なぜ2018年に11冊の本を手がけることができたのか

昨日の記事で2018年を振り返りつつ、関わった書籍の紹介をしてみたわけですが、

なにゆえ1年で11冊もの書籍に関わることができたのか、僕的に5つのポイントが有ったと思うので、それをまとめてみたいと思います。

商業出版というと、有名人や著名人しか出版できないというイメージがあるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。

書店を一周してみてください。あなたの知っている著者ってどれだけいますか?9割以上の著者は始めて見た名前のはずです。あなただってその9割の中に入り込むことはできるんです。

僕は今年11冊の本に関わっていますが、僕の能力が際立っているかというと全然普通です。芸能人やスポーツマンでもありません。一応、会社の社長ではありますが、世間に対する影響力なんてほとんどありません。でも2018年は11冊の出版実績があります。一般人にもかかわらずです。

自分が普通だと思っていることって、第三者から見たら異常値かもしれません。その独自性から法則を導き出し、誰が読んでも理解できるように翻訳し、世界に向けて発信するチャンスは誰にだってあります。

やり方を知って、挫けずに実践することで、チャンスの神様の髪の毛は次第にフサフサになっていくんですよ。何回握り逃したって、最後に毟り取ればいいわけです。

1.実績を積み上げておいた

2017年まで、僕は15冊以上の書籍を出版していました。これ自体も実績ではあるのですが、それ以外に2つの要素があると思っています。

それは「(本当の)締切を守る」、「出版社の期待値以上の部数を売る」著者だから依頼が続いたのだと思います。

この2つの要素、当たり前に感じるかもしれませんが、やってみるとなかなか難しいんです。

スケジュール通り執筆が進む著者はどちらかというと少数です。出版社には発刊スケジュールがありますが、原稿が遅れると発刊スケジュールにも影響します。結果として、発刊されない月が出てしまう、1年間で発売したい冊数に満たないという現象が発生します。

その充当をするために、納期が安定している僕に急ぎの依頼が来る場合もあるのですが。

もう一点の「売る」ということも大切です。増刷がかからないと、出版社としては利益になりません。原稿を書き上げることに全労力を使い果たして、売るための活動までエネルギーが続かない著者も多いです。販売活動に積極的な著者は、それだけで出版社からしてみるとありがたい存在なんですよ。

なお、「最初の一冊を出したい!」という方は、そのノウハウをこの電子書籍にまとめていますので、ぜひご覧ください。


出版の教科書

2.依頼をすべて受けた

前項でも軽く触れましたが、出版社には大枠の刊行スケジュールがあります。

特に僕のメインジャンルである技術書カテゴリでは、毎年のようにシステムやバージョン、ルールやトレンドの変更があります。様々な出版社がバージョンアップに合わせた形で書籍の企画を考え、著者を探しています。

すべての企画が順調に著者が見つかり、原稿もスケジュール通り進めば出版社としても万々歳なのですが、多くのプロジェクトはそうではありません。

企画は通っているけど著者が見つからない、著者は見つかったんだけど結局書ききれなかった、スケジュール通りに原稿が出てこないなど、店頭に並ぶまでにはいろんな山場(おもに崖っぷち)があります。

2018年は僕の持ち込み企画は5冊です(そのうち1冊は雑談程度で決まっちゃいましたが)。ですので、残りの6冊は出版社からの依頼なんですよね。著者が見つからなかったのか、お願いしていた著者が逃げたのか、依頼の理由はさまざまですが、1で書いた「実績」を積み上げればお声がけ頂く機会が増えます。

とはいえ、僕がすべての企画に精通しているわけではありません。上っ面の部分しか知らないテーマの依頼もあります。それでも今年は全部受けました。理由は次の項目に書きますが、自分のコミュニティに著者候補がたくさん居たからです。

3.コミュニティがあった

多少無理筋な依頼でも受けられる理由がコミュニティです。

僕はいま、「ギガ盛りブログ飯」と「複業のトリセツ」の2つのコミュニティを運営しています。

この2つのコミュニティの参加者は合わせて120名を超えています。

これだけのメンバーが居れば該当ジャンルの専門知識を保有しているメンバーも居るし、出版に興味があるメンバーも居ます。

僕としては情報発信の次のステップとして、出版にチャレンジしてもらい、自分自身の社会的価値を向上させていただきたいと考えています。手を挙げてくれた場合、僕の立ち位置としては共著か監修、あるいは編集協力という形式になります。

メンバーは出版のチャンスを得られ、出版社は年間目標を計算でき、僕も実績に繋がる三方良しな状態になっています。

コミュニティのメリットについては上記記事でもう少し詳しく解説しています。

4.ワンソース・マルチユース

僕が依頼された書籍のすべての文章を書いているわけではないですが、そうは言っても「よくそんなに書くことあるね」と言われることも多いです。

そりゃそうです、そんなに多くの主張やノウハウを持っている人は多くありません。でも、たとえ同じことを言っていたとしても、文章の構成や、書籍のジャンルに応じて使い分けることで、違った印象を読者に与えることができます。

僕の書いてる本全部持ってる人には「また同じこと言ってるわね、ホホホ」と思われているとひしひし感じますが、すべての読者が僕の本を全部買っているわけではありません。書籍のテーマによって、読者層は変わってきます。だから同じ(ような)こと書いても新鮮に受け取ってくれるんです。

書籍に限らず、現実社会でもよくある話で、ある業界では当たり前のことでも、別の業界ではまったく知られていないようなノウハウというのは数多くあります。あなたの持っている知識を他業界に流用することで、大きな成功を収める可能性も充分に考えられます。

とはいえ、同じことばかり書くわけにいかないので、共著や監修という立場で新しい著者の知識や経験を世に出していくスタイルに変えつつもあります。

5.書ききった

書ききるというのは正義です。

書き終わりさえすれば、編集さんの力を借りることができるんです。日本語がちょっとぐらい変でも直してくれるんですよ。でも、元となる文章が無ければ、編集さんはどうすることもできません。

(7月、8月は4冊同時並行で執筆していたのでさすがにヤバかったですが…)

ですので、共著、監修で関わっている著者にも、「きれいな文章である必要はないので、まずは持っている知識や経験を外部に出してくれればあとはなんとかするのでOK」と伝えています。きれいな文章書いてくれるのであれば、それはそれでありがたいんですけど。

書き終わったらあとは売るだけ

そんなわけで、12月に2冊出ているので、明日ぐらいから書店回りしてきます!

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