1つの業界で結果を出していると、さまざまなところから登壇依頼が舞い込みます。
僕は、「調子がいい時にこそ新しいことにチャレンジしろ」と言ってるようなので(覚えてない)、自分のゾーンを広げるための活動は大賛成です。
数年前染谷さんに初めてお会いした時、「うまく行ってる時こそいろいろやっておくといいよ」みたいな感じのアドバイスをもらって、それをずっと覚えておいてよかった💭
— 亀山ルカ (@RUKAv2) 2019年3月23日
蒔いた種は無駄じゃないしどこかで役に立つなと思う🤔💓
これからもそうやってやっていこう😆
そんな良いこと言ってたんだ…。
そんな懐かしい、なおかつ覚えてない発言は置いておいて、このブログ記事のタイトルにしている2種類の外部登壇について、僕の考えを書いていこうと思います。
要は外部の企業から講演依頼が来ても、ホイホイ受諾しないで、一歩立ち止まって依頼内容を吟味しようという内容です。
実績になる外部登壇
僕はオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」を運営していて、その参加メンバー向けに毎月セミナーを開催しているのですが、外部からの依頼も理念や条件に応じて受けています。理念や条件が合わなければお断りしています。
全部ではないのですが、代表的なものとして以下のような外部登壇実績があります。
僕が考える自分の実績になる外部登壇とは、「参加者のメリットが最大化する」ことです。
僕の講演を聴くことにより、何か一つでも参加者が喜んで貰えれば、会費以上の価値を得ていただければ、その「参加してよかった」という感想が信頼として積み上がり、自分の実績となるわけです。
ちょっとぼんやりして分かりづらい説明なので、かなり極端ではではありますが、わかりやすい見分け方を載せます。
その見分け方とは「集客は主催者がメインでおこない、登壇者はセミナーの質を高めることに注力できる」スタイルになっているという点です。もちろん登壇者が告知をするのは主催者も喜ぶと思いますが、あくまでも補助の立ち位置です。
まだ「なに言ってんだこいつ?」と思う人もいると思うので、次項の「信頼残高を目減りさせる外部登壇」と比較してもらうと、明確に違いがわかると思います。
信頼残高を目減りさせる外部登壇
自分の価値が減少する外部登壇でよくあるパターンが、参加者への営業目的色が強いイベントへの登壇です。
特に登壇者が必死に集客しなければいけないイベントは要注意です(2015-2019 染谷調べ )。
なぜ要注意か。それは自分の講演を聞きに来た(=ファン)が営業を受ける可能性が高いということです。ものすごく良い商品なのであれば構いませんが、損失を被る可能性のある商品を紹介されるのは好ましくありません。
別に主催者が営業すること自体が悪いわけじゃないんです。ここで言いたいことは「主催者側のメリットが最大化し、そのぶん参加者が損をしていないか」という事です。
企業がコストをかけるのはリターンを求めるためですから、参加者に対して営業活動をおこなうのは当然のことです。でも、その営業方法や商品のクオリティが重要です。
「染谷の話聞きに来たのに、変な商品を押し付けられた」とか言われるの辛くないですか?
主催者側のコスト負担意識がない
前項で「コストをかける」という言葉を使いましたが、主催者側がどれだけリスクを取っているかを確認することも大切です。
単純計算なのですが、参加費3000円×45人のイベントであれば、売上は135,000円です。講師への謝礼を5万円、会場費を3万円に抑えれば、イベント自体も黒字で、さらに45人の見込み客リストまで手に入るという、営業側から見れば夢のような仕組みです。
実質、ノーリスク・ノーコストで参加者リストを取得しているわけです。
顧客リスト集めるのに・・・じゃなかった、もっと講師の講演料や、参加者への軽食代とかに予算使おうよ。少なくともリスト集めイベントで儲けようとするのやめようよ。
謝礼が10万円だったら自己開催の方が良い
これも単純計算ですが、参加費3000円×45人で135,000円として、会場費30,000円使ったとしても10万円を超える黒字です。外部でやる意味ないですよね。
面白そう、自分にも参加者にもメリットが大きいと思ったら無料で引き受けたって全然構いません。「自分の中で判断基準を決めておく」ということが重要なんです。
余談ですが、僕、関係性ができていない人(会社)と価格交渉で消耗したくないので、価格を公表してるんですね。明朗会計って楽チンじゃないですか。
過去にこんな記事も書いていますので、参考として置いておきます。