先日、栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリーで開催された収穫祭に行ってきまして。ココファームの収穫祭は今年でなんと33回目で、地元はもちろん、各地からワイン好きやお祭り好きから愛されているイベントです。
そもそもココ・ファーム・ワイナリーは、1950年代に特殊学級(現在の支援学級)の中学生たちによって開墾された葡萄畑が原点となっています。1980年代のはじめに知的な障害を持つ人たちの自立を目指して、こころみ学園のワイン醸造場がつくられ、園生みんなが何らかのかたちでワインづくりに携わっています。詳細は下記リンク先のこころみ学園だよりをお読みください。
生産者の愛情がこもったワインを青空の下で楽しめるだなんて素敵じゃないですか。というわけで、酒好きの染谷家も今年初めて参加してきて、その盛り上がり具合がすごかったので写真多めにレポートしたいと思います。
収穫祭会場にはシャトルバスで
普段はココ・ファーム・ワイナリーまで車で行けるのですが、収穫祭当日は何万人もの来場者が訪れるのでJR足利駅/東武鉄道伊勢崎線足利市駅からシャトルバスが運行されています。せっかくワインの収穫祭に行くのですから、楽しんで飲めるよう、電車とバスを利用することをお薦めします。もちろんタクシーでもOKです。
バス代は片道500円で、収穫祭の入場券3,000円も乗車時に購入可能です。駅からココ・ファーム・ワイナリーまで約30分程度で到着します。散歩がてら歩いてもいいんですが、5~6kmあるのでスニーカーなどの動きやすい靴、服装で行った方が良いでしょう。
なお、帰りもココ・ファーム・ワイナリーの入口駐車場からシャトルバスが運行されています。ただ、イベント終了と同時に帰ろうとしてもバスに乗るのに1時間待ちとかになるので、待ち時間も含めて1日のスケジュールを考えて行動しましょう。
自然豊かなココ・ファーム・ワイナリー
バスを降りて登り坂を歩いていくとココ・ファーム・ワイナリーの案内看板が出てきます。
僕らは2日目の13時ぐらいに到着したので入場口は空いていましたが、おそらく朝10時とかだとかなり混雑してるんでしょうね。
入場口ではワイングラスと、首掛け(ワインの瓶やグラスを入れられる)、あとワインの引換券が貰えます。これで3,000円ですから、かなりリーズナブルな金額だと思いますね。
収穫祭会場は大盛況です。山肌のぶどう畑も開放されており、ピクニック気分でワインやフードを楽しめます。レジャーシートは必須アイテムですね。ぶどう畑以外にもテントエリアがあって、椅子とテーブルも設置されています(タイミングよくないと座れないですけどね)。
テントエリアではフラメンコ隊のダンスも楽しめます。
急勾配の道を15分ぐらい息を切らせながら歩くと展望台に到着します。
心臓破りの坂を制覇した人間だけがココ・ファーム・ワイナリーを一望できるのです。
頂上にはワインのバルーンもお出迎えしてくれます。おそらくこの坂、ワインを飲んでから登ると息は上がるわ酔いは覚めるわでなかなか大変なので、先に制圧しておくと良いでしょう。花より団子の人は登る必要なんてありませんので、真っ先にワイン売り場に並びましょう。
できたてワインだ!フェス飯だ!!
さ、いよいよ収穫祭の本番ですよ。
ココ・ファーム・ワイナリー収穫祭内には三箇所のワイン供給所があります。赤、白、そしてロゼ。
そしていたるところで美味しいおつまみを売っています。いやー、楽しいね。
全部が全部美味しいんですが、特に(個人的)お薦めなのはできたてワインのロゼ。フレッシュで飲みやすくて旨くて、ついつい飲みすぎてしまうかなり危険なワインです。
なお、ワインは引換券だとデキャンタの半分かボトル一本、現金だとデキャンタ半分が1,000円、デキャンタ満タンで2,000円です。ボトルワインはおみやげでも買えるので、現地でしか飲めないできたてワイン(赤、白、ロゼ)を当日は楽しんで、自宅ではおみやげで買ったボトルワインで楽しむのが良い感じです。
魅力的なワインがたくさん売ってますので、ワイン好きはお金たくさん持っていきましょうね。そしていちばん大切なこと。お酒は楽しくほどほどに。飲み過ぎには注意しましょう。
ココ・ファーム・ワイナリー収穫祭2017は11月18日と19日
ココファームの公式サイトで2017年の収穫祭スケジュールがすでに載ってました。
http://cocowine.com/portfolio-view/2013-harvest-festival/2017年11月18日(土)と19日(日)の二日間、また足利が熱くなりますのでこの記事を読んで興味を持ってくれたらぜひ足を運んでみてくださいね。