まぁ、僕の話なんですけど。
僕はよく「カテゴリを跨げ」という話をします。自分の安心領域(コンフォートゾーン)に居続けると思考が固定化して、新たな気付きを得るチャンスを失ってしまうからです。別にいきなり大ジャンプしろなんて言いません。半歩でいいので、自分の輪の外に足を踏み出す気持ちと行動が大切です。
ご存知の人もいるかも知れませんが、2010年ぐらいまで僕はほぼ一人きりでブログを書いていました。文章も技術的な面も本やネットで調べて、ほぼ独学で知識を得ています。そもそも当時はブログやWordPressの情報自体少なかったんですけど。
で、収益が伸びてくると心に余裕ができるのか、外に情報を求めに行くようになります。
当時はアフィリエイト関係の人しか知り合いが居なかったので、小心者なりに勇気を振り絞っていろいろな業界に足を踏み入れました。
まず足を踏み入れたのが、文章猛者が集まるブログ業界です。
2011年ぐらいからアジャイルメディアネットワーク主催のイベントに行き始めてちょっとずつ知り合いは増えましたが、当時はいわゆる有名ブログを一つも知りませんでした。
次に踏み入れたのがプログラム猛者が集まる日本Androidの会です。やはりAndroidメディア(Xperia非公式マニュアル)を運営しているのであれば、この会に入っておかねばなりません。
とは言っても僕はプログラムなんて書けないので、告知担当としてしか役には立ちませんでしたが。なお、生まれたての子鹿のごとく足ブルブル状態だったので、まずは埼玉支部に遊びに行って、慣れてきたら埼玉支部の運営委員に。本会のイベントに遊びに行って、慣れてきたら本会の運営委員にと段階を追ってにじり寄っていきました。
ちなみにブログ飯の担当編集と出会ったのはこの日本Androidの会がきっかけです。
そして最後に足を踏み入れたのがデザイン猛者が集まるWordPress界隈です。
目次
僕とWordCamp
最初に参加したのは確か2011年です。まだ楽天が品川シーサイドという青物横丁にあったころですね。この時期は僕はMovable Typeユーザーだったんですけど、誰かに誘われたのか、なんとなく足を運んでみたんですよ(覚えてない)。
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「主要メンバーと親密になるには運営スタッフになれ」という染谷メソッドがあってですね。その教えに従ってWordCamp Tokyo 2012の広報(ブログ)担当になりました。とはいえ、まだMovable Typeユーザーだったので、WordPressの投稿画面に慣れるの大変だったんですけど。
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広報スタッフとして参加してたWordCamp Tokyo 2012 なんですが、当時は出版相談ブースってのがあって、そこで出会った編集さんと一緒に作った書籍がネットショップの教科書です。
企画から発売まで1年半かかったのも今では良い思い出です。
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目論見通り主要メンバーと仲良くなって、WP-Dという匿名の怪しいブログの収益化カテゴリ担当として名を連ねることになりました。
なお、このWP-Dのメンバーで出版した書籍が以下のプラグイン本です、懐かしい。実は僕のデビュー作はブログ飯じゃなくてこの本です。
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2013年の初めあたりにWP-Dでブログをアップしたんですけど、この記事が大爆発してはてブ2,000超え(https化によって数値がリセットされた、ううう…)、1日(1記事)のページビューが10万とかになったんですね。
で、この記事を読んだ編集さんと一緒に作った書籍がAdSense本です。
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ずぶずぶとWordPress沼に巻き込まれていって、気づいたらWordCamp Tokyo 2013のセッションリーダーになりました。
6本のパネルディスカッション(登壇者20人)の企画+司会2本と、どう考えてもおかしなスケジューリングだったんですけど、ボランティアメンバーの皆さんの活躍でなんとか事故無く終わることができました。6ヶ月、原稿滞らせました。
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WordCamp Tokyo 2014は2013の時に滞らせてた仕事が終わってなかったので、運営には入らなかったのですが、WordCampメンバーと一緒に書いた書籍が出たので、書籍の営業にだけ行きました(え
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WordCamp Tokyo 2015 サボった
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WordCamp Tokyo 2016 サボった
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WordCamp Tokyo 2017 はようやく仕事も落ち着いてきたので、登壇してみました。
あと、WordCampメンバーで本も出しました。
あなたもアフィリエイト✕アドセンスで稼げる! はじめてのWordPress本格ブログ運営法
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WordCamp Tokyo 2018 は、いま応援ブログ書いてます。あと本が出ます(こればっか)。
2011年にふと思い立って、自分の領域を広げるために踏み出した一歩が、7年間でこんなにも大きな変化になっています。踏み出さない理由なんてありますか?
WordCamp Tokyo 2018 の個人的見どころ
前置きだけで2,000字超えてるんですけど、本題に入りますね。
こちらがWordCamp Tokyo 2018のタイムテーブルです。14日(金)は自分で手を動かすワークショップのようなスタイルで開催されるコントリビューターデイ。そして15日(土)はさまざまなジャンルのセミナーを聞いたり、ブースで交流を図ったりできる(ブース出展してるよね?)セッションデイです。
僕は15日参加なので、15日の個人的見どころというか、回るであろうセッションをピックアップします(朝、起きれたらの話なんですが)。
10:10
ここかなぁ。未来の話は気になりますよね。
11:00
か
ですね。
地域ブログのことと、フリーランスのマインドセットなので、どっちも聞きたいなぁ。
11:30
11時30分のセッションは全部聞きたくて、オウンドメディアにPayPal決済の話、デザイナーとして生き抜くためのスキル、そして今村さんですよ。
最初と最後だけ今村さんを冷やかして、あとはその場の流れで3つの中から選択します。まようー。
13:00
か
かなぁ。
14:00
PWAは今後伸びてくる技術のはずなので、このセッションは外せません。
登壇者の進藤さんは日本Androidの会のときにもお世話になっていたので、久々に会うの楽しみです。
15:00
小杉さんはWeb解析士なので、数値面を見るだけではないアクセス解析の方法を教えてくれそうです。
16:00
この時間帯も迷ってて、なんとなく立ち位置的にはアフィリエイト、サーバー会社の裏側も知りたいし、そして清野くんも冷やかしたい。
この時間帯も状況を見て決めようと思います。
アフターパーティーもあるよ
渋谷に会場を移して、懇親会が開催されます。ワンドリンク分はWordCampのチケット代に含まれています。
登壇者も参加してると思いますが、仲良くなりたい、印象に残したいという人は、一つ染谷姑息メソッドを伝授します。
それは、「アフターパーティーまでに参加レポートをブログに上げて、その後に挨拶する」ということです。登壇者は自分の発表がどうだったのか気にしています。前向きな感想を書けばすごい喜ぶと思いますよ。
WordCamp Tokyo 2018のチケットはこちら
未成年は無料で、一般は2,000円で参加できます。もう未成年チケットも一般チケットも数少なくなっていますので、スケジュールが空いていたらすぐにでも申し込んだ方が良いですね。
さ、一歩踏み出してみませんか?