先日の記事でモデル3の外観について書きました。
なので、今回の記事ではモデル3の頭脳部である15 インチ センター タッチスクリーンについて解説していきます。
一般的なクルマであれば、カーナビ、カーオーディオ、エアコン、スピードメーター・タコメーター・燃料計・水温計等のインパネなどが運転席からセンタークラスターにかけて搭載されています。
ところがモデル3はセンタークラスターの位置に、このタッチスクリーンが鎮座しているだけです。要はこのディスプレイが、ほとんどすべての動作を担当しているわけです。
最初にモデル3を起動すると、上記のような画面が表示されます。これ車体アイコンのカラーはそれぞれのオーナーの購入した色になってるんでしょうね。
15 インチ センター タッチスクリーンの機能
「車に名前を付ける」をタッチすると、自分のモデル3に名前をつけることができます。僕はネーミングセンス皆無の塊なので適当につけましたが、「子猫ちゃん」とか「エリザベス」とか「イーロン」とか好きにつければいいと思います(投げやり)。
左上のBluetoothアイコンをクリックするとiPhone等のデバイスを同期できます。後ほど書きますが、同期しておくとスマホをモデル3のキーとして利用できるようにもなります。
あとWi-Fiの設定も可能です。モデル3は基本的にLTEの通信回線が繋がっていますが、OSのアップデート等、大容量のダウンロードを必要とする場合はWi-Fiの方が良いみたいなので、自宅のWi-Fiに繋いでおくことをオススメします。
人形アイコンをクリックするとドライバーの設定をおこなうことが可能です。
このドライバープロフィールを設定しておくことで、座席位置やミラー・ハンドルポジションを記憶させておくことができますので、 複数のドライバーが運転する場合は設定しておくことをオススメします。
右下のモデル3アイコンをタッチすると、コントロール画面が表示されます。右側の車の画像上下の「開く」をタッチするとトランクが開きます。左側の「⚡」アイコンをタッチすると充電口が開きます。
そして左側のメニューを一つ一つ説明します。
左部コントロールメニューの機能
一番上の「クイックコントロール」で、運転前のざっくりとした設定は完了できます。基本的にヘッドライトは自動なのですが、手動でON/OFFも可能です。
ミラーは「調整」をタッチして、ハンドルに埋め込まれているボタンで位置調整します。位置を動かしたら設定を保存しておきましょう。
なお、「収納」をタッチするとミラーが畳まれます。
タッチスクリーンの明度も自動設定なのですが、手動で設定することも可能です。
左メニューの「ライト」から、各種ライト機能の設定が可能です。「オートハイビーム」をONにしておくと、対向車線の光を感知して、自動的にハイビーム/ロービームを切り替えてくれるそうです(まだ未体験)。
「ロック」メニューからはカードキーや、スマホのキー登録(モバイルキー機能)、オートロック等の設定が可能です。
とはいえ、このモバイルキー機能、まだ国土交通省の基準改正待ちらしいので(納車時の確認書に書いてあった)、許可が降りるのを首を長くして待ちましょう。
「ディスプレイ」メニューからは、昼/夜モードの切替(基本的に自動)、明度設定(基本的に自動)、言語、あとは表示形式を自分好みに変えることができます。
距離をマイルに、温度を華氏設定にしておくと外国っぽい雰囲気ですね。
「運転モード」は走行性能の調整です。コンフォート側にすればマイルドに、スポーツ側にすると獰猛になります(やってないのでイメージです)。
回生ブレーキとはアクセルを離した減速時のエネルギーを電力に変えて再充電する、電気自動車やハイブリッド車で取り入れられている仕組みです。この回生ブレーキの強度も調整することができます。
↓回生ブレーキについての細かい説明はこちらをお読みください。
一般的なガソリン車でいうエンジンブレーキなのですが、体感的にはドライブレンジから2レンジに変更したぐらいの減速感があるので、慣れるまでちょっと怖い感じがあります。
アクセルワークだけで時速10kmぐらいまで余裕で調整できますし、右左折もブレーキ踏まないで原則可能です。
オートパイロットシステムも搭載されていて、ベータ版ではあるものの、様々な運転アシスト機能が利用できます。なんとなく怖くてまだ使ってないんですけど。
