開催します。もちろん僕の運営するコミュニティ「ギガ盛りブログ飯」メンバーは無料で参加できます。

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