ナビゲーションシステムは基本的にGooleマップです。先程も書きましたが、テスラは通信回線が常時つながっているので、オンラインのマップが利用可能です。
そしてこれの一番ありがたいのが、ナビゲーションシステムの地図を買い換えなくていいという点です。新しい道路ができた際、地図が古いと表示されないのが今までの常識でしたが、Googleがマップを更新すれば新ルートも表示されるようになるわけです。
「安全とセキュリティ」メニューは、だいたい駐車時の設定ですね。
モデル3は乗ってると基本的に電源ONなのですが、社内で長時間駐車したいときとかは電源をOFFにすることも可能です。
モバイルアクセス機能を許可すると、スマホの情報がこのディスプレイに表示されるようになります(おそらくその設定)。
こんな感じで、その日最初にモデル3に乗った時にGoogleカレンダーの予定が表示されます。
「サービス」メニューはメンテナンス時や初期化の際に使う感じですね。
「ソフトウェア」メニューからは、通算走行距離の確認や、ソフトウェアアップデート設定がおこなえます。早くアップデートするところ見てみたいな。
下部コントロールメニューの設定
下部メニューの♫アイコンをタッチすると、オーディオ画面が表示されます。FMラジオやBluetoothで接続したデバイスの音源、USBメディア内に保存してあるmp3が再生できます。
スピーカーのバランスも好みに応じて調整可能です。
あ、そうそうモデル3に限らずですが、テスラの車両に純正でテレビ機能はありません。(これについては別記事でも書きます)
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2019/12/10追記:テレビの記事書きました
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♫アイコンの左隣の「^」アイコン(開いた状態だと「×」アイコン)をタッチすると、さらに各種メニューが表示されます。
ゲームができたり(映り込みとチリがひどいな…)
おもちゃ箱というよくわからないアメリカンな機能で遊ぶことができたり、
リアカメラを起動したり、
走行データを確認したり、
先程も紹介しましたが、デバイスを同期しているとカレンダーの表示も可能になります。
続いてシートアイコンをタッチすると、シートヒーターを作動することができます。オフ+三段階で温度調整できます。
エアコンは温度の箇所をタッチすると各種メニューが表示されます。基本的に左右のエアコンは同期(同じ温度)に設定されていますが、動機を切れば左右別の温度にすることもできます。
あと、車から降りると自動的にエアコンは切れるのですが、夏場冬場で温度調整しておきたい場合は降車後もエアコンをONにしておくこともできます。
エンジン音がしないので、中にペットなどが居たら第三者が心配する恐れがあります。その際は「DOG」モードにしておくとエアコンかかってるアピールが可能です。
オーディオの音量は左端の音量アイコンの<>で調整可能です。あと、ハンドル左側に埋め込まれているボタンにも音量調整機能が付いています。
右部コントロールメニューの機能
さて、右側の方に戻ります。
ワイパーはフロントガラスに水滴が付けば自動的に動作するのですが、ワイパーアイコンにタッチすることで手動(四段階)で作動させることもできます。
車体に何かしらのエラーが発生した場合も、右側のエリアに表示されます。
モデル3には四方八方にセンサーが搭載されていますので、周囲を走るバイクやクルマ、自転車、歩行者も表示されます。これ、なかなかキモくておもしろいです。
よく見ると車体アイコンのブレーキランプが点灯しているのですが、実際にヘッドライトが点いていたり、ブレーキを踏んでいたりする状況がそのまま表示されます。芸が細かい。
夜だとこんな感じ。ヘッドライトが点いているのと、ブレーキランプが点いているのがわかりやすいです。
そんなわけで、ピンぼけだらけの写真で心苦しかったのですが、タッチスクリーンについては以上になります~。
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もし英語表記になっていたら、右上の言語指定で日本語に設定可能です。